このブログは更新を終了しました。
ネットで見かけただけの見ず知らずの私に、たくさんの物資を託してくださった皆さま、本当にありがとうございました。

このブログは、支援やボランティアが必要だった「震災直後の記録」として、そのままの状態で残します。

これからは、物資の支援から、消費の支援へ。
被災地に行ってお金を使おう!

次の 2つのサイトを進めています。

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Aug 23, 2013



趣味が高じて買った積載車(クレーン付き)で週に1~2回、水没車を引っ張ったり吊り上げたりしています。
当初は空荷で往復してましたが、現在は皆さまからの救援物資も直送中。
「災害派遣車両」として高速道路が使えるようになり、ブログを始める余裕ができました。

東京での想像と、現実とのギャップ。
これを、少しでも埋めたいんです。


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このゴールデンウィーク、被災地での個人ボランティアを考えてる方も多いことと思います。
そのつもりで、意識してテレビやインターネットを見てみると、いろんな情報がありますよね。

たとえば……

【1】個人個人が勝手に被災地に行くと、現地の人達が困るから、行かないほうがいい

【2】マスコミに何回も登場している、石巻、志津川(南三陸)、気仙沼、陸前高田。
この4つの地域には全国から支援が殺到しているから、もう大丈夫。
この4つ以外の小さな町や漁村、人口10人とか20人の小さな集落などを丹念にまわったほうがいい。

【3】個人ボランティアはもう十分に足りていて、受け入れを拒否している

【4】現地で交通渋滞が問題になるから、マイカーでは行かないように

……等々。


でも、違うんですよ。
現実は、そうじゃないの。

もちろん、ウソではないです。
本当のことではあります。

でも、その情報がすべてだと思ったら、そうじゃない。
被災地に行く前に、その辺は整理したほうがいいと思います。


【1】個人が勝手に行くと、現地で迷惑する?

そんなことはありません。
手ぶらで来て、写真だけ撮って、1円も使わないで帰るなら、迷惑でしょうけど。
人手が足りなくて放置されてることは、たくさんあります。


【2】あの4地域はもう大丈夫?

あの4地域はもう大丈夫?」で書いたとおり。
市町村の名前は同じでも、山1つ、橋1本、向こう側に行ってみると別世界。
そこは忘れちゃいけないと思います。

でも。
東京や大阪ではほとんど報道されることのない、無名の小さな町や漁村、人口10人とか20人の小さな集落などを丹念にまわったほうがいい。
それもまた事実です。

無名の、とか書いたら、怒られそうですけど。
「あの4地域」も含めて、まだまだ大量の支援が必要です。
あなたも、行けばきっと役に立てます。


【3】個人ボランティアは受け入れ拒否?

そういう自治体があるのは、事実のようです。
グルメ番組と同じで、マスコミが報道すると、そこだけに殺到してしまう。
私たちが反省すべきところでしょう。

「あそこに行ったら誰か有名人に会えるかも♪」
……なんて理由で行くなら、ただの野次馬と変わりません。
有名人と言われる人達にしても、不本意でしょう。

ただ、誤解されてる部分もあります。

うちの自治体が「個人ボランティア拒否」と発表しちゃったけど、ちょっと待ってくれよ、とか。
地域の実情がボランティアセンターに届いてない、とか。
そんな話もよく聞きます。

地域から大量にあがってくる個別のニーズと、ボランティアに来た人達とのマッチング。
ただでさえ大変な仕事なのに、両者から殺到していて、手いっぱい。
ものすごいハードワークに追われているようです。

(こういう仕事って、平時でもものすごい心労ですよね)←私は苦手

つまり、そういう窓口で「募集してない」と言われても、そこの全域で個人ボランティアを拒否しているわけではない。
そういう窓口を介さず、フラッと行ってみて、その辺でがれきを撤去してる人や掃除をしてる人達に、声をかけてみる。
そういう勝手ボランティアも、ありだと思います。

それから、すべての自治体が個人ボランティアの受け入れを拒否しているわけではありません。

地図を開いて、聞いたことのない名前の町に行ってみましょう。
あなたにできることは、あちこちでたくさんあります。


【4】マイカーで行かないほうがいい?

マイカーがダメなら助手席で」で書いたとおり。
私は、それでもマイカーで行くべきだ!と思っています。


私が思うに、誰の指図も受けずに、自分がいちばん正しいと思うことをする。
それが個人ボランティアの本質。
だからこそ、自治体や大きな組織の皆さんの手が届かないところをフォローできるわけですよ。

たとえば……
村人は5人なのに、届いたリンゴは3個。
平等に配れないから、配布しない!とか。
そういう端数では送ってこないで!とか。

あるいは、避難所にだけ配っちゃった、とか。
それを自宅避難の人達が、後から知って不満を感じる、とか。
その辺が、自治体や大きな組織の難しいところ。

「公平」という観点からは、間違いではないんです。

そして。
そのリンゴ3個をナイフで5等分して、個別に配って歩けるのが、個人ボランティア。
そういう人手が、まだまだ足りてないんです。

自治体のボランティア窓口とか、大きな組織の歯車になるばかりが、ボランティアじゃない。
「個人ボランティアを拒否している」と聞いて、簡単にあきらめてしまうようじゃ、ダメだと思うんだけどなぁ。


サッカー日本代表の試合をテレビ観戦したこと、ありますか?

「そこのスペースが空いてるじゃないか!」
「何やってるんだ!」
……と思ったこと、ありませんか?

テレビの前で文句を言ってても、ダメなんですよ。
スタジアムの観客席から、声をあげてもダメ。

参加してる誰もが、自分にできる範囲で必死でやっている。
サボってるわけじゃないんだから。
スペースが空いてることに気づいたら、あなた自身がピッチに立って、そこを埋めましょうよ。

米とか水とか卵とか牛乳とか、紙おむつや粉ミルクを大量に積み込んで、被災地に行く。
公的な窓口が「個人はお断り」と言ってても、そこであきらめちゃいけない。
実際に現地で、がれきを撤去したり、片づけをしてる個人に声をかけて、手伝わせてもらう。
手伝わせてもらったお礼に、持ってきた物資を受け取ってもらう。

×:手伝ってあげる
◎:手伝わせてもらう

そこは人間同士、相性というのがあるから。
何となくしっくりこないこともあるかもしれないし、初対面なのに妙にウマが合って盛り上がるかもしれない。
気に入ったところがあれば、何回でも同じところに行けばいい。

どうせ、1個人にできることなんて、たかが知れてるんだから。
それなら、現地でがんばってる1個人をお手伝いすれば、いいんじゃないかな?

100人でがんばってるところに飛び入りしても、1%の戦力アップに過ぎないけど。
1人でがんばってるところに1人が加われば2倍、100%アップだよ?


個人ボランティアを受け入れ拒否する自治体が出ている。
……と聞いて、それだけで個人参戦を考えちゃってる人がいるようなので、書いてみました。

【注】サッカーの試合は、叫ぶだけにしましょう

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「日没なので、いったん内陸部に避難します」
「運転してて余震に気づかなかったら、津波にやられる」
「被災された皆さんからも、夜の海辺はダメと言われました」
……とツイートして、いったん海岸線から離れたのが、昨日の夜。

明けて今日。
東京に帰ってきちゃいました。

はい。
仕事が入ったので。

被災地での活動を続けるためにも、しっかり稼がなくちゃ。


さて。

自治体や大きな組織からの支援が届きにくいところに、東京から、皆さんからの生活物資を直送しています。
ご協力をお願いします。
……と言った時に、必ず聞かれること。

「何を送ればいいですか?」

何でもいいんです。
……と言われても、困りますよね。

それは、現地でも同じなんです。

さっきから、他県ナンバーのトラックがウロチョロしてる。
なんだ、ありゃ?
水没車を狙った窃盗団か?
……と思っていたら、俺達の避難所に停まった。

で。
見ず知らずのオッサンがおりてきて、こう言う。

「東京から生活物資を直送しています」
「何か必要な物はありますか?」

何者だかわからないオッサンに、どこまで頼んでいいんだろう?
頼んだら本当に持ってきてくれるの?
家でも車でも漁船でも?
……と、まず最初に警戒しますわな。

何でもいいから、救援物資を集めて届けるのが先か?
必要な物を聞くのが先か?

1.jpg


で。
よく言われるのが、酒と女と金。
それから、被災された皆さんだけでなく、現地で活動されてるボランティアの皆さんも含めて、切実にお願いされるのが、嫁。

それは私もお願いしたいです。


2.jpg


「何が必要ですか?」という聞き方が良くない。

「何か」と言われても、家とか自動車とか漁船まで、言い出せばきりがないわけで。
見ず知らずのオッサンに、どこまで頼っていいのか、それは警戒するでしょ?
……と、やがて気がつきまして。

それで。
100円ショップに行くと、350本入りの綿棒がありますよね。
耳かきも2本1パックで売ってますよね。
スーパーに行くと、卵や牛乳も売ってますよね。

で。

こんにちは!
綿棒と耳かきを持ってきました!
ご必要な方はおられますか?

卵と牛乳は間に合ってますか?
……と、聞いてみる。

粉ミルクや紙おむつで困ってる人は、この避難所におられますか?
……と、個々の品物について聞いてみる。

そんなところから始まって、少しずつ聞きだせるようになってきた結果が、↓です。


まずは、生活物資全般について。


【1】毛布

自衛隊からの配給などで薄手の毛布は届いてます。
「もう温かくなった」とか何とか報道されてます。
でも、日没と同時にものすごく冷えてくる地域は、まだまだ多いです。

トラックで寝泊まりしてる私自身、薄手の毛布1枚じゃ足りません。
まだまだ、厚手の毛布が必要です。
避難所はもちろん、親戚やご近所さんの自宅に避難してる皆さんも、寒いのは同じ。
そして、秋になれば、また必ず必要になってきます。


【2】デッキブラシ

がれきを撤去しても、その下にはたくさんの汚泥が積もっています。
皆さんの身の周り、その辺のホームセンターで普通に売られているデッキブラシが、現地では不足しています。
作業着、長靴、手袋、マスクなども。


【3】綿棒と耳かき

とても些細で、どうでもいいように思われがちですけど、意外とヒットでした。
綿棒では満足できない、俺は耳かき派だ!
……という方も、やっぱりけっこういらっしゃって、親近感を覚えます。
自分だったら、これがない生活は厳しい!と思う品物は、喜ばれるみたいです。

乳幼児のいる家庭では、綿棒は必需品ですよね?


【4】乾電池各種

電気がない地域は、まだまだあります。
NHKのニュースをラジオで聴くにも、電池が必要です。

単1、単2、単3、単4、いずれも不足しています。


【5】ソーラー充電式のLEDライト

昼間のうちに日光で充電しておいて、夜の照明にする。
LEDライトと聞くとゼイタクに思うかもしれませんが、省電力のLEDライトでさえ、みんなで時間を決めて少しずつ使っている。
そういう地域では、まだまだ不足しています。


【6】洗剤とハンドクリーム

日々の撤去作業で、大量の洗濯物がある。
大量の水仕事で、手荒れもひどい。
洗剤は、いくらあっても足りないようです。
ハンドクリームも、けっこう切実なようです。


【7】パンパースL

SとMは大量に届いてるけど、お子さんが大きくなってしまった、とのこと。
Lサイズに困ってる家庭があります。


【8】粉ミルクと紙おむつS

これから赤ちゃんが生まれる家庭があります。
今すぐ、今日とか明日というレベルの緊急性はありませんが、必要になってから探してもなかなか届かなかったりするようなので。

買ってみた粉ミルクが、うちの子には合わなくて残っている、とか。
子どもが成長しちゃって、合わなくなった紙おむつが残っている、とか。
あなたの周りに、そういうケースはありませんか?


【9】チャイルドシート

津波に流されてしまったそうです。
家も職場も仕事の道具も流されてしまい、収入のメドが立たない状況では、簡単に手が出せる買い物ではない。
だけど、地方では自動車が生活必需品ですから、チャイルドシートも必需品。
困っておられます。


【10】カセットコンロ&ボンベ

くり返しますが、電気もなければ、水もない。
そういう状況では、お湯を沸かすにもカセットボンベが必要です。


【11】雑誌やマンガ

子ども達は、マンガを読みたいみたいですね。
それから、皆さんの周りで普通にコンビニで売られてる雑誌なども、なかなか届かない地域があります。


続いて、食料品関係。


【12】米と水

生きるか死ぬかの瀬戸際、生命の分岐点というレベルではありません。
でも、不足していることには変わりない。
これだけは、「いくらあっても困らない」みたいです。
当たり前ですけど。

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【13】甘いもの

育ち盛りの子供たちへの、おやつだけではありません。
連日の不慣れな肉体労働で、甘いものへの欲求は大人も切実なようです。


【14】うどん

そば文化では、ないみたいです。
炊き出し活動をされてる皆さんからの結論として、そばよりはうどん。


【15】刺身

やっぱり新鮮な刺身を食べたいみたいです。
地域の食文化とか、長年の食習慣とか、いわばソウル・フード。
ひと口の刺身でものすごく元気になれるのかもしれません。

ご提供いただけるなら、冷蔵体制はこちらで準備いたします。


【16】良質タンパク

電気がないから、冷凍も冷蔵もできない。
そういう状況でも、毎日それなりの良質タンパクが必要。
(特に妊婦さん)

これから気温が上がっていくので、卵や牛乳は保存ができません。
チーズ、甘納豆、高野豆腐(凍み豆腐)など?


サプリメントやプロテインというアイディアもいただきました。
それはいい!と思う方も、おられるかもしれません。

でも……
個人的にはサプリメントの愛用歴20年以上なんですが、私は主治医から禁止されました。

タバコを吸っても何を食べても病気にならない人なら、サプリメントやプロテインもOKだそうです。
でも、ガンや脳血管障害その他、家族的・遺伝的な要因を持ってる人には、そういうものが病気の引き金となることもある、とのこと。
医学的には評価が分かれているようです。

こういう状況ではありますが、それを知ってて配って歩くことにはちょっと抵抗があります。


実際に被災地を回っていると、必ずしもすべての地域、すべての避難所で、みんな仲良くうまくやっているわけではない。
昔からの人間関係その他、ドロドロした部分とか、そこから発展したトラブルとかの話も聞こえてきます。
自治体などにも言いたいことはあるけど、ものすごく一生懸命にやってくれてるから黙ってる、とか。

(お互いに不満を言い出したらきりがなく、収拾がつかなくなる)

それで、なんでしょうか。
わざわざお役所に申し立てるほどでもないんだけど、とか。
隣近所の手前、うちだけが役所に言うわけにはいかないんだけど、とか。
個人ボランティアの人にしか言わないニーズがあるようです。

また、自治体側にしてみれば、全戸数分がそろうまでは配布できない、とか。
特定の地域だけ特別扱いはできない、とか。
それで、自治体や大きな組織からの配給はあるけど、足りてない、とか。
今後の備えとして、別のルートからも確保しておきたい、とか。

自治体の皆さん、NPO法人や個人ボランティアの皆さん、避難所の皆さん、自宅避難の皆さん、市街地の皆さん、僻地の皆さん、等々。
全国から来る個人ボランティアの皆さんにも、いろんな方がおられるようで。
それぞれの立場から、いろんな考えがあるようです。
そこから、時には対立が表面化することもあるようです。

そういうことを全部ひっくるめて、そういうところには首を突っ込まず。
そういうグチは聞くだけで、誰にも言わず。
被災された皆さんが足りてない、困ってると言う物資を、東京から直送していきたいです。


仕事がある、遠くには行けない、等々。
だけど、自分にも何かできることはないか?
……と思う方がこれをご覧になられましたら、物資のご提供をお願いします。

私がうまく聞きだせていないだけで、↑以外にもいろいろとあると思います。

〒100-8799
銀座郵便局 私書箱469号
救援物資係

もう1つ。
基本的には、0泊3日の弾丸ツアーが週に1~2回。
助手席はいつでも空いてます。

連休を前に、急に出てきた呼びかけ。
「マイカーでは行かないように」

びっくりしました。
私は、これに大反対です。

むしろ、マイカーで行ったほうがいい。
クルマを持ってる友達と、あるいはレンタカーを借りてでも、自分が自由に使える車で行ったほうがいいと思います。

ただし、前提があります。


ひと言で「個人ボランティア」と言っても、いろんなスタイルがあるんですよね。

自治体などの公募に応募して、自治体の末端での手足となって働くボランティア。
この場合は、宿泊施設も食事も用意してくれるのかもしれません。
そして、公共の交通機関で行っても、つまり、少量の限られた荷物だけで行っても大丈夫な範囲での、ボランティア活動なのかもしれません。

たとえば、誰もが知ってる有名で大きな街の、中心部での作業とか。
交渉とか経理とか事務とか電話番とかの、室内での仕事とか。
移動の際には、移動の手段を必ず用意してもらえる、とか。
そういうケースなら、確かにマイカーは迷惑。
公共の交通機関とか、チャーターしたバスで行くべきでしょうね。


でも。
どんな支援活動にも、必ず、長所と短所がある。
いろんな支援活動の、長所を活用し合うことが大切なわけで。

何しろ、これだけの規模の災害。
自治体の皆さんだって、各個人レベルでは被災されてるわけですよ。
自治体や大きな組織による支援に行き届かない部分があれば、それを遠方から非難するのではなく、現場に行って代わりに行動するべきで。

その辺は、誰の指図も受けない勝手ボランティアのほうが小回りが利く。
個人のネットワークのほうが、対応も速かったりするわけです。

で。
どちらの活動をしたいか?
どちらの活動が、自分に合ってるか?

草の根レベルの勝手ボランティアをするなら、やっぱり自動車は必需品。
そういう人が公共の交通機関で行ったら、逆に迷惑をかけてしまうと思います。


理由の1つは、宿泊。

まだまだ、朝晩は冷えます。
キャンプや野宿に不慣れならば、車中泊したほうがいいです。
キャンプが目的で行くわけじゃないのだから。

え~?
車中泊ぅ?
……とか、びっくりするかもだけど。

ちょっとした工夫や、ちょっとしたグッズで、見違えるほど快適になりますよ。
私に言わせれば、エンジンをかけて寝てるようじゃ、三流者です。

(一流とか言われても、嬉しくないだろうけど)

マイカーで行かなければ、宿泊施設が必要になってしまいます。
あるいは、海の近くでの作業が終わった夜は、海の近くで寝ることに。
しかも、疲れてぐっすりと熟睡。

(津波で逃げ遅れる)


それから、余震。
新幹線や電車が止まっても、高速道路が通行止めになっても、クルマがあれば帰れます。
帰り道、どこかで足止めをくらっても、疲れて力尽きても、その場で眠ることができます。

余震があれば、帰れなくなるかも。
それじゃあ、行きたくても行けない。
仕事に穴は開けられない。
……ですよね?

さらに、ケガをした場合、身の周りで病人が発生した場合。
重い荷物を運ぶ必要が出てきた場合。
……等々。


最後に、荷物です。

水、食料、着替え、燃料、その他。
現地で自分が使う物は最低限、きちんと用意して行かないと。
助けに行く人が、助けてもらう人の食料を奪ってどうするんでしょう?

「どんなに腹がへっても、炊き出しには並ぶな」
……と厳命しているボランティア組織も、あります。

わざわざルール化しなくても、個人の良識として。
何しに来たの?……と思うでしょ?

テント、寝袋、毛布、食料、水、着替え、等々。
さらには、現地に届けたい生活物資の数々も、友人知人からかき集めて。
マイカーで行くべきだと思います。


ゴールデンウィークの帰省渋滞に、ボランティア渋滞が加わってる!という報道もありますけど。
東北自動車道と国道4号線だけが道路ですか?

これだけカーナビが普及してるのに、なんで毎度毎度、同じ道を走るの?
それも、渋滞するのがわかってて。

ホンダのNSXやインサイトの、高根沢工場の近くを抜けて、宇都宮から白河までは国道294号線。
あるいは、日光から会津若松、米沢まで国道121号線とか。
私は普段でも、国道4号線はほとんど使いません。

北陸や関西方面からだと、新潟まわり、中条の先、坂町から国道113号線。
このルートもよく使います。

東京から延々とド渋滞にハマるぐらいなら、新潟経由のほうが楽しいですよ?
高速道路に限らず、下道も!


というわけで。

救援物資を満載で行くこと。
東北自動車道と国道4号線は使わないこと。
渋滞しそうな地域、既に大勢の個人ボランティアが活躍してそうな地域には行かないこと。

この3つを条件に、私はマイカー派です。

そういう大荷物で被災地に向かいたいけど、運転できない方。
あるいは、どうしても車の手配ができない方。

0泊3日の弾丸ツアーが、毎週1~2回。
私の助手席でよければ、いつでもどうぞ。

往復は、ずっと眠ってていいですよ。
(禁煙車)

石巻、志津川(南三陸)、気仙沼、陸前高田。
東京や大阪でも何回も何回も報道されている、この4地域はもう大丈夫。
がれきや水没車の撤去も進んでるし、物流もだいぶ良くなって、コンビニやスーパーも営業を始めてる。
ガソリンも何とかなってきた。
だから、これからはこの4地域以外の、ほとんど知られてない町や、小さな漁村、人口20~30人ぐらいの集落とかに目を向けてください。
……という話を聞きます。

これ、あなたも聞いたことありますか?

それで、この4地域はもう大丈夫だ、と思ってませんか?


後半は正しいんですよ。
ほとんど知られてない町や、小さな漁村、人口20~30人ぐらいの集落は、まだまだたくさんの人手を必要としています。

でも……

石巻駅付近の中心部には、全国からの支援が集中している。
芸能人やスポーツ選手もたくさん訪問している。
それは事実です。

ところが!
私もそう聞いていたのですが、昨日、現地に行ってみてびっくりしました。

ここでは、2つの点を強調します。


まず、1つ目。

確かに、石巻市の中心部はすごいです。
がれきや水没車の撤去は進んだし、スーパーやコンビニへの物流もかなり回復してきました。

でも、同じ石巻市でも、中心部から離れると全然ちがいます。
中心部の映像を見て、石巻市全体がああなんだ、と思ったらダメなんです。

たとえば。
行政の上では同じ「石巻市」でも、まだ電気がないところもあります。

「とにかく、夜がまっ暗だからねぇ」
「発電機は燃料を使うから、みんなで時間を決めてるんですよ」

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ソーラー充電式のLEDライトが、まだまだ足りない。
石巻市の皆さんから、そういうリクエストをいただいてます。
……と、私が書いたら、どうでしょう?

これを読んだあなたは、もう信じてくれますよね?

(本当なんです)


2つ目。
石巻の中心部の映像を見て、南三陸や気仙沼や陸前高田も同じだと思ったら、それも違います。

そういう情報が独り歩きして、志津川(南三陸)や気仙沼、陸前高田も、石巻のような状態だと思われてしまっている。
でも現実には、気仙沼あたりは、石巻の10分の1ぐらいの人手。
皆さん、大変な思いをされていると聞きました。

町の中心部でさえ、そんな状況ならば……。

志津川(南三陸)も、「もう大丈夫」というウワサが流れてる地域の1つ。
町の7割で電気が復旧した、という話も聞いてました。

でも、実際に昨日の夕暮れ時にウロチョロしてみたら、このとおり。↓

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夜になればまっ暗だし、水道も復旧してない。
水さえ足りてない。
そういう地域も、まだまだあるようです。

生きるか死ぬかの瀬戸際!という「生命の水」状態から、「いずれ必要になるから」というキープ状態まで。
「必要」とか「今すぐ」とか「大至急で」とか、レベルは様々かもしれませんが、足りてないのは事実ですよね。

あ。
電気はついてるんですよ。
とても小さい電気が、あちこちに。

はい。
電気が復旧したんじゃなくて、限られたガソリンや軽油を使って、発電機を回してるんです。
あるいは、ソーラー充電式のLEDライトの光。

それを見て、「生命の危機からは脱した」
「もう大丈夫」
……と報じる人も、いるのかもしれないけど。

私の感覚では、「まだまだ大丈夫じゃない」です。
そして、こういうところに、皆さまからの生活物資を直送しています。


あ。
必要な物資とか、安否情報とか、被災地からもっと情報発信してよ!
……なんて言ってる人もいますけど。

電気がこういう状態で、パソコンはもちろん、テレビにも不自由している。
ケータイの電池の残量が、とてもシビア。
余震のたびに「圏外」になる。

そして、ケータイは電波状況が悪くなると、たくさんの電力を消費してアンテナを探しまくる。
だから、ますます電池の残量が厳しくなる。

そういう状況では、インターネットへの情報発信なんて、できませんよ?

そういう地域でそういうニーズを聞き出して、代わりにネットで呼びかける。
それを、現地に届ける。
その辺が、「私に今できること」の1つかな、と考えています。

くり返しますが、「物資は足りてる」という報道があっても、その地域の全域で足りてるわけではありません。
「足りてる・足りてない」の判断基準も、これまた難しいですし。
どうか、ご協力をお願いします。


もう1つ。
これを見て、ふと思いました。

カー用品店で最近よく見かける、車内用のLED照明。
あれ、けっこう明るいじゃないですか。

不要になった級の自動車用のバッテリーを1個。
充電用のソーラー電池を数個。
そして、車内用のLED照明。
これを組み合わせて、お年寄りや子どもでも安全に使えるようにしたら?

……ふと、そんなことも考えたんですけどね。

これ、誰かやってみてよ、とか。
あなたの管轄でしょ?、とか。
こういう状況で、誰かに押しつけるのはスジ違い。

今、自分にできることの中から、最善と思われることをする。
……という原則に立ち返ると、優先順位が下がってしまうので。

これは、ひとまず保留。

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これを見て、あなたは何も感じませんか?
青いカゴいっぱいに、ミネラルウォーターを届けたい!と思いませんか?
1人で全部はムリだけど、少しぐらいなら、と思いませんか?

既に、そういう直送ルートをお持ちなら、私の出る幕ではありませんけど。
その「少しぐらいなら」を積み重ねましょうよ。

「何かしたい!」
「でも、何をしたらいいかわからない!」
……と思ってる方が、これを読んでおられたら。

水、米、調味料、ソーラー充電式のLEDライト、など。
ぜひぜひ、お願いします。
m(_ _)m


以上、いろいろ書きましたけど。

大丈夫と言われてる4つの地域の、全域で大丈夫なわけじゃない。
むしろ、そういう情報のせいで、困ってる人達がいる。
そこはご理解いただきたいです。

そして、そういうところこそ、私たちのような勝手ボランティアの出番だと思うのですが、どうでしょう?



水没車を引っ張ったり吊り上げたりするところから始まった、私の活動。
でも近頃は、水没車のリクエストは減ってて、東京からの救援物資の直送がメインになりつつある。
それは、今までに書いてきたとおりです。

そこで考えてしまうのが、トラックの問題。
トラックか?軽トラックか?です。


クルマの趣味が高じて積載車を買ってしまうぐらいですから。
当然、その前の段階として、軽トラックも持ってるんです。

三方開と言われる荷台がついてる、いわゆる普通の軽トラックと。
箱バンなどと言われる、屋根がついてるタイプと。
きちんと?両方とも持ってるんです。

※クルマ好きの彼氏や旦那さんが、こっそり軽トラックを買っていたら危険信号!

水没車や漁具などのリクエストがあるなら、積載車で。
だけど、単に東京からの直送便だけで帰ってくるなら、軽トラックのほうがいい。
現地で小回りが利くし、燃料代も安い。

倒壊してるブロック塀とか、ポキッと折れたままの電柱とか、垂れ下がってる電線とか、陸地に取り残されたままの船とか。
そういう隙間を走り回るには、やっぱり軽トラックのほうが便利なんです。


そこで、ちょっと計算してみましょう。

え?
計算?
数学は苦手なんだけど!
……と言う人も、いるかもだけど。

数学ではなく、算数です。

まず、現在の積載車。
これは、軽油1リットルあたり、約8km走ります。
そして、軽油は1リットルあたり、約130円。

走行条件によっても変わるし、軽油も値段で地域によって変わるんですけど。

130円の軽油で7kmしか走れないなら、1kmあたり18.57円ですよね。
(130/7=18.57)
120円の軽油で8km走れば、1kmあたり15円ですよね。
(120/8=15.00)

つまり、私の積載車は、1km毎に15~18円かかってるわけです。
燃料代だけで。


次に、軽トラック。
こいつは、ガソリン1リットルあたり、約17km走ります。

現代の軽トラックなら、もっと走る!とか。
地球環境によくない!とか。
いろいろとお叱りのご意見もあるでしょうけど。

4WDですし。
5速マニュアルですし。 ←関係ない
やっと見つけた寒冷地仕様ですし。←もっと関係ない

それより何より、マニアックな人って、あなたの周りにいませんか?
フェラーリなら、1988年以前のモデルに限る!とか。
1983年以降のロータスは、ロータスとは認めない!とか。

それと同じなんです。
本田宗一郎さんが生きていた頃のホンダ車にこだわってまして。
そういう病気なもんで、ごカンベンを。

で。
ガソリン1リットル150円とすると、1kmあたり8.82円。
(150/17=8.82)
リッター18km走れば、1kmあたり8.33円。
(150/18=8.33)

ざっと、1km当たり8~9円といったところでしょう。


1km当たりの燃料代が、積載車だと15~18円。
軽トラックだと8~9円。

つまり!

1km毎に、両者の差は6~10円ずつ広がっていくんです。
石巻あたりまで、片道350kmなら最大3500円。
盛岡までなら、片道500kmで最大5千円。
往復すれば、その倍。
週に2往復すれば、さらに倍。

倍々ゲーム的に、その差が広がっていくんです。

ね?
自腹の個人参戦ですから。
週に1~2往復、これをしばらく続けていくとなると、バカにできないっしょ?


また余震が来れば、新幹線も電車も止まるかもしれない。
高速バスは満席続きで、また新潟まわり、上越新幹線で帰ってくることになりかねない。
なので、どうしても自動車は必要。

帰ってこれない可能性があるのでは、そもそも行けないわけです。
日常の、自分の仕事もあるので。

で。
これだけの金額の差を承知で、それでも毎回、積載車で行くべきか?
ある程度は割り切って、リクエストをいただくまでは、軽トラックで往復したほうがいいのか?

現地で駐車場を借りて、そこに積載車を置いて。
その上で、軽トラックで往復したほうがいい?

それなら、そこにプレハブ小屋も置かせてもらって。
最低限の物をそろえて、寝泊まりできるようにしたら?
……等々。

近頃は、そんなことも考えてます。


燃費とか、往復のコストだけを考えるなら、自分のクルマ。
ホンダのBEATという、2人乗りの軽自動車で行ったほうが安い。

※前述の理由で、もちろん平成3年式

オモチャのような、小さいオープンカーなんですけど。
でも、東京~鈴鹿、片道430キロをいつも無給油で。
1リットル150円のガソリンで、22~24kmは走ります。
1kmあたり7円以下です。

(150/22=6.82)
(150/24=6.25)

でも……
そんな趣味のクルマじゃ、ただの野次馬にしか見えない。
そんな荷物の積めないクルマで、何しに行くんだ?って話ですよね。


あれ?
いま、「そうだね」と思いましたか?
本当にそう思いましたか?

では、そんなあなたにお願いします。

軽のオープンカーじゃ無理!
軽トラックじゃないと積みきれない!
……ほどの、生活物資のご提供をお願いします。

軽トラックじゃ積みきれない!
やっぱり積載車じゃないと!
……とか。

そんな嬉しい悲鳴を上げてみたいです。
引き続きで、皆さまからの生活物資のご提供をお願いします。
m(_ _)m

〒100-8799
銀座郵便局 私書箱469号
救援物資係まで。

こういう支援活動に限らないのですが、最初の難しさというのがあります。

こういう活動を始めたい、とご協力をお願いしても、なかなかご理解いただけない。
こういう活動をしています、という実績を提示しないと。
でも、そういう実績を作る最初の一歩に、あなたのご協力が必要なんです、という。

卵が先か?
ニワトリが先か?
……です。

中には、支援活動を口実にした詐欺じゃないの?
……と、露骨に疑ってくる人もいます。

大きな会社組織を名乗った詐欺には簡単にだまされるのに、草の根レベルの個人活動には冷たい。
そういう世の中に対して、「それはいい!」とか、「ぜひ手伝わせてくれ!」と言わせるには、どうしたらいいか?

ここは、起業家としての腕の見せどころ。
しかも、こういう支援活動ならば、ハードルはものすごく低いはず。
余裕をもってクリアできなくちゃいけないんでしょうけど。

大きな壁となっています。
orz


で。
そんなこんなから、最近ようやく「災害派遣車両」として、高速道路が使えるようになりまして。
それで睡眠時間に余裕ができて、体力的にも精神的にも余裕が出てきた。
そこから、Twitter@and_273や、このブログを始める余裕が出てきた。
これは、動かしようのない事実です。

でも。
でも。
やっぱり、ダメでした。

結論は、下道です。


あまりというか、基本的にはテレビを見ない人間なんですが。
そんな私がいつも楽しみにしている、数少ない番組の1つ。
「きらきらアフロ」で、オセロの松嶋尚美さんが言ってました。

「高速道路に乗っても、すぐに疲れて飽きてしまう」
「あちこちのパーキングエリアで休憩しまくって、何時間もかかる」

私も、そんなところがあります。
昼間は平気なんですが、深夜はダメ。
すぐに眠くなってしまって、コーヒーを飲んだり、ちょっとだけひと眠りしたり。

ちょっとだけ ←

各駅停車とまでは言わないけれど、快速ぐらい?
せっかく高速道路を使えるようになったのに、浦和から仙台まで10時間ぐらいかかるんです。

浦和から仙台まで10時間。
「のぞみ」ではなく「こだま」だね、というレベルじゃないですよね。

はい。
下道のほうが速いんです。


なぜ、下道だと平気なんだろう?
……と、考えてみました。

まず、あちこちにコンビニがあります。
私の好きなメニューはセブンイレブンに偏ってますが、それでも常に、いろんなコンビニの新商品は試してます。

(やせない)

それから、道端のあちこちに、いろんな飲食店があります。

あ!
焼肉屋さんができてる!

あ!
ホルモン焼きのお店、ここにはなかったのに!

あ!
ここは寿司屋さんだ!
……等々。

次回は、ここを試してみよう。
基本的とされるアレやコレは、どんな味だろう?
食べたことのない新メニューや珍メニューは、あるかなぁ?
大好物は、メニューにあるかなぁ?
……等々、考えていると、また次のお店が出てきたりします。


でも、もっと根本的な理由を見つけました。

渋滞です。

朝7時から8時頃は、朝の通勤ラッシュで大渋滞。
深夜なら10分とか15分ぐらいで通過できる区間に、1時間以上かかったりします。
基本的には、朝6時を過ぎたら、交通量が増えてきます。

だから、どうしても、何が何でも意地でも、顔をひっぱたいてでも手をつねってでも!
朝6時までには、大きな都市を通過しなくちゃいけない。

東京から三陸に向かうのであれば、朝6時の時点で仙台より南にいたら、アウト。
高速道路を使わなくちゃ、なんです。

おとなしく使えば?
……と言う、もう1人の自分もいるんですけど。
くやしいじゃないですか。

朝の渋滞が始まるまでに、仙台まで、あと何km!
これが、深夜の下道ではものすごい覚醒作用になる。
……みたいです。


要するに、下道のほうが楽しい。
朝晩の渋滞の時間帯だけ、高速道路でショートカットすればいい。
……って話ですよね。

くだらない話で、すみません。


ちなみに。
朝晩の渋滞が問題になるような大きな街は、短い距離ごとに信号が並んでます。
だから、実は深夜でも、高速道路を使う価値があります。

ちょっと、宮城県の地図を見てください。

東北自動車道の、白石インターと、泉インター。
この2つは見つかりましたか?

では、引き続きで、国道4号線を追いかけてみてください。
白石から岩沼、仙台、泉まで。

ね?
高速道路のほうが、走行距離も明らかに短いでしょ?

朝6~9時までの通勤ラッシュの時間帯に、白石~泉の間を高速道路で。
ETCの通勤割引、半額で利用する。

自分の仕事の関係で、全国あちこち行ってますけど。
いかに短い区間で、効率よく、高速道路を利用するか?

こういうのを考えるのが、けっこう好きです。

学生さんじゃないんだから!
いい年した大人なんだから、さっさと高速道路で来てください!とか。
いろいろ言われるから、黙ってますけどね。


もう1つ。

燃費性能のカタログ表示の関係から、日本の自動車は、時速80kmで走った時の燃費にこだわっている。
時速80kmを超えると、途端に燃費が悪くなる。
それは皆さん、よくご存知だと思います。

でも。
実は、時速50~60kmで走ると、もっと燃費がいいんです。
自腹を切っての個人参戦だし、毎度毎度のことなので、この燃料代の差が、けっこう大きい。

でも。
でも。
いくら下限ギリギリ、法定速度の範囲とは言っても、さすがに片側2車線の高速道路で、その速度は危ない。
ヘッドライトをハイビームにしてギリギリまで接近してきたり、ものすごい幅寄せをしていく。
高速バスやトラックから、そんな嫌がらせを何度も受けます。
走行車線を、法定速度の範囲で走ってるだけなのに。

なので。
その意味でも、やっぱり下道かな、と。

災害派遣車両として高速道路を無料で走れるようには、なったけど。
でも、だからと言って浦和から全区間を高速道路で行くと、10時間ぐらいかかるし、燃料もたくさん使ってしまう。

白石~泉のような区間だけ、無料で使わせていただいて。
あとの区間は、今までどおり下道のほうがいい。

そんな結論になりました。


本当に、つまらない話題でごめんなさい。

でも、たまには下道の長距離ドライブも楽しいもんですよ?
何でもかんでも楽しんじゃおう!
……という発想は、大切だと思います。

このブログを読んでる友人から。
「水没車を吊り上げた話は書かないの?」

クルマの趣味が高じて積載車を買うヤツは、かなり珍しい。
そういう興味からなのか、その辺の活動を詳しく知りたいみたいです。

でも……
水没車に関しては、所有権やら財産権やら保険会社やら、あるいは買い取ってくれだとか。
震災直後から時間が経つにつれて、被災された皆さまの考え方も目まぐるしく変化してきたので。

「このクルマをこっちに動かしてください」
……というご依頼だけではダメ。

「きちんと所有者のOKももらってます」
……ここを確かめてから、にしてます。

なので、水没車は最近、あまり扱ってないんです。

それと、もう1つ。
水没車を引っ張ったり吊り上げたりしてる画像を載せられない理由。

クレーンの操作、吊り上げがへたくそなのが、バレてしまう……


なので、ちょっと視点を変えまして。
水没車の引き上げをドタキャンされた話を。


各自治体の末端部では、今も人手が足りてない。
現場の職員の皆さんは日夜、ものすごい心労を重ねておられる。
それは、東京や大阪でニュースを見ている皆さんも、ご存知だと思います。

その人手が足りてない部分を、全国から駆けつけたNPO法人や個人ボランティアの皆さんがフォローしている。
そこもご存知だと思います。

「得手に帆あげて」
と言ったのは、本田宗一郎さん。
自治体の長所と短所、個人ボランティアの長所と短所。
お互いの長所、得意分野を活かし合う発想が大切なわけで。

もっと「上」の人達が、個人ボランティアはもう不要だ、来るな!とか言っても、現場では全然たりてない。
あるいは、自治体の末端として働く個人ボランティアは余ってても、自治体を通さない勝手ボランティアはまだまだ足りてない。

わざわざ役所に申し立てるほどじゃないんだけど。
隣近所の手前、うちだけが役所に言うわけにはいかないんだけど。
でも、実はかなり困っている。

そういうニーズに目を向ければ、人手も物資もまだまだ。
その点も、きちんとご認識いただきたいと思います。


その辺については、後日また書くとして。

そういう現場の皆さんからの、水没車のご依頼。
ある公共施設の室内に、スッポリはまり込んでる軽自動車。
これが、地域での今後のいろんな活動を考える上で、ヒッジョ~に邪魔らしい。

それに、自動車は4本のタイヤが地面に接してることを前提に作られているから。
寝っころがったり、ひっくり返ったり、逆立ちしてるような状態は、それ自体が地球に優しくない。
冷却水とか、オイルとか、燃料とか、硫酸とかが、流れ出たりもするわけで。

いろんなポーズで散らばってる1台1台を、きちんと4本のタイヤが設置した状態にしていく。
それも、大切だと思うんですけどね。

(海底に沈んだ自動車は、どうするんだろう?)

お役所のレベルで考えれば、まだまだヘリを飛ばして、行方不明者を捜索してる段階。
ひっくり返ってる自動車を起こしてる場合じゃない。
もちろん、それもわかってるんですけどね。


それで、所有者の方とは連絡ついてるんですか?

「いえ、それが、ご存命かどうかもわからないんです」

所有者に無断で勝手に移動するのは、トラブルの元。
「バンパーのこんなところに傷はついてなかった」
……とか何とか、難癖をつける人もいるんですよ。
傷がどうこう以前に、明らかな水没車なのに。

普通にきちんとお付き合いをして会話すれば、いい人なんでしょうけど。
こういう非常事態で、手持ちの現金も日に日に減っていく一方。
それも仕方ないのかも、ですけど。

勝手に動かしちゃって、いいのかなぁ?

でも、地域の皆さんの公共の施設。
炊き出しその他、今後の支援活動の妨げになる!
とにかく邪魔だ!!
……など、地域の皆さんからの「強い」ご要望があるなら。

この辺の権利関係、責任の所在を明確にしないと動けない。
なかなか面倒なもんですね、世の中って。


で。

「では、●日の午前中からお願いしますね」
……という話になって。
前夜から東京を出発して、当日の朝、行ってみれば。

「本当にすみません!」
「私たちよりもっと『上』からのひと声で、撤去しちゃいました」

現場の皆さんがいろんなケースを想定して、あちこちに話をして段取りを決めても。
「上」からのひと声で、すべてがひっくり返る。

会社勤めとか、役所勤めの皆さんには、普段からよくあることかもしれませんが。
自営業者ってのは、1人1人が、その「もっと上」なわけで。
どうにも納得しがたい、組織の論理ってやつですか?

この件について責任を取れる人と、最初から話をさせてくださいよ、とか。
その判断をした人と直接、話をさせてください、とか。
いえ、それはできないんです、とか。
そうやっていくつもの銀行や保険会社とケンカ別れしてきた私には、納得できない部分もあるんですけど。

でも。
こういう状況で、そんなこと言ってる場合じゃないですよね。

その場所は、もう水没車には困ってない。
そして、所有者の方は、ご存命だった。
それだけで十分ですよ。
……と、にっこり笑顔で退散するのでした。


……というわけで。

現場の人達が一生懸命にやってることが、「上」からのひと言でひっくり返される。
そういうムダは、あちこちで頻繁に起きてるみたいですよ。

組織での活動にも長所がある以上、仕方ないんでしょうけど。

組織のリーダーが、いつまで経っても決断できなかったり。
指示が二転三転したり。
責任逃れのための自分の保身策が、被災された人達よりも大切だったり。

そういう例が、ものすごく目につくじゃないですか。

いや、どこか特定の自治体とか、特定の国の政府じゃなくて、一般論として。
あくまでも一般論ですよ。
たぶん。


このゴールデンウィーク、個人ボランティアを考えてる方、おられますよね?

組織の末端、手足となって働く個人ボランティアとして、自治体に志願する人達も、もちろん大量に必要なんですけど。
自治体に上がってこない、草の根レベルのニーズに対応する勝手ボランティア?
そちらのほうにご参戦いただいたり、そういう人(私)をご支援いただければな、と思います。

もちろん、水没車や漁具も動かしますよ。
ドタキャンも何のその、にっこり笑顔で。

「男はつらいよシリーズ」と「釣りバカ日誌」。
寅さんと、釣りキチ三平。
映画が好きな人に言わせると、日本の映画をダメにしたのは、この2人(2作品)らしいです。

でも、私は寅さんの大ファン。
「尊敬する人は?」と聞かれると、高田屋嘉兵衛、本田宗一郎、車寅次郎。
この3人の名前を、必ず挙げています。

そんな私が選ぶ、ベスト・オブ・寅さん。
全48作の中から、手っ取り早く寅さんの魅力を知るには、次の6作品。

・第1作
・第2作
・第11作
・第15作
★第17作
・第25作

★がついてる第17作が最高傑作だと、私は思ってるんですけどね。

ところが!
被災地でいろんな光景を見て、いろんな方の話を聞いて、ふと思い出した寅さん。
それは、このどれでもない、別の作品だったんです。

それが、寅さんの「こんにゃく物語」です。


昔、あるところに男がいた。
男はある日、この世の者とは思えないほど美しい女と出会い、恋に落ちる。
苦心惨憺の末にようやく口説き落とし、2人はめでたく結婚する。

しかし、2人の幸せは長くは続かない。
やがて女は病に倒れ、あっという間に亡くなってしまう。

男は泣いた。
来る日も来る日も泣き続けた。
3ヶ月が過ぎ、6ヶ月が過ぎても、愛する妻の面影が頭から離れない。

せめてもうひと目だけでも逢いたい!
その一心から、男は妻の墓を掘り返す。
しかし、そこにあったのは、腐り果てた肉の塊だった。

男は人生の無常を感じ、出家して仏門に仕えたという。


被災された皆さんの、津波に襲われた時の話。
つらい話ばかりです。

濁流に溺れながらも、必死で握り続けていた奥さんの手を、つい、離してしまった。
それっきり1ヶ月以上、奥さんと連絡が取れていない。
そんな話が、いっぱいあるじゃないですか。

自動車や漁具の例から考えると、だいたい半径2~3km。
でも、10km以上離れた沖合いでご遺体が見つかったケースもある。
とてつもなく広範囲、とても自分1人で見つけられるもんじゃない。
それはわかってるけど、でも、探さずにはいられない。

手を離してしまったことを謝って、きちんと弔ってやりたい。
1つでも多くの遺品を手元に残したい。

そういう気持ちから、毎日あちこちを探しまわってる人達のことは、東京でも報道されてますけど。
現地でも、実際にそういう方をよく見かけます。

こんにちは~
何を探してるんですか?
……なんて、とても軽々しく声をかけられないです。

一緒に探しましょう!と言ったところで、そう簡単に見つかるもんじゃないし。
それは、ご本人も承知の上で現場に来てるわけで。

客観的に見れば、ただの瓦礫(がれき)の山、災害ゴミなんだけど。
でも、その1つ1つには所有者がいる。(いた)
奥さんとか旦那さんとか、子どもとか親とか、ご先祖代々からのとか、その1つ1つが大切な品物だった。
……かもしれない。

そう考えると、ガレキを狙った窃盗団なんて、とんでもない話ですよね。

なので。
生きてるだけで丸儲けだよ!とか。
犠牲になった皆さんの分まで、前向きにしっかり生きていこうよ!とか。
1日でも早い復旧や復興のためには、1日でも早いがれきの撤去が必要だよ!とか。
被災してないよそ者が言っても、おそらくダメで。

被災された皆さんの中には、現状のままでもうちょっと時間が必要な人も、いるのかもしれません。


そして。
なぜ、自分だけが生き残ってしまったんだろう?
1人しか生き残れないなら、自分が死にたかった、とか。
あの時に手を離してしまった自分を、生涯ずっと抱えていく。

自分がその立場だったら、はたしてその重みに耐えられるだろうか?
そんなことを考えるたびに、ふと思い出すのが「こんにゃく物語」なんです。

全然ちがうだろ!と言われれば、それまでですけど。
どうしても、この2つがリンクしてしまいます。


ここで、ちょっと聞いてみたいんだけど。

「こんにゃく物語」の作品。
人生の無常を感じた直後、バッタリ出会った美人に、寅さんはまた恋をするの。

これって、どう思う?
寅さんらしくてOK?

昨日の青森県沿岸部の被災状況に続いて、今日は岩手県その1。
北部です。

今日1日、Twitterでかなりの量の画像をつけてつぶやきまくったわけですが。
その全部をこのブログに載せるのは、どうなんだろう?

ケータイの機種によっては、表示しきれないよね?

なので、撮りまくったうちから何枚かを軽くご紹介するにとどめます。


まずは、昨日の続きで青森県八戸市。

蕪島って聞いたことありますか?
ウミネコ繁殖地、蕪嶋神社です。

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そして、すぐ近くの鮫観光案内所。↓

xuKGa8.jpg


有名な場所なので、行ったことのある人は多いと思います。
あなたの記憶、楽しかった(恋人とケンカ別れした?)思い出の場所の、これが今の姿。

ありゃりゃ~
……と思うか?

あるいは、この程度で済んでよかった!
……と思うか?


ニュースやネットでいろいろと見てるけど、どれほどの災害なのか、どうしても実感がわかない。
報道できない映像などが山ほどあるんだろう、とは思うけど、まったく想像ができない。
……というご意見も、いくつかいただいてます。

でも、それは当たり前。
仕方ないと思います。

誰も経験したことないんだから。

で。
まさか、そういう1人1人を助手席に乗せて0泊3日の弾丸ツアー、というわけにもいかないだろうし。
少しでもうまく伝えるには、どうしたらいいんだろう?
……と、試行錯誤をくり返すオッサンが、ここに1人。


蕪島の先は、葦毛崎展望台とか、タイヘイ牧場とか、大須賀牧場とか、種差海岸とか。
東京から近い?本州にも、こんな素晴らしいところがあるんだよ!的な、とても景色が良くて気持ちいい一帯が続くのですが。
このブログの趣旨とは違うので、省略。

岩手県に入って最初の画像は、これでした。↓

iY3D56.jpg


皆さんも旅行で見かけたことがある?津波浸水想定区域の看板です。

これがね~
海岸線に沿って、あちこちで見かけるこの看板がね~
実は、けっこう正確なんですよ。

国会答弁やら記者会見やら、その他。
「想定外の大津波で」、「想定外の」、「想定外の」。
責任逃がれのための決まり文句として、このフレーズが多用されている昨今ではありますが。

この看板を過ぎた途端に、ガレキの山となる。
「想定区間終了」の看板を過ぎた途端に、普通の町並みに戻る。
「津波浸水想定区域」の看板は、実はけっこう正確なんです。

「想定外だったので」という決まり文句に、「うん、そうだね、仕方ないね」と、安易に同調していいのか?
こうやって実際に被災地を丹念に見て歩いてる1人として、そこにも疑問を感じます。


青森県八戸市から県境を越えると、岩手県洋野町。
ひろの

道路の橋が壊れて、その向こう側では鉄道の鉄橋が流されて、橋桁だけ。
そんな光景も見ました。

txmr42.jpg


志津川(南三陸)に慣れてしまうと、そんなに驚く光景ではないのですが。
でも、これはやっぱり、地元の皆さんにとっては大打撃ですよ。

有名な大きな街ばかりが、全国のメディアがくり返し報道している。
その一方では、あまり有名でない各地域でも大変な被害が出ている。

報道されていることだけがすべてではない。
そこは、これからもくり返し強調していきたいところ。

岩手県北部も、けっこうな被害を受けてますよ。
……と思ったら、こんなもんじゃなかったんです。


あ。
その前に、この地域では大きな町、岩手県久慈市。

ケーズデンキでの売り切れ商品は、この通り。↓

0MIpxl.jpg


そうか、物流はかなり回復してるみたいだね、と思いますか?
それとも、震災から6週間が過ぎた今でも、久慈市ほどの大きい街でもこういう状態?
……と思いますか?

全国からの救援物資が、さばき切れないほど来ている!
欲しい物と届く物のミスマッチが大きくて困ってる!
……などの報道があっても、そのまま鵜呑みにしないほうがいいですよ。

組織が大きいが故の弊害、ってやつでしょうか?

日夜、現場で大変な苦労を続けてる、自治体の末端部の職員の皆さんとか。
あるいは、被災者の皆さんの声が、きちんと反映されてるとは限りませんから。

もう1つ。
現地の被災者の皆さんが手に入らなくて困ってる物資を、救援物資として送る場合。
そういう皆さんに直送してくれる人(私)に託したほうが、いいと思いませんか?


久慈市では、小袖海女センターにも立ち寄ってみました。

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行ったことのある方ならご存知でしょうが、前は、大きな防波堤の内側です。
後ろはご覧の通り、岩です。

そういう場所なのに、こういう状態でした。

昨日の下北半島や八戸に比べると、久慈に来た津波は、明らかに強かったみたいですね。

この先、南へ行くほど、被害が大きくなっていきそうな予感……


岩手県久慈市の南は、野田村です。
駅でいうと、陸中野田。

予想が当たってしまって、ここはすごいです。

まずは、被災した田んぼ。
畑じゃなくて、田んぼだと思います。

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海に近い農地が塩水に浸かっただけなら、まだわかるんですけどね。

ここは明らかに、田んぼや畑じゃなくて、町だった一帯だよね?


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6週間で、ガレキの撤去はかなり進んだようですが。
まだまだ、たくさんの人手と重機と資材と、資金が必要みたいです。


さらに南、田野畑村もすごかったよ。

ZRBcQa.jpg


明戸キャンプ場〜三陸魚センター付近。

ちょっと逆行で見えにくいかもだけど。
道路の太さから、けっこうな広範囲を俯瞰して撮ってるのが、おわかりいただけるかと。


そして、田野畑駅を過ぎて平井賀トンネルをくぐってみると!
なんとなんと、鉄橋がぶっ飛んでました。

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この橋桁の上にあった橋は、どこ?
……と、入り江の奥のほうを見てみると。

UnqwM2.jpg


こんなもん、個人参戦のクレーン付き積載車じゃ、歯が立ちません。

そして、志津川(南三陸)周辺で感じたのと同じ無力感。
ここまですごいと、ちっぽけな個人に何ができるんだろう?


この先、島越駅までの区間は道路も通行止。

田野畑村役場のほうを迂回して、また海岸線におりてきてみれば。
こちらは、海岸線の道路のあちこちに、波消しブロックが落ちてます。

海に設置してあるのを陸地から見てると、あまり感じませんが。
こうやって道に落ちてると、かなり大きいです。

もちろん、きれいな状態とは限らなくて、壊れてるブロックも多数。
ハッキリ言って、邪魔です。

なんだか、マリオカートな気分?


田野畑駅から、島越駅があった付近までで、日没サスペンデッド。
続きは次回です。

(2日かけて、下北半島から宮古までたどり着けなかった)笑


以上、画像11枚。

今日の発見、その1。
「津波浸水想定区間」の看板は、かなり正確!」

その2。
津波の被害の北限は、青森県の三沢漁港付近。

その3。
町が丸ごと壊滅的な被害を受けてる級だと、岩手県野田村(陸中野田)。
それから、田野畑村の明戸地区と、田野畑駅周辺から島越地区にかけて。

確かに、久慈市や盛岡市まで、道はつながってるんですけど。
運転できない方や、身内に車が1台も残ってない方は、大変な苦労や、気遣いをされてることと思います。

皆さん!
深刻な被害を受けた地域は、岩手県の北部にもありますよ!


……と主張したところで、朝までに東京に帰らなくちゃ、なんだけど。

最寄りの盛岡インターまで、約120km。
そして、盛岡から浦和までは、約500km。
(東京までじゃなくて、浦和まで)

東北道はともかくとして、下道で盛岡まで約120km。
……ってことは、次回、盛岡から来る時も約120km。
これは確かに、遠いです。

でも、遠いからこそ、行かなくちゃ!
……だよね?

今日は、支援活動ではなく、支援活動のための下見。
下北半島の沿岸部を南下してみました。

東京にいると、岩手県~宮城県~福島県の情報ばかり。
青森県に関する情報は、少ないですよね。


あ。
画像はすべて、NTTドコモのソニー。
SO905iCS という機種です。

えすおー・きゅうまるご・あいしーえす

ケータイのカメラの画素数は、その後もどんどん増えていってるけど。
カメラの性能って、画素数だけじゃない。

色合いとか、いろいろな微調整とか、使い勝手とか。
それから、予備の充電パックの充電体制とか。
その辺の理由から、この古い機種から離れられないでいます。

毎度毎度、新しい機種を試してみては、この古い機種に戻っちゃってます。

もう1つ。
すべての画像は、最大の約510万画素で撮影して、640×480に縮小したものをアップしています。
ブログの本文では、それをさらに480×360に縮小して表示しています。

パソコンでご覧の方は、画像をクリックすると少し大きく表示されますよ。

思わずクリックしたくなるような、いい写真があればいいんですけど。


さて。
まずは、東通原子力発電所の北側。
青森県東通村、小田野沢小学校付近の港です。



防波堤の内側に、船がたくさん係留されている。
船が、海水の上に浮かんでいる。
路駐してない。
道路で寝てない。

そんな当たり前の景色が、当たり前でない昨今。
ちょっとホッとします。


続いては、東通原発の南側。
白糠小学校〜物見崎付近の、港での1枚。

DSC00225.jpg


↑の船と同じで、陸地にあるべき建物が、きちんと陸地に建っている。
崩れてない。

この当たり前の景色にも、やはりホッとしちゃいます。


その後、有名な六ヶ所村の日本原燃にも立ち寄ってみました。

この一帯、津波は大丈夫だったけど、停電にはなったそうです。
それで、東通原発でも日本原燃でも、非常用電源で冷却を続けたらしい。

地震でプールから水があふれたという噂もあるようです。
その一方では、詳しいことは報道規制がかかってるとも聞きます。

尖閣諸島の時もそうでしたが……
皆さんが選んだ政党は相変わらず、国家による情報統制で人民を意のままにコントロールする方針のようで。


ちなみに。
六ヶ所村にある日本原燃(株)は、原子力発電所から出た使用済み核燃料を処理するところ。
その貯蔵量は、万が一の際には地域とか国のレベルでは済まない、という話がある一方で。
使い終わってから十分な年月が経っていて、発熱量はとてもわずかだ、という話も。

もし、そんな話から少しでも興味をもったら……
わざわざ自分から調べてみないまでも、報道で見かけた時にはぴくぴくっと聞き耳を立ててみましょう。

もう1つ。
発熱量どうこう以前に、テロリストに狙われたらどうするの?
羽田を離陸した飛行機がハイジャックされて、六ヶ所村に向かったらどうするの?
……と言う話で。

すぐ近くに三沢基地がある。
アメリカ軍のF16戦闘機がスクランブル発進して、撃墜してくれるから大丈夫!
……と言う人がいるんだけど。

これって、どうなんでしょう?

旅客機を撃墜したら、犠牲になる乗客の遺族への謝罪と補償がどうこう、とか。
人命は地球より重い、とか。
あいつを起用したら、あいつの支持率が上がってしまう、とか。
日本政府が責任逃れのための議論をしてる間に、さっさと突入できちゃいそうな気がしませんか?

あ。
このブログを読んで思い立ちました、とか自供しないでくださいね。


ちなみに、六ヶ所村のコンビニの店員さん。
若いお嬢さんに原燃の場所を聞いたら、知りませんでした。
何をしてるところかも、知らないみたい。

次の余震でも無事だ、という保証はない。
無事じゃなかったとしても、本当のことを発表するとは限らない。
そして、興味なり危機感なりを持って自分から調べない限り、誰も教えてはくれない。

この3点は、間違いないようです。


さて。
皆さんからお預かりした生活物資を直送するほどの被害は、出ていない。
それは確認できたので、次に行きましょう。

DSC00228.jpg


ドラム缶の向こう側の建物が、何となくそれっぽくないですか?
……と、近づいてみると。

DSC00230.jpg


ありゃりゃ……
東京ではほとんど報道されてないけど、やられちゃってますね。

建物の1階部分がやられちゃった、という以前に。
画像の下の部分は、建物が残ってません。
基礎の部分しか残ってません。


被害が甚大だった岩手県や宮城県に比べると、どうしてもインパクトは弱くて。
しかも、ここは漁業施設。
地域の皆さんの住宅エリアではない。

それで、「被害は軽かった」と思うかもしれません。

でも。
これだけでも、ものすごい被害ですよ?

防波堤があったのに、ここまでやられた!と考えるのか?
防波堤があったおかげで、この程度ですんだ!と考えるのか?
そこは微妙なところですが。

特定の地域の甚大な被害と、原発の問題ばかりが、くり返し何回も報道されている。
その裏では、青森県から千葉県までの広範囲で、こういう現実がある。
その1つ1つを、私たちは軽く見てはいけない。

そこを、あらためて感じました。


続いては、奥入瀬川(相坂川)が太平洋に注ぎ込む付近、青森県の百石漁港。
暗くなっちゃったので、画像は省略。

漁港の地上部分に橋みたいな立体交差?
何やら、道路ができてまして。

そのおかげで、津波のパワーが弱くなったんでしょうか?

海に近い部分では、確かに家々が壊れてるんですけど。
県道の向こう側の家々は、大丈夫だったみたいです。

たとえば、コンビニ「サークルK」おいらせ新田店は休業中。
立ち入り禁止になっています。
でも、すぐ近くのコンビニ「サンクス」八戸水産加工団地前店は営業してます。

八戸水産加工団地も、暗い中をぐるっと回ってみましたけど。
うわぁ!と思ってしまうような、明らかな被害は確認できませんでした。

暗くて、よくわからなかった、という部分はあるんだけど。
六ヶ所村より北は、大丈夫だった。
三沢漁港は、港の漁業施設がやられた。
百石漁港でも、海に近い部分はやられた。

津波の被害としては、この辺が北限になるのかもしれません。


ここから先は、八戸市内です。

まず、八戸港フェリーターミナルは立入禁止。
ターミナルビルの隣の広い駐車場には、水没車が何台か放置されてます。

持ち主さんは、フェリーターミナルに駐車して、海を渡って。
その間に、被災されたのかもしれません。

それから、ターミナルビルの海側、桟橋が壊れてるのも確認できました。

「八戸〜苫小牧」航路は現在、「青森〜苫小牧」航路で代替運航中。
青森市青柳1丁目、青森港堤埠頭から毎日4往復。

川崎近海汽船株式会社、シルバーフェリーのHPはここです。


コーヒー休憩♪と思って立ち寄った、ミニストップ八戸夢の大橋店は、まだ休業中。
でも、店内で電気はついていて、いろいろと人が動き回ってました。

4月29日(金曜)から営業を再開、だそうです。


三沢漁港、百石漁港、八戸フェリーターミナル付近、と見て回って感じたこと。

津波を意識してなのか、地形的に偶然なのか、わかりませんけど。
海辺には本当に海に関する施設だけが集中していて、商店街や住宅地は、海から離れた高台にある。

そういう街づくりが、徹底しているように感じました。

もちろん、事務所も倉庫も仕事の道具も流されて、大変な思いをしている方々はいらっしゃると思います。
でも、生きてるだけで丸儲け
家が残ってるだけでも丸儲けですよ。

これは、1つの成功例として、現地を見る価値があるかも。

……とか、偉そうに書いたけど。
単なる偶然だったりして。


さて。
札幌の100円ショップで買ってきたもの。
綿棒350本入りが10個、3500本。
それから、綿棒では物足りない人のために、2本入りの耳かきが10袋、20本です。

すんげぇ些細なことに思うかもだけど。
避難生活でのストレスを考えた時に、自分だったらけっこう大切だよなぁ、と思いまして。

大切だと言う割には、些細な量でお恥ずかしいんですけどね。

北海道限定の、コアップ・ガラナ、ソフト・カツゲン、焼きそば弁当。
実は、そんな物も持ってます。

卵と牛乳を買うのは、明日。
悪くなっちゃうからね。

今夜は八戸泊、明日は岩手県を南下します。
早急に必要としている方がおられましたら、お気軽にコンタクトください。
これから岩手県を南下する私に届けて欲しい物資があれば、リクエストもお気軽にどうぞ!

(このブログを読める環境にある人なら、綿棒も耳かきも自分で買えるだろうけど)

青森県だって、こんな大変な被害があるんだぞ!
見落とさないでくれよ!
……というお叱りがあれば、それもお願いします。
m(_ _)m

そくいんのじょう、日本語です。
去年の夏にハマった韓流ドラマ、「華麗なる遺産」で出てきた言葉です。

困っている人を見かけた時に、同情して、余っている物を分け与える人は多い。
だけど、自分も一緒に困ってる状況で、自分も必要としている物を分け与えることができる人は、とても少ない。
余裕を分け与えるのではなく、貧しさを共に分かち合う心。
どんなに自分が困っていても、困ってる人を放っておけない心。
そんな説明でした。

たとえば……
社長がウソばかりついて、給料を払わない会社があったとしましょう。
社員は当然、生活に困窮します。

また今日も社長に裏切られた。
所持金が、2人合わせても52円しかない。
週明けまで、どうやって生き延びよう?
いや、週明け、月曜日に給料を払ってもらえるという保証はない。

こういう状況で、自分の部屋にある米を炊いて、冷凍してあった肉を焼いて、冷蔵庫にあった納豆も一緒に持ってきてくれる人がいます。
その一方では、自分はきちんと給料をもらっているにも関わらず、知らん顔して帰ってしまう人もいます。

さらには……
「私ももらってないの」
「ホントに困っちゃう!」
……などと、平気でウソをつく人もいます。


昔の日本は、士農工商という制度。
武士は、身分が一番高いとされていたけど、お金は持ってなかった。

(武士は食わねど高楊枝、ってやつ)

その一方で、商人はお金をたくさん持っていた。
でも、お金を持ってるだけでは、身分は上がらなかった。
その辺のバランスが、うまく取れていたのかもしれません。

現代は、ちがいます。
お金を持ってる人が、いちばん身分が上とされています。
お金だけは持ってて、セレブなどと言われてチヤホヤされてるけど、一緒に食事をしてみると、汚い食べ方にびっくり!
……というようなケースも、けっこう多いです。

そういう人は「成金」とか呼ばれて、見下されていたんですけどね。
ちょっと昔までは。

そんな成金でさえチヤホヤされる現代ですから、お金を目当てに平気でウソをつく人がたくさんいます。
人として恥ずかしいことをしてでも、お金を手に入れたい。
そう考える人も、たくさんいます。

そういう人達に腹を立てても、非難しても、ほぼ間違いなく治りません。
そして、1円にもなりません。
そういう人だと早めに見切って、付き合い方を工夫する。
それが、限りある自分の人生を楽しむコツではないかと。


さて。
今回の震災に関して、皆さんはどうでしょうか?

↑の給料の話と同じ。
知らん顔して我れ関せず、という人もいるでしょう。
「うちも被災しちゃって」とウソをついてる人も、いるかもしれません。

その一方では、同情して、余分に持っている物を分け与える人もいると思います。
このブログでは、そういう皆さんにご協力をお願いしています。
あるいは、どこまで自分の生活を犠牲するか?
その境界線の引き方に悩みつつ、少しでも募金したくて、生活費を切り詰めてる人もいるかもしれません。

しかぁ~しっ!

それはあくまでも、余裕があるから。
自分が被災してないから、だと思うんです。

仮に、もし、自分も被災していたら。
着の身着のまま逃げてきて、財産も何もない状態で、どうやって妻子を養っていこうか?
……という状況で、1万円札を拾ったら?

周りのみんなに黙って、全額を妻子のために使うんじゃないか?
あるいは、妻子にも黙って、自分で使うんじゃないだろうか?
困っている仲間、仲間の家族と分け合えるだろうか?

そうありたいとは思ってます。
相手の心の痛みを自分の心の痛みとして感じ取れる、野比のび太や車寅次郎のような人間でありたい、と思ってますから。

でも。
実際にそういう状況になった時に、そこまで強い人間でいられるだろうか?


被災地では、いろんな話を聞きます。

いい人だと思っていたのに汚いヤツだった、とか。
信用できないヤツだと見下していたら、ものすごくいいやつだった、とか。
妻子にお金を残すために、自殺しちゃった人もいるそうです。

政治家や経営者としての資質は、想定外の緊急事態でハッキリするようですが。
家も職場も何もかも失って、所持金も底を尽き、先がまったく見えない状態で1ヶ月以上。
そんな極限状態では、その人の本性や生き方が、ハッキリ出るみたいですね。

正しいとか間違ってるとか、賢いとか愚かだとか、そういう対立軸で語ることではない。
自分はどういう生き方(死に方)をしたいか?という、選択肢の問題。
だから、他人の結論を非難することはできないと思います。

惻隠の情。
あるいは、経営者としての責任、夫や父親としての責任。
この辺、あなたはどうですか?

被災してない現時点でのキレイ事を、最後まで貫けそうですか?


正直、私には自信がないです。
実際に被災地に来てみたら、そんな自信とかプライドは消えました。

寝たきりの患者さん達を放置して逃げて、助かった医者がいるそうです。
被災してない人達の間では、非難轟々だそうです。
でも、逃げてしまった気持ちがわかる光景が、目の前にあります。

私がその医者でも、逃げてしまったかもしれません。

自分が持ってるつもりの惻隠の情は、見せかけだけかも。
被災地に来るたびに、そんなことを自問自答しています。


惻隠の情ではなく、ただの同情でもかまわない。
1人1人が、今できることの中から最善だと思うことをがんばっていく。
今は、それしかないですよね。

※実際にお金を拾ったら、交番へ

Twitter@and_273をご覧の方はご存知と思いますが、一昨日から支援活動を中断して、札幌に行ってきました。
昨日は積丹半島の先、ほくでん(北海道電力)の泊発電所にも行ってみました。

よく言うところの、泊原発です。
とまり・げんぱつ

泊に限らないのですが、原子力発電所の近くには、いろいろな資料館や展示室がたくさんあります。
1~2泊してじっくり見てまわると、原子力に関する正しい知識を身につけることができます。


津波の被害に遭われた皆さんへの、救援物資の提供をお願いするブログ。
原発の是非について論じる目的ではないので、ホドホドにしておきますが。


今回の地震&津波は、確かに想定外の天災でしょう。
でも、その後の一連の原発の事故は、明らかに人災です。
つまり、想定外の事故が起きてから後の、危機管理とかリーダーシップの問題。
原子力発電の技術の問題では、ないと思うんです。

もちろん、原子力関連の技術は、もっともっと向上させなくちゃいけない。
その一方では、原子力の技術そのものをやめろ!と主張する人達がいるのも事実です。

でも。
そういう人達の一体どのぐらいが、原子力を正しく理解してるんでしょうか?

今までの自民党政権や官僚制度は、原子力についての正しい知識を国民に教えてきませんでした。
そのほうが大衆をコントロールしやすいから、だと思います。

その結果として、日本にはたくさんの原発が建設されました。
その電気でたくさんの自動車や電気製品を作り、それらを輸出することで、今の私たちの生活が成り立っています。

そんな状況で、今回の事故が起きました。


変な例えで申し訳ないですけど、1992年のF1日本GP。
ホンダがF1から撤退した年、どうしても勝ちたい最後の母国グランプリ。
必勝体制で臨んだはずなのに、スタート直後の2周目にエンジンが壊れました。

つまり、科学技術に「100%の絶対」はありえない。
原発に限らず、すべての機械には故障の可能性がある。
悪条件が重なれば、想定外の事態もありうる。

リスクと、メリットと、コストとのバランス。
どこで妥協するか?という判断が1つと。
もう1つ、その後の対応が大切だと思うんです。

想定外の突発事態が起きても、きちんと状況を把握し、判断をして、自分の責任で指示を出す。
ダメなものはダメと言い、大丈夫なものは大丈夫と言う。
白とも黒とも受け取れる曖昧な言い方をしたり、方針がブレたりしては、いけない。

この点で、911テロ直後のブッシュ大統領は素晴らしかったと思います。
(結果的には、やり過ぎちゃいましたけど)

「大丈夫です」と言いつづけながら水素爆発が起きた。
それでもなお、「水素爆発だから大丈夫です」と言い続けた。

(水素爆発のどこが大丈夫なんだろう?)

遠く離れた東京で「安全です」と言い続けたけど、現地では被爆事故が起きていた。
そして、「今すぐにどうこうという状況ではない」と言い続けた結果が、レベル7。

たくさんの日本人が、原発や東電や政府への不信感を募らせている。
いろんな国が、日本政府は信用できない、本当の情報を公開しろ、と言っている。
さらには、福島県や日本に対する風評被害、被爆差別。

すべての原因は、震災後の対応にあると思います。


くり返しますが、これは本当に原発の技術の問題でしょうか?

政府も電力会社も、原発に反対する人達も、マスコミも、それぞれの立場から知識を切り売りするだけ。
まず最初に主張したいことがあって、それを裏付ける根拠として、都合のいい部分を引用するだけ。

客観的な正しい知識は、誰も教えてくれません。
マスコミ経由のコマ切れの知識を寄せ集めても、正しい判断はできないと思います。

原子力発電の是非は、正しい知識を身につけてから。
そう思いませんか?


被災地での支援格差の問題も、似た部分があります。

メディアにくり返し登場してる街には、全国からの支援が殺到している。
だから、そういう地域への支援は、もう必要ない。
置き去りにされてきた福島県や茨城県、千葉県が優先ではないか?
……と言う人がいます。

これを間違ってるとは言いません。

だけど、メディアにくり返し登場してる街でも、橋1本、山1つ向こう側に行くと、手つかずで放置されています。
きれいになった石巻市の中心部が放送されてるからと言って、石巻市の全域が片付いたわけではないんです。

そして、福島県や茨城県、千葉県は、東京から近い。
これから動き出す人達が行きやすい場所です。

マスコミの報道、ご意見番とされる芸能人の意見。
あるいは、官房長官や東電や保安院の会見。
テレビや新聞、雑誌が伝えてることを無条件に信じてしまう人が、こんなにも多いのか!
……と、あらためてビックリしています。


さて、ここで問題です。


↓の画像は、泊原発の近く、寿都町の歌棄郵便局付近です。

寿都と書いてスッツ、歌棄と書いてウタスツ。
キャンプ旅行をして以来、15年ぶりぐらいで行きましたが、私が大好きな地域の1つです。

DSC00204.jpg


原理としては、要するに自転車のライトのダイナモ(発電機)と同じ。
すぐ近くに住んでると24時間365日、ブーーーンって、かなりうるさいそうです。

個々の詳細なスペックを言い出したら、きりがないんですけど。

【1】原発1基と同じ発電量を得るには、この風車がいくつ必要ですか?

【2】原発1基と同じ発電量を得るには、原発の何倍のコストがかかりますか?

【3】騒音、出力、コストなどの課題を解決するための人材は、どうやって育てたらいいと思いますか?

(現代の教育は、理科への興味を引き出すことよりも、学歴や資格のための暗記力)


マスコミの報道をみんなで盲信する時代から、個人個人が自分の意志で、ネットで調べる時代になりました。

知りたいこと、気になるテーマ。
たとえば、原子力発電の原理とか、支援格差の実態とか。
あなたはどのぐらいの時間で、それを調べて、考えをまとめることができますか?

その結論として。
本当に原発を止めてしまっていいのか?
本当に、これからの支援は福島県と茨城県と千葉県だけでいいのか?

人それぞれ、いろんな意見があっていいとは思うのですが。
マスコミの意見に安易に流されてる人が多いので、ちょっと書いてみました。


そんな私個人への意見とか反感は、さておき。
支援がなかなか行き届かない地域への生活物資、あなたのご協力は、これからも引き続きお願いします。

これだけ広大なエリアで甚大な被害が出ていて、避難所で暮らしている人だけでも13万人以上。
個人ボランティアにできることなんて、たかが知れている。
焼け石に水じゃなくて、ほんの1滴。

そう言う人がいます。

それは、私もわかってます。
現地に行けば、自分の無力さをイヤと言うほど思い知らされます。

そんな時に思い出すのは、数年前の映画「世界の中心で、愛をさけぶ」。
通称、セカチューです。


いわゆるセカチュー・マニアではないので、あまり詳しくは語れないのですが。
DVDか何かで目にした行定勲監督のインタビューが、とても印象に残っています。
ゆきさだ・いさお

確か、行定さんは、名作「ロミオとジュリエット」を例えに出していたと思うのですが。
この作品で描きたかったテーマの1つは、どうにも止めることのできない人間の気持ち、「衝動」だそうです。

たとえば、亜紀が突然、倒れるシーンがあります。
すぐにクルマに乗せられて、病院に向かう。
覚えてる方も多いと思いますが、走り去って行くこのクルマを、サク(朔太郎)は走って追いかけます。

もちろん、自動車についていけるはずがない。
そんなことはわかっている。
だけど、追いかけずにはいられない。

理屈ではない、止めることのできない感情。
衝動につき動かされての行動が、この作品では随所に登場しています。

そういう視点であらためて観たら、新しい発見があるかも?


亜紀とかサクとか、ロミオとかジュリエットとか。
そこまで自分の行動を美化するつもりは、ないんですけどね。

でも。
とりあえず現地に行って、何もできないなりに一生懸命に何かをやっていれば、新しい発見があるかもしれない。
新しい出会いもあるかもしれない。
そこから、想像もしなかったような、素晴らしい支援活動に発展するかもしれない。

「たかが知れているから」と言って何もしなければ、何も変わりません。

もちろん、ただのムダ足に終わる可能性のほうが高い。
それはわかってます。

でも、何もしないではいられないんです。

理屈や損得だけではない、衝動での行動。
これを笑って否定する人達は、セカチューや「ロミオとジュリエット」にも否定的なのかな?

ふと、そんなことを思ったりもします。


映画「世界の中心で、愛をさけぶ」は、観客動員数620万人だそうで。
そんな有名な映画について語っても、これを読んでるあなたは鼻で笑ってるかもしれませんね。

では……
「ロミオとジュリエットで描かれてる人間の衝動」、これは説明できますか?

真剣に読んだこと、ある?

(ない)

昨日の「中古車特需」に続いて、もう1つ、水没車の話題。

災害派遣車両と貼った積載車で被災地を走り回ってると、こう聞かれるようになりました。

「水没車の買い取りですか?」

え?
いや、買い取りじゃなくて、動かすだけなんです。

「買い取っていただけませんか?」
「お金なくて、本当に困ってるんです」

いや、業者じゃないんで……


自動車に乗る人ならご存知だと思いますが、自動車保険の多くは、天災は免責。
津波での水没じゃ、保険金がおりないんです。

それを知らずに、保険会社に電話して、「水没しちゃいました」と言うと。
「天災は免責です」と言われて、「この人のこの車は津波で水没」と記録されて、終了。

ちょっと悪知恵の利く人は、保険会社に電話して、こう言います。

「たまたま運が良くて、水没はしなかったんですけど」
「でも、その後でちょっと動かした時に、水没してる場所にクルマを落としちゃいました」

天災は免責だけど。
自分の過失ならば保険金がおりる。
それを知ってて、最初にそう言うわけです。

もちろん、保険会社だって、その辺は承知してるから。

「ならば、お車の現状を確認に行きますので」
「今の状態のまま、動かさないで待っててくださいね」

地域のみんなで一致団結して、どんどん片付けていこう!
よし、次はあいつのクルマだ!
……って時に。

いや、ちょっと待って。
保険会社の人が来るまで、オレの車は動かさないで。
……とか何とか。

あいつ、何やってんだ?
それって保険金詐欺じゃないの?
みんなの足を引っ張りやがって!
……とか何とか。

そういう感情的な対立が発生してるだけでなく。

あ、そうか!
自分の過失を主張すればいいのか!
……と気づいた人が、保険会社に電話するわけです。

「この前、津波で水没って言いましたけど」
「そうじゃないんです」
「津波そのものでは無事だったんですけど……」

「津波で水没したって、おっしゃいましたよね」

ガチャ、ツー、ツー、ツー。

契約書をきちんと読んでなかったの?
……と言えば、それまでなんですけど。

正直者にバカを見させることで儲けるのが保険会社。
お金を目当てにウソをつくヤツには甘い。
そんな感情的な不満も、ここ1~2週間で急速に広まってるようです。

ただし、この状況ですから。
お金を目当てにウソをつく人を、一方的に非難することもできないんだよな、と。

ちょっと複雑な気持ちで、いろんなお話を聞いてます。


で。
家を流されてしまった。
職場も、仕事の道具も流されてしまった。
着の身着のままで逃げてきて、財産も何もなく、所持金も残りわずか。

見舞金やら支給金やら何やら、どれも手続きに2~3ヶ月はかかるらしい。
行方不明の認定には、それだけでも3ヶ月かかるそうで、そこから手続きを始めると、さらに2~3ヶ月。

とてもとても、そこまで所持金がもたない。
嫁さん子どもを、どうやって食わせていけばいいんだろう?
……と、真剣に困ってて。

そうだ!
保険金がおりないと言われた水没車。
せめて、あれを買い取ってもらえれば!
……と。

どうにも困り果てた末の、「水没車を買い取ってもらえませんか?」らしいです。


そういう事情は、よくわかったけど。

でも、自動車商(古物商)持ってないし。
買い付け資金とか、持ってないし。
買ったところで、塩水じゃ、使い道ないし。

困ってる皆さんの力になりたい気持ちは、間違いないんだけど。
でも、水没車の買い取りは、できないなぁ、と。


他県ナンバーのクレーン付きの積載車。
これを見かけた時の、地元の皆さんの反応は2つ。

「あ!」
「水没車を買い取りに来た業者さんかな?」

(ちがいます、個人参戦のボランティアです)

「あ!」
「水没車とかを目当てに来た窃盗団じゃねぇか?」

(ちがいます、個人参戦のボランティアです)

被災地で必要とされてる物資や、皆さんが最優先で必要としているものは、日々、どんどん変化しています。
それと並行して、積載車に対する目線も変化しているようで。

「他県ナンバーの積載車でウロウロしないほうがいいですよ」

そんなアドバイスもいただきました。


水没車を買い取りたい方が、もし、これをご覧になっていたら。
あなたの手足となって、現地で買いまくりますので、コンタクトをお願いします。

被災地に来てなくても、クルマが好きな人なら既に知っているだろう変化。
それが、中古車特需です。

水没車両は、宮城県だけでも13万台とか、14万台とか。
地域によっては、パトカーも消防車も、救急車も水没しちゃった、とか。

そんな話は、報道でご存知だと思います。

で。
大雨とか台風による水没ではなく、津波による水没ですから。
つまり、塩水だから。

基本的に、ほとんど使い物にならないんですよ。

ボンネットやフェンダーは、洗って磨いてワックスをかければ使えるでしょう。
ハンドルやシフトノブも、それは同じ。
技術があるなら、フロントガラスや窓ガラスも使えるとは思います。

でも、あとはタイヤとホイールぐらい?

塩水に浸かったエンジンとか、モーターその他の電気系統は、ダメですよね。
ましてや、ハイブリッド車や電気自動車なんて、なおのこと。


ところで。
自動車に限らず、被災地では大量の鉄クズが発生してます。
それで、鉄の買い取り価格は一気に暴落。
さらに、福島県の鉄、あるいは日本の鉄は買わない、という被爆差別。

鉄の値段が下がり過ぎちゃって、解体屋さん達は商売にならない。
仕事をやめようか、とか何とか。
そんな話も聞いてます。

もし、あなたにそれなりの広大な敷地と、それなりの資金があるならば。
東北地方で鉄を買いまくって保管する、というのも1つの投資かも。


で。
それだけたくさんの自動車が被災した、ということは。
これから、それだけたくさんの自動車が必要になる、ということ。

しかも、ここ数年の経済状況を反映して、近頃は新車が売れなくなってたから。
その結果として、中古車の総数も減ってるわけですよ。

それで、東北や東京を中心に、業者オークションの値段が一斉に上がってて。
それでも買いまくってるのは、大手の業者ばっかり。
零細な中古車屋さんとか、クルマの趣味が高じてちょこちょこ中古車を買ったり売ったりしてるような人達には、とても手が出せない。
見に行っても、ため息をついて、手ぶらで帰ってくるしかない。
そんな状況らしいです。

どんな車種が売れてるんですか?
……と、聞いてみました。

どんなクルマでも売れてるそうです。
なぜなら、どんなクルマも区別なく、みんな水没しちゃったから。

ただ、それだけの大量の廃車手続きと、新しくの登録手続き。
今は警察署も陸運局も大混雑してますからね。

車庫証明が不要な、軽自動車の値段が特に上がってるそうです。

津波特需とか、水没特需だと、ちょっとストレートすぎるかな?と思いまして。
それで、中古車特需と名づけてみました。

ここで気になるのは、ヤフオクです。
こういう動きを知らずに、不要になった車を格安で出品している人、いるかもよ?

それを落札して、すぐに転売したら。
週末参戦の個人ボランティア資金、数回分が、簡単に作れるかもしれません。


今から、西日本を中心に中古車を買いまくっても、出遅れ感が強いですけど。
たまたま、年末ぐらいから余計な中古車を何台か買い込んで、奥さんから文句を言われてた人、とか。
あるいは、日頃から「1台か2台、売れば?」とか言われてた人。

この際だから、売っちゃいませんか?
今までの相場よりも、10万円ぐらい高いらしいですよ?

あるいは。
そろそろ新車に買い換えようと思ってたんだけど、キッカケがなかった人。
新車に買い換えるのも、立派な復興支援になるみたいです。

中古車のマーケットが1台増える、だけでなく。
日本経済に貢献するって意味でも。

被災地を走り回ってると、数台の観光バスとすれ違うことがあります。
若い学生さん達がたくさん乗っています。
ガレキの山となった沿岸部で、ほとんどの学生さん達がケータイを片手に、想像以上の景色を撮っています。

そんな対向車の様子を、こちらは渋滞の中、ボケーっと見てます。

ただでさえ渋滞がすごいのに、ガレキの撤去渋滞。
大型車を通すために、しばらく他の車を停めて、とか。

渋滞がすごい街は、かなりすごいです。

テレビやネットで見て想像していたのを、はるかに上回る現実の光景。
水や食料はもちろん、電気がなければケータイも充電できないという、そんな毎日。
若い感性がこれをどう受け止めて、家族や友達にどう伝えるのか?
いろんなことを見聞きして、感じて、そして考えてほしいな、と。


さて。
私が初めて被災地に来た時に感じたこと。

まずは、山のほう。

数年前の中越地震の時も、現地に行ったんです。
特に新潟県柏崎市は、端から端まで、すべての家々がぺしゃんこに倒壊してました。

それに比べると、宮城県大崎市では倒壊が少ない。
宮城県の人達って、けっこう丈夫に建ててるの?

ちがいました。

中越地震は、縦揺れ。
今回の地震は横揺れ。
その違いみたいです。

もっとも、最初に大きな横揺れが来た、という状況に過ぎないわけで。
それなりのダメージを受けてるところに、余震で大きな縦揺れが来たら?

3月11日から1ヶ月、とか言われてますけど。
スマトラ沖では、最大の余震は3ヵ月後に来た、とも聞いてます。
時間が経ったから安心、というわけじゃないですよね。

そして、いずれ来るだろう、歴史的には周期的にくり返している、と言われてる、首都直下地震。
南関東直下地震、とも言われてますけど。

これはタテ揺れだと思う?
それとも、ヨコ揺れだと思う?


次に、海のほう。
津波にやられた地域に来て、最初に感じたこと。

「これは想像以上にひどい」
「もっと早く来るんだった」
「ここまでひどいと、自分みたいなちっぽけな存在に何ができるんだろう?」

で。
たまたま、その時のBGMは長渕剛。
彼が、こう歌ってたんです。

♪ヒントはお前の足元に転がっている


そして、ふと浮かんで来たのが、明石家さんまさん。

彼のお嬢さん、IMALUちゃんの名前の由来。
生きてるだけで丸儲け、略してイマル。
……だそうです。

なんじゃそりゃ?
……と思いましたよ。
初めて聞いた時は。

でも。
津波にやられた沿岸部を歩いてみると、本当にそう思います。
生きてるだけで丸もうけ。

親とか、兄弟姉妹とか、親戚とか。
家とか、職場とか、仕事の道具とか、大切な財産とか、愛車とか。
何もかも失って、大きな悲しみを抱えながら途方に暮れてる方が多いと思うんですが。

そんな時だからこそ、生きてるだけで丸もうけ。
明石家さんま師匠の言葉の深さを、しみじみとかみしめてます。

被災地から遠く離れた地域で、自分にも何かできたらいいのに!と思ってる皆さんにお願いします。

日産車に使える15インチのホイールを探してます。
身の周りのクルマが好きな人で、ご不要な鉄ホイール等あれば、ご提供いただけると助かります。

タイヤがついてると、なお助かります。
185/65-15

いちはちご、ろくごー、じゅうご、と読みます。

意味がわからない方もいらっしゃるでしょうが、これをそのまま、お近くの車に詳しい人に見せればわかります。


私じゃないです。
何週間も泊り込んで活動されている、個人ボランティアの方です。

地震でできた大きな穴に落ちたんですか?
それとも、道の端っこに寄せすぎて、路肩ごと一緒に落ちたんですか?

答えは、どちらも不正解。

普通に道の真ん中を走っていたら、落ちたそうです。
自分のクルマの重さで、道に穴が開いたそうです。


今回の大地震と余震で、1m前後の地盤沈下が起きている。
それは、皆さんも報道でご存知だと思います。

ただ、あくまでもその数字は、測定ポイントに限ってのこと。
いくつかの測定ポイントの、平均値に過ぎない。

満ち潮になるたびに冠水する地域があちこちにある。
それも、報道でご存知だと思います。

で。
満潮になるたびに、砂とか、海から流れてくる瓦礫(がれき)で埋まってしまう。
目印にしていた大きなガレキも、日々、あちこちに動いていってしまう。
2~3日ぐらい行かないでいると、もう、どこが道路だったかわからない。

週に1~2回、フラッと立ち寄る程度の流れ者には想像もつかない悪路を、彼らは自分の乗用車で走り回っているようです。

見た目には、普通の道路に見える。
だけど、その下の部分は流されてしまっている。
そんな場所が、あちこちにあるのかもしれません。

ガレキの山の中での活動、パンクは予想してましたけど。
自分の重さで道路が沈むとは、まったく予想してませんでした。


そこで、再度お願いします。

日産車に使える15インチのホイールを探してます。
身の周りのクルマが好きな人で、ご不要な鉄ホイール等あれば、ご提供いただけると助かります。

アルミとかマグネシウムとかチタンとか、高価なホイールは不要です。
そういう環境なので、強度的に、安価な鉄ホイールのほうが安心です。

タイヤがついてると、なお助かります。
185/65-15

いちはちご、ろくごー、じゅうご、と読みます。

意味がわからない方もいらっしゃるでしょうが、これをそのまま、お近くの車に詳しい人に見せればわかります。


タイヤとかホイールって、宅急便で送ると高いんですよ。
しかも、被災地のそういう末端部分には、まだ配達してないらしいんです。

なので、私が直送します。

2本でも4本でも6本でもOKです。
これからも、また同じトラブルが起きる可能性があるので。

お心当たりの方、どうかよろしくお願いします。

今回の大地震&津波での、義援金とか救援物資について、よく言われること。

「私たちにできることって、限られてるんですよね」

(そうかなぁ?)

「電力需要が少ない深夜の時間帯に節電しても、あまり意味ないし」

(それは正しい)

「周波数が違うから、西日本の私たちが節電しても、あまり意味ないし」

(それも正しい)

「私には何もできないから、募金してます」
「ちょっとですけど」

(後半は素晴らしいけど、前半はおかしいよ?)


「自分には何もできない」という言葉に、とても疑問を感じます。

本当に何もできませんか?
あらゆる可能性について検討した上での結論ですか?

可能性とかせっかくのチャンスを、見落としてませんか?


「できない」
「ダメ」
「ムリ」

これ、新しいビジネスを始める時にも、よく言われることなんです。
特に、官公庁の皆さまがおっしゃいます。
「前例がないから」とかの理由で。

確かに、できない理由を並べるのは簡単です。
それを口実に、できない自分を納得させるのも簡単です。
余計な責任を背負わなくてすむのも事実です。

でも……
できないと言ってしまったら、その時点で終了。
もう、絶対にできません。

どうやったらできるか?
これを考えるのが大切だと思うんです。

今の時点ではムリだとしても、明日ならできるようになってるかもしれない。
明日なら、新しい方法を思いつくかもしれない。

どうやったらできるか?
これを考え続けるのが大切だと思うんです。


今回の大地震&津波に関して言うと、あなたの支援を必要としている人は、まだまだたくさんいます。
それは目先の食料や生活物資や現金に限りません。

マスコミやネットではああ言ってるけど、実際はどうなんだろう?
今、何が必要なんだろう?
これから先、何が必要になってくるんだろう?

相手の環境や立場を考えれば。
そして、あなたの知識と経験と友達をフル動員すれば。
アイディアは無限に出てくるはずなんです。

「何もできない」と決めつけちゃったら、あとで他の人のアイディアを知って後悔しませんか?


もう1つ。
生活を犠牲にしながら現地に行くばかりが「支援」じゃない。
そういう人たちへの後方支援も、立派な「支援」ですよ?


もし、あなたが「何か少しでも役に立ちたい」と思っているならば。

あるいは、身の周りで募金した義援金の、使い道の決定に不満があるなら。
使い道を自分で決められないことに、歯がゆさを感じているなら。
提供した救援物資が、自治体の末端部で滞っていて、なかなか配布されてないことに納得できないなら。

(現場の1人1人は、誰もが一生懸命にがんばってるんですけどね)

いろんな人達が、いろんな組織が、いろんな支援をしています。
いずれにも、それぞれ長所と短所があります。
だから、いろんなルートから支援したほうがいいと思うんです。
少しずつでいいですから。

幸か不幸か、あなたが見つけてしまった、このブログ。
被災地と東京をムダに何往復もしているヤツが、ここにいます。
クセが強すぎて、こいつのことは気に入らないかもだけど。
でも、その向こうには、あなたの支援を必要としている人達がたくさんいます。
それは、水や食料や生活物資だけに限りません。

どうか、「自分には何もできない」と決めつけないでください。
そして、私の活動への支援もよろしくお願いします。

東京と被災地との間を、毎週1?2往復。
おかげさまで高速道路を使えるようになりましたが、ちょっと疑問も感じています。

【Q】
下道、国道4号バイパスと国道294号線を使ってた時のほうが、所要時間が短いのはなぜ?

【A】高速道路だと退屈して眠くなり、各駅停車とまでは言わないけど、あちこちのサービスエリアでコーヒー休憩したり、ひと眠りしちゃうから。

……て、そんな話じゃなくて。

これです。↓

DSC00187.jpg


カーナビは、単なる道案内ではない。
最新の渋滞情報をリアルタイムに把握するためのもの。
だから、(オプション販売になってることが多い)光ビーコンが必須である。
これは、運転する機会の多い人なら、わかっていただけるはず。

その光ビーコンで受信するVICS情報の、内容が問題なんです。


運転していると、地震に気づかないことが多い。
特に高速道路は、なかなか気がつかないものです。

地震や、その後にくる津波。
場所や状況によっては、生命にもかかわってきますからね。
だから、光ビーコンで地震速報を受信できる今のシステムは、とても素晴らしい。

ところが!

大きな余震が多発している現在、この表示だけだと、わからないんです。

数分前に発生したばかりの大地震についての、緊急情報なのか?
あるいは、数時間前とか数日前の大地震についての、路面が波打ってるから気をつけましょうね的な情報なのか?

運転してる立場からすると、前者の情報だけでいい。
後者は、んなもん、路面を見ればわかります。

ところが実際には、後者の情報もあるみたいです。
そうすると、狼少年の話と同じ。

「あぁ、またか」
「いつものやつだね」

前者の緊急速報なのに、その緊急性が伝わらない可能性がありますよね。

地震発生!
何時何分、何月何日。

日付と時刻を入れていただけると、ありがたいです。


おまけ。

DSC00179.jpg


この先に、どのぐらいの急カーブがあるのか?
どのぐらいの数のカーブが続くのか?

それは、カーナビの地図を見ればわかると思うんですけど。

それに、わざわざ注意が必要なほどの急カーブとか連続カーブって、高速道路には存在しない。
制限速度で走ってれば、右カーブなら右へ、左カーブなら左へ。
何も考えなくても、何も感じ取らなくても、静かなハンドル操作だけで曲がれちゃいます。

本当に注意が必要なほどの連続カーブなら、カーナビの画面を見てる場合じゃないですよ。


しかも、この赤いVICS情報は、指でクリックするまで消えないんです。
どんな急カーブだろうと、どんなにカーブが連続していようと、この表示が出たら、自分の指でクリック。
この表示の下に隠れてしまった情報、目的地までの距離とか、次の分岐とか交差点までの距離とかが、そうしないと確認できないんです。

数分前に起きたばかりの地震速報なら、この赤い情報でいい。
だけど、急カーブだとか連続カーブだとか、そんなことまで送信する必要があるんでしょうか?

運転中のケータイが禁止された時に、同時に決められたルール。
運転中は、カーナビの画面を2秒以上、見つめてはいけない。

そんなルールを決めておきながら、その一方では、これですよ。
2秒以上のよそ見だけでなく、わざわざ手を延ばしてクリックしないといけない。

そっちのほうが、危ないと思うんですけど……

「暗くなったら早めにライトをつけましょう」とか。
「この先、事故多発ポイント!」とか。
「よそ見運転は危険です」とか。

地域によっては、カーナビの画面にそんな情報を表示させてるところも。

「居眠り運転は危険です」
「起きてますか?」
……なんてのも、これからは出てくるのかもしれません。
既に、どこかでは出てるのかもしれません。

わざわざカーナビに表示させて、運転者によそ見をさせる。
そこまでする必要が、あるだろうか?
……と、考えてみると。

最新の渋滞情報と、本当に本当の緊急地震速報だけにしてほしい。
そう思うのは、私だけでしょうか?


ちなみに、国道4号線とか国道294号線を走ってると、例のアレも表示されます。
20km圏内、立ち入り禁止!ってやつ。

見たい?

週末の土日、個人参戦だったボランティアの皆さま、お疲れさまでした。
入れ替わりで東北道に乗って、北に向かってます。

昨日に続いて、水没車に関してのお話を。


水没車の回収には、2つのパターンがあります。

1つは、私がやってるパターン。
これ、邪魔だから!と言われて、動かすパターン。

ただし、昨日も書いたとおり。
自動車は、実印を押した書類に印鑑証明を添えて登録された、動産です。
いくら「邪魔だから!」と頼まれても、積載車に積み込んで、勝手にどこかに持ち去るわけには、いかない。

「まぁ、厳密に言えばそうですけど」
……と、「今は何でもあり!」をにおわせる言い方も、けっこう聞くんですけどね。


で。
もう1つのアプローチは、その所有者から頼まれるパターン。
これが、なかなか微妙なんですよ。

「オレの、私のクルマが、どこそこにある」
「それを回収して、どこそこに持って行ってほしい」

これは、地元の業者さんが自治体から一括受注してて。
要するに市の全額負担で、そういう業者さんが運んでるらしいです。

「クルマ、ありましたか?」
「どこですか?」
「回収しますよ、無料で」
……と、あちこちの家に片っ端から営業をかけてるらしいです。

で。
個人参戦のボランティアとして、そういう業者さんに電話で聞いてみたんですけどね。

オレたちの稼ぎが減るから、俺達の縄張りに入ってこないで。
……と、そこまでハッキリは言われなかったけど。
でも、そういうニュアンスを感じました。

ただ、そういう業者さん達だって、被災者でもあるわけで。
そりゃぁ、稼がなくちゃ大変だ!と、あせりまくってるはず。
それについて、被災してないよそ者がどうこうは言えません。

そういう業者さんの受注額を調べて、それよりも安い金額を市に提示する?

お金が目当てで行くなら自由経済、それは正しい方法だけど。
それって……
病人のお見舞いに花束を持って行って、花代を請求する感じ?

あまり気が進みません。


もう1つ。
クルマの趣味が高じて、奥さんや子どもに内緒で立派なガレージを建てる人は、少なくないけど。
積載車を買っちゃう人って、あんまりいないみたいなのよ。

(けっこう驚かれる)

てんやわんやの非常事態に突然そんな変わり者から電話がきても、何を言ってるんだか、よくわからず。
もしかしたら、そういうニュアンスは、勝手に感じただけ。
気のせいかも?


ただ、このシステムには2つの欠点があると思います。

1つは、生き残った人のクルマしか回収できない。
震災から1ヶ月も経って、いまだに所有者から連絡がなく、あちこちで邪魔だ!と言われてるクルマ達。
そのご主人さまは?
ずっと連絡が取れなかったら?……という点が気になります。

とりあえず、そういうのは後回し!
……ってことなんだろうけど。

もう1つは、市の全額負担だということ。

今回の震災や人災に限らないんだけど。
何かあるとすぐに「県で面倒をみてほしい」とか、「国で補償してほしい」とか、言うじゃないですか。

でも、それって、みんなの税金だよ?
地方の自治体も、国も、無尽蔵な打ち出の小槌を持ってるわけじゃないんだよ?

国に関して、わかりやすくゼロを少なくして表現すると。
年収400万円あるかどうかなのに毎年800万円ぐらい使い続けて、返すアテのない借金が1億円以上。
そんな状況なのに、その家の子どもたちは高速道路が欲しいだとか、新幹線が欲しいだとか、空港が欲しいだとか。
それらの維持費も面倒を見てほしいだとか。
親も、その危機的な財政状況を見て見ぬふりして、大盤振る舞いを続ける。
自分の票を目当てに。

つまり、今の子ども達が将来、働いて返すってことなんですよ。

「国が何をしてくれるか、じゃない」
「国に対して何ができるかだ」
……と言ったのは、アメリカのJFK、ジョン・F・ケネディ大統領。
米ソ冷戦の時代、あわや核戦争か?のキューバ危機で伝説となった人の言葉です。

「国のためなら、子供たちのためなら、自分は死んでもかまわない」
……と、福島第一原発への派遣を志願してる人がいる。
日本でも、そんな話を聞いてます。

私は軟弱なヘタレ、そこまでの根性はないんですけど。

でも、せっかく、クレーン付きの積載車で個人参戦してるんだから。
お金が目当てで来てるわけじゃないんだから。
もっと気軽に、どんどん使ってくれればいいのに。

そう感じることも、最近は多くなってきました。


もっとも、水没車の回収が進んでるのは、ごく一部。
ほとんどのエリアでは、膨大な瓦礫(がれき)の中に水没車が混じってて、とても回収どころじゃない。

「これは船ですか?飛行機ですか?」と聞かれれば、確かに自動車なんだけど。
でも、これを自動車と呼んでいいのかなぁ?
……みたいな、しわくちゃに丸めてゴミ箱に投げ込まれた紙くずのような自動車が、まだまだあちこちにあります。

メディアにくり返し登場する有名な街に支援が集中して、芸能人やスポーツ選手の訪問も報道されている。
その一方で、有名でない無数の町々は、ほとんど手つかずのまま。

そこは、とても気にしつつ。
まだまだ、お役に立てるシーンは多そうだな、と。


あと、もう1つ。
たとえば、パチンコ屋さんとか、大きなスーパーとか。
津波の被害に遭った地域の中の、大きな駐車場みたいなスペースに、そういう業者さんはせっせと水没車を運んでるんですけど。

これって……
余震で次の津波が来た時に、全部やり直しになるのでは?

おそらく、それなりの考えの上に、それなりのシステムがあって。
よそ者が口出しすることじゃないんだろうけど。

でも、そこも気になってます。


たとえば、高台の安全な場所に何ヶ所か、広大な敷地を確保して。
そこに、陸運局の臨時の支局を開設して。
そこに水没車を持ってきてくれたら、1台につき1万円を支払います。
……と宣言したら、クレーン付きの積載車を持ってる人達が全国からやって来て。
1日に5台とか10台とか、奪い合うようにして、あっという間に回収してくれると思うんですよ。

今の仕事よりも稼げるとなれば、全国から集まってくると思うんです。

仕事を放り出して、今すぐにでも被災地に行きたい。
でも、今月の支払いができなくなる。
そういう現実に縛られて良心の呵責に苦しんでる人は、たくさんいるはずですから。

で。
集められた水没車を片っ端から撮影して。
ナンバープレート、車台番号、画像、回収した場所、現在の保管場所。
そういうデータを入力して、オンラインで検索できるようにして、どうしますか?と持ち主に問い合わせる。

大雨とか台風とか津波で広範囲な水没が起きた時に限って、第三者が勝手に移動していいことにする。
個人の所有権や財産権と、社会の公益とを両立させるために。
……というシステムを先に作っておけば。
あるいは、今すぐにでも作ったほうが、とも思うんだけど。

この辺、どうなんでしょう?

地元の業者さんが、1台いくらで受注してるのか、知らないけど。
1台1万円としても、10万台で10億円、15万台で15億円。

すごい金額に思うかもだけど、避難所で過ごしてる人が13万人。
食費が1人1万円としても、それだけで毎月13億円ですからね。

そのぐらいの金額であっという間に街から水没車が片付くなら、いいシステムだと思うんだけどなぁ。


そんな大きな話は、さておき。

水没車とか、漁具とか、動かします。
お気軽に声かけてください。


安藤二七三

アニメーションGIFを作ってみたんだけど、Twitterでは使えないみたいです。
ちゃんと、バイナリーの末尾も書き換えたんだけどな……

クルマの趣味が高じて買った積載車(クレーン付き)で週に1~2回、被災地で水没車を引っ張ったり、吊り上げたりしています。
……と書いたり言ったりすると、必ず聞かれること。

「水没車って、どうですか?」

重いですよ。
海水をたっぷり含んだ自動車は予想以上に重いです。
しかも、「ここだと取りにくいかな?」的な、ゲームセンターのUFOキャッチャーみたいな配慮は何もない。
水没車のすぐ隣にトラックを停められるわけじゃないんです。

クレーンって、ブーム(アーム?)の長さを2倍にすると、吊れる重さは半分になるじゃないですか。
3倍に伸ばすと、3分の1じゃないですか。
そうすると、2tのクレーンでも、実際には 600~700kgぐらいが限界。
変な場所にあると、軽自動車ぐらいが限界なんです。
水没してなくても。

それがあなた、メルセデス・ベンツみたいな、ただでさえ車重2tぐらいの高級車が、たっぷりと海水を含んでるんですよ。
大型車じゃないと吊れないような重い水没車が、大型車が入れないような場所に転がってたり、引っかかってたりするわけです。

で。
クルマが好きな人にとっては、思い入れのある大切な愛車ですけど。
他人にとっては、迷惑きわまりない邪魔な鉄のかたまりなわけですよ。

「お兄さん、これ動かせないかなぁ?」
「こんなところに停められて、邪魔で邪魔で困ってるんだよ」

持ち主も、好きで停めたわけじゃないと思うんですけどね。
いつ取りに来るとか、引き上げるとか、連絡ないんですか?

「それが、何も言ってこないんだよ」

向こうも、大切な愛車がどこに流されたか、探してるんだろうなぁ。

「持ち主が生きてれば、だけどね」

……。

まぁ、とりあえずやってみましょうか。
でも、そんな奥じゃ、届くかどうかギリギリだし。
しかも、かなり重そうだなぁ……

クルマが好きな1人として、他人様の愛車も傷つけたくないし。

「このパン、あげるから」
「頼むよ」


で。
いっぱいまで伸ばしたブームがギシギシと音を立てたり。
ウィーーーーン、ガガガガとか言って、止まったり。
あわててレバーを逆に入れても、動かなかったり。

(ガガガガって、何の音だろ?)

で。
引っ張ってるつもりが、トラックのほうが引っ張られてたり。
トラックが傾いたり。
トラックが動かないようにしたら、ワイヤーが切れたり。

まぁ、いろいろあります。

トラックとか、クレーンとか、ウィンチとか。
その辺についても、だいぶ鍛えられました。


ひとつ、厄介なのは所有権とか財産権というやつ。

自動車の場合は、不動産じゃなくて、動産。
他人が勝手に処分するわけには、いかないんです。

所有者に無断で積載車に積んで、どこかに走り去るわけには、いかない。
それは、刑法で言うところの窃盗罪。

こういう非常事態で、そんなこと言うヤツいるか?……と言う人もいるけど。
大切な愛車を勝手に持ち去られたら、と。
やっぱり、そっちの視点で考えちゃうわけです。

なので。
玄関や店の入口が、出入りできるようにしたり。
商店街の歩道をふさいでるのを、車道に出して、路駐してる形にしたり。
歩道の上でも、せめて、車道と平行に、歩行者や自転車が通れるようにしたり。
動かすといっても、その程度です。

でも、これがえっらい感謝されるんだな。
菓子パンももらっちゃったし。

あ。
たかが菓子パン1個、とバカにしちゃいけませんよ?

現地では、とてもとても貴重な食料の1つ。
それをくれるってことは、どれだけ喜んでもらえてるか!ってことです。
たぶん。


水没車については、いろんな話があるんですけど。
今回は、この辺で。

全国の皆さんからの救援物資が、自治体の末端部分でダンボールごと山積みになっています。
その実態が報道されてから、かなりの日数が経っています。
でも、人手(全国からの個人ボランティア)は、まだまだ足りていません。

もう1つ気になるのは、災害派遣車両としての、高速道路の無料扱い。
皆さんの地元の市役所で、災害派遣等従事車両証明書というのを発行してもらえば、料金所の一般レーンで無料扱いになります。

ここまでは、どちらもよく知られた話。


ところが!

「そんな紙切れ、いくらでも発行しますから!」
「お願いだから、どうか私たちを助けに来てください!!」
……という自治体がある一方では。

「法人じゃないとダメです」
……と、志願してきた自営業者や無職の人達を追い返してる自治体もあるそうです。

勤め先や所属組織による差別。
これで、いったい誰が得をするんでしょう?


一般的に言えば、サラリーマンや公務員の皆さんよりも、自営業の人達のほうが時間の都合はつけやすいはず。
もちろん、休めば休んだだけ、モロに収入は減ってしまうわけですが。

それでも週に1回、日帰り参戦でよければ手伝いに行ける。
手伝いに行きたい。
だけど、毎週となると、往復の自腹はかなりキツイ!
(>_<)

……という人達は、全国的に多いはず。

くり返しますが、全国の皆さんからの救援物資が、本当に段ボールごと山積みになっています。

災害派遣等従事車両証明書は、法人じゃないとダメ。
……という判断が、たくさんの戦力をムダに眠らせてるように思います。


私は、自営業の仕事の一部を3年前に法人化したので、それで証明書は取れました。

報道でご覧になってご存知の方も多いと思いますが、地元の自治体や地元の皆さんで何とかできるレベルを超えています。
これは、1度でも現地に来ていただければ痛感していただけるはず。

自営業や無職その他、地元で門前払いをくらった方は、お気軽にご相談ください。

仕事がない!
就職が決まらない!
派遣切りされた!
……などと、震災前に言ってた人達は、どこで何をしてるんでしょう?

被災地に来ると、全国からいろんな職業の人達が駆けつけてます。
ある意味、これはものすごいチャンスだと思うのですが。


ちなみに。
災害派遣等従事車両証明書は、日付と利用区間を事前申請。
走行してから、あるいはETCレーンを通過してからの払い戻し等は、できません。

このブログを始めるにあたって、考えたこと。
ネット上の名前、いわゆるHNは、安藤二七三にしました。
(HN:ハンドルネーム)

安藤は、記号の「&」です。
二七三は「津波」です。

正式名称は、東北地方太平洋沖地震。

確かに、大変な地震です。
でも、地震だけなら、ここまで大変なことにはならなかった。


テレビで、ある人がわかりやすく解説してました。

洗面器の水を、口でふーふー吹いてる状態が、台風の高波。
洗面器を底から揺すった状態が、地震による津波。

だから、津波はくり返し何回も何回も襲ってくる。
最初の波よりも、2回目3回目、後から来る波のほうが強く大きくなる。

地震の直後にTVやラジオでくり返し言ってることも、洗面器の説明で納得できるはず。


私も正直、津波がこんなにすごいものだとは知りませんでした。

津波の恐ろしさを忘れてはいけない。
子ども達にも語り継がなくては。
そんな思いを込めて、東北地方太平洋沖地震 &津波

これが、安藤二七三というHNの由来です。

あ、Twitterは@and_273です。
はぢめまして。

一部のサイトでは「真希ちゃん」と呼ばれてて、それを見た知らない人達からも「真希ちゃん」と呼ばれてますけど、オッサンです。


「今から行くんですか?」

いや、帰ってきたんです。

「どうでしたか?」

災害派遣車両と貼ってから、いろんなところで見知らぬ人達から声をかけられます。

どうって言われても……
放送できない映像、報道できない事情、東京での想像と被災地での現実とのギャップ、等々。
伝えたいこと、知ってほしいことはたくさんあり過ぎて、見知らぬ人との立ち話では、とてもとても。

被災地での現実を、少しでも伝えられたら。
そんな思いで、このブログを作ってみました。


でも、今日は自分の仕事で静岡県へ。

♪だって生きてかなくちゃ
♪41才の私

プロフィール

安藤二七三

Author:安藤二七三
安藤は& 二七三は津波。東北地方太平洋沖地震 &津波。クレーン付き積載車で0泊3日の弾丸ボランティアを週に1~2回。全国からの支援が届きにくい地域に東京から直送中。ご協力をお願いします。〒100-8799 銀座郵便局私書箱469号 救援物資係 ※ガス欠や脱輪、パンクは1万円。積み込み回収は7万円。迷惑ボランティア!と言われる前にこっそり呼んでね

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