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このブログは更新を終了しました。
ネットで見かけただけの見ず知らずの私に、たくさんの物資を託してくださった皆さま、本当にありがとうございました。

このブログは、支援やボランティアが必要だった「震災直後の記録」として、そのままの状態で残します。

これからは、物資の支援から、消費の支援へ。
被災地に行ってお金を使おう!

次の 2つのサイトを進めています。

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Aug 23, 2013



趣味が高じて買った積載車(クレーン付き)で週に1~2回、水没車を引っ張ったり吊り上げたりしています。
当初は空荷で往復してましたが、現在は皆さまからの救援物資も直送中。
「災害派遣車両」として高速道路が使えるようになり、ブログを始める余裕ができました。

東京での想像と、現実とのギャップ。
これを、少しでも埋めたいんです。


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インターネットでいろいろと見ていて、ふと気になったことの1つ。
それは、除菌クリーナーです。

避難所での衛生環境のために、とか。
そんな理由で、除菌クリーナーとかウェットティッシュとか?の、物資の呼びかけをしてる人達がいるんだけど。

そういう目的なら、除菌クリーナーじゃ役不足。
医薬品としての、消毒薬の提供を呼びかけるべきじゃないの?

それとも……
科学的な根拠がどうこうの、本当の意味での清潔を求めてるのではなく。
気分的な問題としてのリクエストかな?

震災から2ヶ月が過ぎての、変化の1つ。
「生きるか死ぬかの瀬戸際」の支援から、「生活に必要な物資」の支援へ。

ある人には「そこまでは必要ないだろ」という物資が、別のある人には「どうしても不可欠」かもしれない。
他人に身銭を切らせてでも助けて欲しい必需品なのか、自分の稼ぎで買うべきゼイタク品の「おねだり」なのか。
その辺の境界線というか、判断が難しくなってきてるように感じます。


その例の1つが、カップ麺。

広大な被災地の中には、電気も水もガスにも不自由してる人達が、まだまだたくさんいます。
ようやく手に入れたカセットコンロでお湯を沸かして、それでカップ麺をすすってる人達も、たくさんいます。

カセットボンベでお湯を沸かして、カップ麺。
それって、ものすごい高コストだよなぁ。
……と思ってしまうのは、被災してない人の感覚。

そうじゃなくて。
戦後の焼け野原から現代の便利な生活を築き上げてくれたお年寄りたちが、1日3食、カップ麺をすすっている。
成長期の子ども達が、1日3食、カップ麺をすすっている。
その光景を見るたびに、心が痛みます。

……と、思っていたら。
震災直後、東京でもコンビニやスーパーでカップ麺が売り切れた時のアナウンスにびっくりしました。

「カップ麺の買いだめは、やめましょう」
「独り暮らしのお年寄りが困ってます」

え?
独り暮らしのお年寄りが、お湯を沸かしてカップ麺。
これって、普通なの?
(@_@)

お湯を沸かすだけ。
そりゃあ、確かに簡単だろうけど……

日本って、本当に「豊かな国」なんですかね?


……と、脱線したところで、話を戻します。

今回も、被災地に入って、本格的な被災地に入る前に、イオンのSCでお買い物。
(SC=ショッピングセンター)

一番おいしくて栄養があるのは、旬の食材。
安くて、栄養があって、今が旬で、小分けして配れて、他の人達は配ってなさそうで、子ども達が喜ぶもの。
う~ん……(悩


結論の1つは、卵と牛乳。
これは毎度のお約束。

東京では、放射能の影響がどうこう、牛乳を飲んじゃいけないとか何とか言ってる人もいるけど。
それもやっぱり、被災してない人の感覚。
他の選択肢があるから言えること。

そんなゼイタクは言ってられない。
とにかくタンパク質が不足している。
放射能?
政府や東電がウソをついてるなら、どっちにしても俺達は助からないよ。
すぐ近くに女川原発があるんだから。

……という、潔さというか、あきらめというか。

個人的には、牛乳といえば、三重県の大内山牧場。
あそこの、びん牛乳が大好きなんですが。
まさか、毎回毎回、鈴鹿まで買いに行くわけにもいかないし。

突っ込んで深く聞こうとしても、女川原発の不安について口を濁すし。

女川原発が本当に大丈夫だと思ってる人は、いないみたいだな、という印象を受けつつ。
私も毎回、いちばん近いところでは5~10km圏をウロウロしているわけです。


そんな大きな話は、さておき。
イオンの食品売り場をあっちこっち、ウロウロしまくった結果を発表します。

高野豆腐、鰹節、昆布醤油、ブリのあら or 鮭のハラス、生姜、ニンニクの芽、長ネギ、バナナ、苺、卵、牛乳。
それから、ヤクルトと果汁100%ジュースといちごオレは子供1人1本ずつ。
これが今回の「基本セット」です。

ニンニクは売り切れだったので、ニンニクの芽。
これをブツ切りにして、砂肝と一緒に炒めると、おいしいよね。

それから、前回のリクエストで、こう聞いたのさ。

「とにかく魚を食べたい」
「配給の缶詰も、魚のものばっかり選んでる」

なので、肉ではなく、魚。

酒飲みに酒をプレゼントしちゃいけない、という言葉がありますが。
漁師さんの家に魚を持っていくのも、勇気がいります。

でも、そんなこと言ってる場合じゃない。
……らしい。

私がお会いして話した漁師の皆さんは、誰もが魚に飢えてます。

「とにかく魚を食べたい」
「魚なら何でもいい」

本当に何でもいいんですね?……と、確認をした上で。
イオンの鮮魚コーナーで売っている、養殖ブリのあらと、海外サーモンのハラスの部分を買ってみました。

普通の切り身、身の部分ではなく、あら。
鮭も、身の部分ではなく、運動量が多く、脂がのっているハラスの部分。
魚好きの1人として、その辺の配慮は、したつもり。

生きていく上で必要な食料や生活物資の、すべてを届けることはできないけど。
耳かき1本とか、アラやハラスのひと切れで、ものすごく元気になれるなら。

できるだけ金額が安くて、だけどみんなが見落としているもの。
これが欲しかったんだよぉ!と喜んでいただける、できるだけ皆さんが元気になれるものを。
……というのが、私の基本スタンス。

1回限りの物量や金額を自慢しても、それって、ただの自己満足だと思うんです。
そういう系統は、本当に必要としてる人には届いてないみたいだし。

そうじゃなくて、がんばり過ぎないゆるさで、末長く。
引き続きで、皆さまの末長くナマ温かいご支援と、いろいろなアイディアをよろしくお願いします。


さて。
被災地にいる誰もが、自動車やバイクで自由に買い物に行けるわけじゃないし。
電気が復旧してない地域では、食品の冷蔵ができない。
電気の有無で、お届けする食品の種類を買えるのは、基本だけど。

でも、1日分の食料ならば大丈夫。
その日のうちに食べれば、問題ないよね。

ここで、ふと気がついた。

今回の「基本セット」、4軒分で約1万円。
つまり、このレベルを続けるなら、週2回で月8万円ってことに。

いい年こいて、嫁さんや子どもの面倒をみない、自由気ままな独り身。
まともに社会人してる同年代に比べたら、自由に使える金額は多いと思うけど。

でも、小さい金額ではないですよ。

お金が必要ならば、稼げばいい。
……と言いたいところだけど、被災地に行ってる間は無収入。
収入が減ってるだけでなく、貯金も取り崩してがんばってる個人ボランティアは、私だけじゃないはず。

本当に、このペースで続けていけるのか?
いま書いた「がんばり過ぎない、ナマ温かい支援を末長く」というフレーズに、矛盾してないだろうか?

身銭を切っての個人ボランティアの、限界ってやつ。
あなたは、毎月いくらぐらいまで耐えられる?


そんなことを考えながら、内陸での買い物を、沿岸部にお届け。

意外と喜ばれたのは、高野豆腐でした。
それから、切干大根。

そして、何よりも喜んでいただけたのは、やっぱり魚。

毎月8万円というハイペースは正直、キツイけど。
でも、こんなに喜んでいただけるなら、と思ったよ。


よく言うところの、「生きたお金の使い方」ってやつ。

映画「もののけ姫」だったかなぁ?
「子どもは社会の宝じゃ」というセリフがあったでしょ。

見ず知らずの他人の子どもでも、私達みんなの宝物。
被災地にいる、成長期の子ども達にタンパク質を。

はずれクジや、はずれ馬券や、おいしくないお店にお金を使うぐらいなら。
あなたも、被災地に食料を届けてみませんか?

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昨日の予期せぬトラブルで、エアコンを失った積載車。
部品の手配を待てずに、そのまま被災地へトンボ返りします。
……と、あちこちに宣言して出発しようとした昨夜。

またまた、トラブル。
エンジンがかからなかったのさ。

キーを1つ回して、ACC(アクセサリー)の状態だと、普通なんだけど。
もう1つ回してONにすると、すべての電気が消えてしまう。
ルームライトさえ消えてしまう。

メインヒューズじゃないし。
普通のヒューズも、すべて生きてるし。

なんでだろ?
……と、調べること数分。

バッテリーでした。

乗用車の場合は、12Vのバッテリーが1個で、12Vなわけですが。
トラックの場合は、バッテリーを2個、直列につないで24V。
その2個あるうちの、片方がダメになってました。
接触不良で、たびたび火花が飛んでいたらしく、+端子が溶けてダメになってました。

とりあえず、これ以上の火花は好ましくないので、+端子のケーブルを外す。
つまり、バッテリーがない状態。
それでも、エンジンをかけるだけなら、ブースターケーブルで一時的につなげば大丈夫だけど。
これはもう、バッテリーを買うしかない。

(でも、夜中に買える店は限られている)
(しかも、そういう店で買うと高い)

朝まで待つのは、時間がもったいない。
被災地では、仮設トイレの移動を待ってる人達がいる。
それに、エンジンがかかってしまえば、走り続けることはできる。
ならば、東京ではなく、朝まで走り続けて、被災地で買ったほうが。
……と考えて、走り出したんですけどね。

あっという間に睡魔に襲われて、目が覚めれば朝でした。

しかも、気持ちだけは既に被災地に着いていて。
長期ボランティアさん達や地元の皆さん、みんなが見ている目の前で仮設トイレを吊り上げて。
その仮設トイレがグラッと傾いて、タンクの中身が……
あーっ!と、みんなの悲鳴が上がったり、どよめいたりする、その瞬間に目が覚めました。


えっらい具体的な夢だったなぁ……
と、コンビニでコーヒー休憩していて、ふと思い出したのが、**県のトヨタです。

朝になっちゃった以上、現地に着くのは夕方。
今日はもう、被災地では活動できない。
それならば、エアコンを復活させてから行こう。

そう思い立って、アポなしで立ち寄った**県のトヨタのディーラー。
ここで、ブログで報告すべきイベントが発生したのです。


店内のテーブル席での待ち時間、VAIOを開いてたら、次のお客さんは小さい子ども連れ。
応対したお嬢さんが、その子に風船を渡したのさ。

うわぁ~
きれいな風船だねぇ
いいなぁ~
お兄さんも欲しいなぁ~
……と、その子に声をかけていたら。

「さしあげましょうか?」

要らないよ!
本当に欲しくて言ってるんじゃないよ!


あ、いや、その話じゃなくて。
会計の時に言われたのさ。

「○○さんのご紹介ですし」
「被災地でボランティアされてる車両ということで、工賃はサービスさせていただきます」

さらにさらに。
「海水に浸かった部分があるようですが、この型のトラックの場合は」
……という、具体的なアドバイスもいただきまして。

さらにさらにさらに。
「私たちは、会社の指示なしに勝手に被災地に行くことはできないんです」
「どうか、私たちの分までがんばってきてください」
……と言われました。

その表情や目が、とても真剣だったのさ。


被災地の皆さんを心配しているのは、被災地に来ている人だけじゃない。

何か、少しでも力になりたい。
だけど、実際に行くことはできない。
そんなもどかしい思いを抱えている人は、東京に限らず、全国にたくさんいるんだな、と。

そして、そういう人達が、値段を割り引いたり、何かをくださったりする時は、そこに込められた思いをくみとって。
何でも遠慮せずに受け取って、その分は被災地での活動で返すべきだな、と。

その辺をあらためて自分に言い聞かせながら、出発したのでした。


以上を、ひと言であらわすと。

人さまを助けに行く前に、最低限の整備ぐらいしておけ。
……ってことですかね。

皆さまのご厚意に支えられて、また被災地に行ってきます。


ちなみに、バッテリーはダメになったまま。
サービスエリアで休憩する時に、うっかりエンジンを切ってしまったら笑える。

積載車ならではの、先日のブログに書いた話。
JAFM活動、出動となりました。


他人さまの事故やトラブルのことを、詳しく書くわけには、いかないんだけど。

個人ボランティア参戦のために、遠路はるばる被災地まで自分で運転してきて。
疲れたのか、大きな段差(穴ぼこ?)に脱輪。
ところが、タイヤにもホイールにもダメージはない。
安心したんだけど、ところがどっこい。
ダラダラとオイル漏れしてるのを見つけて、エンジンをストップ。
自走をあきらめた、というお話。

現場に着いてみれば、個人ボランティアさんは無事。
だけど、車両は自走不可。

子どものケガでも、よく言うじゃないですか。
頭をぶつけた時に、タンコブができてれば大丈夫。
かなりの衝撃だったはずなのに、タンコブも出血も何もない時のほうがヤバイって。

クルマもそれと同じようなところがありまして。
普通に、タイヤが破けてパンクしたり、ホイールが傷ついたりしていれば大丈夫。
それだけならば、数万円で済んだのに。

タイヤもホイールも無事だけど、サブフレームなり、フレームなりが動いてしまってて。
もしかしたら、落ちた衝撃でエンジン本体にもダメージが?
……という、けっこうな金額がかかりそうな状態。

……なんてことは、素人が勝手な推測で語ってはいけません。

お身体が無事でよかったですね。
今から出発して、**県まで行きましょう。
そこの修理屋さんとは、もう話がついてるんですよね?


そんなわけで、被災地に着いてすぐ、関東地方の**県まで逆戻り。
しかも、ボランティア仲間のある人からのお話なので、燃料代ぐらいの安い金額で。

いい年したオッサンが、積載車を使って、**県と被災地を1~2日かけて1往復して、1円も稼げていない、という。
これぞ、まさに個人ボランティアの醍醐味?


そんなわけで。
その個人ボランティアさんを助手席に、お互いのボランティア活動で見聞きした話などで盛り上がりつつの、高速道路。

ここで、トラブルが発生です。

キュルルルル!という、ベルトが空回りするような音がして。
直後にブチッ!と、ベルトが切れるような音がして。
ゴムが焼けたり熱で溶けたりするような、焦げくさいニオイが立ち込めてきて。

何が起きたんだろう?
ベルトだとしたら、ファンベルト?
エアコンベルト?

ベルトが切れた時に、その破片が周りの何かを叩き壊してるかも?
……と、電圧と水温に注意しながらスロー走行。

故障車を積んで走ってる状態で、積載車までが故障。
シャレになりませんわ。


高速道路を走りながらの、とりあえずの結論はエアコンベルト。
仮に発電しなくなってたとしても、もう明るくなってるし、ディーゼルだから、そんなに電気は使わない。
……はず。

まずは、この個人ボランティアさんのクルマを、ご希望の修理屋さんに届けて。
この個人ボランティアさんのご紹介で、地元のトヨタのディーラーへ行ったのさ。

エアコンベルトが切れている、という診断。
そして、その破片がパワステのバキューム管を2本、叩きちぎってしまってるという診断。
見積もりは諭吉さんが1枚。

そのぐらいなら大丈夫。
クレーン付き積載車でのボランティア活動、まだまだ続行です。


被災地では、全国から来た個人ボランティアさん達の愛車がトラブルを起こす例がある。
その一方で、被災地では、修理屋さんも被災されている。
仕事をする以前に、自分の家とか家財道具とか家族とか親戚とか友人の安否とか。
もちろん、彼らの積載車やレッカー車も水没してしまっている。

そこに、この積載車が活躍する余地がある、はずだ!
……と、思ったんですけどね。

トラブった車両を積んで走ってるときに、自分も一緒にトラブってどうする。

ベルトが切れてから部品を取り寄せるのではなく、切れる前に交換しておく。
6ヶ月毎とか12ヶ月毎の、定期点検ってやつ。

被災地に行くなら、そのぐらいのメンテナンスは出発前にやっておこう。
これが、迷惑ボランティア!と言われないためのコツですね。

たくさんのボランティアさん達が、それぞれの考え方で人それぞれ、いろいろな活動をしている。
被災されたたくさんの皆さんが、それぞれの考え方で人それぞれ、いろいろなお礼の方法を考えている。
……などの、長い説明とかは省略。

手短にいきます。


今回というか、前回の話。
私がいつも回っているうちの1件に、いつものように顔を出したら。

「急いでる?」
「ちょっと、ごはんを食べていってよ」
「いいから、たまには食べていこうよ」
……などと、お声がけをいただきまして。

感謝の気持ちを拒否するのは、かえって失礼になるから、という話を思い出しまして。
そのお店の端っこの席に座って、待ってみたら。

じゃーん!

DSC00185.jpg




「いつもいつも、こんな遠くまでいろいろ持ってきてくださって、本当にありがとうございます」
「しかも、大急ぎで東京に帰ってるんですよね?」

「何か石巻らしいものを召し上がっていただきたくて、ずっと用意してたんです」
「この前の大きな余震で、また電気が止まっちゃった時は、山に登って雪を取ってきて、それで冷やしてたんですよ」
……という説明でした。

え?
これ?

ミンク鯨の刺身ですよ。
みんくくじら

クジラの肉の中ではいちばん運動量が多い、尻尾の付け根のくびれの部分。
……に近い部分、だそうです。

(さすがに、くびれの部分は値段が高いらしい)

DSC00186.jpg


北海道の、昔のアイヌの料理で、鮭のルイベというのがありまして。
それと同じで、半解凍した状態。
口の中に入れると、体温で戻るのさ。
ひと切れ食べるごとに、ごはんや味噌汁で口を温めるのさ。

白いのは、皮の部分というか、要するにブ厚い皮下脂肪の部分。

これだけで食べてもいいし。
赤い肉の部分と一緒に食べてもいいし。

醤油で食べてもいい。
生姜だけで食べてもいい。
醤油と生姜で食べてもいい。
クジラの身の部分に生姜をのせて、クジラの身の下の部分にだけ醤油をつけてもいい。

いろんな味を楽しんでいたら、あっという間に完食しちゃいました。


……というわけで、クジラの刺身は、私が食べちゃいましたが。

私に物資を託してくださった、あなたにご報告。
あなたからの物資と、あなたのお気持ちは、きちんと伝わっていますよ。
これほどまでに感謝されてますよ。

なので。
引き続きで、被災された皆さんにご提供いただける物資がございましたら、ご協力をお願いします。

なお、必要な物資は刻一刻と、毎週のように変化しています。
リアルタイムでの募集状況は、Twitterでご確認いただけると助かります。


もう1つ。

「自分だけクジラだぁ?」
「けしからん!」
「オレにも、私にも食わせろ!」
……と、ご立腹なあなた。

5月17日(火曜)現在、このお店の営業は、まだランチタイムだけ。
もちろん、丼ものやカレーライスなど、限定メニューで。
今はこういう状態ですが、がんばっておられます。

「いつまでも皆さんのご厚意に甘えてるわけにはいかない」
「少しでも早く自立したいんです」
「でも、うちだけが堂々と『営業中』と宣言するわけにはいかなくて」
……そんなお話もうかがってます。

「鯨の刺身定食」や「ミンク鯨のたたき風レアステーキ定食」が復活したら、ぜひ石巻まで、食べに行ってください。
(どちらも 1,500円)

近頃は、観光客がお金を使わない。
でっきるだけお金を使わないことが美徳とされている。
中国人のほうがたくさん買ってくれる。
いろいろな観光地で、そんな嘆きも聞きますけど。

被災地に行ってお金を使うのも、立派な支援です。

私に託していただければ、いっぱい食べてきますよ。
(ダメ?)

昨日の「善意と商行為の境界線」の続き。

19歳のうら若き乙女(ポンコツ)に仮ナンバーをつけて。
前後には大きく「災害派遣」、「物資=この自動車」と貼って。
えっちらおっちら、高速道路で東京へ。

今日は、陸運局で車検のラインを通したのさ。

正確には、陸運局ではなく軽自動車検査協会。
普通車ではなく、軽自動車だからね。

正確には、車検ではなく、予備検査。
自賠責や重量税などの法定費用を払って、合格したその日から2年間、というのが車検で。
車検のラインに合格しただけで、法定費用は未納、ナンバープレートもついてない、というのが予備検。
新しい所有者が、書類と法定費用をそろえれば、その日から2年間、という制度なのさ。

その辺、このブログであんまり詳しく書いても、意味ないと思うけど。


で。
朝の談合坂S.A.で、トッポギを初体験。
か、からい!
ヒ~!
……と、涙目になったり。

談合坂S.A.のスタバで、口直しにパーソナル・Wショート・ソイラテとか。
その辺も、このブログであんまり詳しく書いても、意味ないと思うけど。

去年の夏のハマった韓流ドラマ「華麗なる遺産」。
主人公の女の子というか、ハン・ヒョジュという女優さんが、とってもおいしそうにトッポギを食べるシーンがありまして。
それがとても印象に残ってて、1度食べてみたい!と思ってたんだけどね。

あれは、本当においしい!と思って食べてたんだろうか?
それとも、女優さんだから、あれは演技?
……とか、そのシーンを思い出したり。

別の韓流ドラマ「私の名前はキム・サムスン」。

アメリカから来たボーイフレンドが、韓国料理の辛さにびっくりするシーンで。
「だって、私は韓国人よ」と、女の子が平気でパクパクと食べてたのも、ふと思い出したりして。

その辺もこのブログであんまり詳しく書いても、意味ないですね。


話を戻すと、車検場というか、軽自動車検査協会です。

自動車メーカーとか、修理屋さんとかの名前が入った作業着(つなぎ)を着た人達に混じって、検査ラインの行列に並ぶ素人さんが1人。
古いポンコツ車には「災害派遣」、「物資=この自動車」の貼り紙。

1回では合格できなくて、修理してからの再検査。
不適格だった箇所についての、検査協会の人の説明だけでなく。

「ここは、これを入れるんだよ」とか。
「それじゃなくて、こっちのボタンを押すの」とか。
前後に並んでる業者さん達の、何とまぁ、親切なことか!

そして。
「これ、被災地に持っていくの?」
「遠いけど、気をつけてね」

「自走で行くの?」
「大丈夫なの?」
「もし止まっちゃったら、この番号に電話して」
「夜中でもかまわないし、どこにでも拾いに行くから」
……などなど。

普通、車検場のラインで素人さんが戸惑ってると、舌打ちされると言いますか。
ユーザー車検そのものが、従来の業者さん達の稼ぎが減る制度。
イヤな目で見られがち、という部分は、どうしてもあるんですけどね。

そんな「常識」に反する、今回の親切な対応。
正直、とてもびっくりしました。


相場が上がってる上に、ぼったくり業者が続出。

被災地に自動車を送るなら、絶対にゼッタイにずぇったいに個人売買で!
業者を間に入れてはいけません!!
……みたいな、すべての中古車屋を敵視するような発言も、ネット上では見かけるけど。

♪そりゃぁ、ゼニは欲しいけど
♪ナンボ積んでも
♪ナンボ積んでも
♪譲れねぇモノがある
……と、長渕剛も歌ってたじゃないですか。

すべての中古車屋さんが、被災者をカモにしてやろう♪と考えてるわけじゃない。
……みたいだよ?

被災された皆さんのために、少しでも力になりたい気持ちと。
食っていくために、従業員に給料を払うために、しっかり稼がなくちゃいけない現実と。
そのギャップに悩んでいる業者さんも、いっぱいいる。
……みたいだよ?


一部の悪徳業者に関する報道で、すべての業者を敵視する。
一部の被災者に関する報道で、すべての被災者がそうだと決めつけてしまう。

マスコミに扇動されやすい、と言いますか。
そんな風潮も気になってるので、ちょっと書いてみました。

1本の木を見て、森全体を決めつけてはいけない。
森全体、すべての木が同じだと思ってもいけない。

この辺、あなたは大丈夫ですか?


さて。
とても10万円では売れそうにない、仮ナンバーの箱バンが、予備検査に合格。
今から被災地(に乗り捨ててきた積載車)まで、東北道を自走します。

被災地の皆さんにご提供いただける物資がございましたら、お気軽にお声がけください。

昨日の「ドナドナ」の最後はウソ。
積載車を途中駅に乗り捨てて、新幹線で青森へ。
そして、翌日(今日)は名古屋へ。

昨日の「ドナドナ」に続いて、また自動車の話。
名古屋での話です。


被災地の沿岸部では大量の自動車が水没して、中古車の相場が上がってしまっている。

リーマン・ショック以降、長期的なビジョンに基づいた景気対策を先送りしてきたために、新車の販売台数も回復が鈍い。
それで、中古車の総数そのものが減っていた。
それに加えて去年のエコカー・キャンペーン。
補助金を出して古い中古車を大量に解体処分したのが、完全に裏目に出てしまっている。

そんなマイナス要因が重なって、業者さん達の中古車オークション(いわゆるオートオークション)で、相場が急上昇。
零細な中古車屋さんには手が出せないレベルになってしまっている。

その一方では、今回の被災地は地方部だという現実。
都市部とちがって、自動車はゼイタク品ではなく、生活必需品。
相場が上がったと言われても、買うしかない。

そこに目をつけたというか、足元を見るってやつか。
ただでさえ相場が上がってる中古車にとんでもない利益を上乗せしている業者がいる。

「この程度のポンコツに、こ~んなムリな値段をつけても、売れちゃったんだよ」
「もう、笑いが止まらないよね」
……などと、喜んでいる業者がたくさんいる。

その辺については、既に報道もされているとおりです。


そこで、今回のテーマが「善意と商行為の境界線」。

クルマが好きで、軽トラックだけでなく、積載車まで買っちゃうほどの重病人ですから。
クルマが好きで、周りの友人知人に頼まれて中古車を探したり買ったり売ったりしているうちに、中古車屋さんになりつつあるような人も、あちこちで知ってるわけです。

で。
名古屋や大阪や岡山あたりの、そういう人達からのお話し。

オークションで探して、落札して、手数料を払って、名古屋なり大阪なり岡山まで運んで。
それから、関東なり東北なりへ送る。
中古車の相場が上がってることに加えて、その辺のコストは上乗せされちゃうけど。

でも、こういう状況だから、利益は要らない。
かかったコストだけで何台でも渡すから、車種とかのニーズを聞いてきて。
……と言われたのさ。


これが、なかなか微妙なんです。

善意からの申し出なのは、間違いないんだけど。
そんな中古車を預かって被災地に持って行って、果たして本当に、その「希望価格」で売れるのか?
間に入った私が「ぼったくり業者」呼ばわりされて、終わりじゃないの?

売れなかったら、どうするの?
遠路はるばる東北というか、三陸沿岸まで積んできて。
それをまた、名古屋なり大阪なり岡山まで、持っていくの?
それって、私の自腹?

値段を下げなければ売れない、となった時に。
そのマイナス分も、やっぱり私の自腹?

それとも……
ある程度の台数は、そうなることを予め想定して。
それでもトータルではマイナスにならない程度に、利益をのせるべき?

でも、被災した人からお金を巻き上げるの?
それって、ぼったくり業者と同じでは?


……というあたりに、結論は出ず。
とにかく、お試しで1台、やってみようよ、となりまして。

名古屋から預かった1台を、被災地へ。

ホンダのアクティという軽自動車、いわゆる箱バン。
5速マニュアル、4WD、エアコン付き。
予備検査に合格してるから、法定費用(自賠責と重量税)だけ払えば、すぐに登録して乗れる。
ただし、平成4年式、走行18万キロ、見た目もボロボロ。
Yahoo!オークションなんかだと、「年式相応」とか書かれるレベルだけど。

震災前の相場感覚だと、せいぜい2万円か3万円じゃないの?
……というのが、私の印象。

そんなポンコツを5万5千円で落札。
オークション業者への手数料が2万5千円。
名古屋までの陸送料が1万5千円。
ここまでで9万5千円。

これに、明日の予備検査の受検料と、名古屋から三陸までの私の燃料代として、5千円を加えて、合計10万円。

こんなポンコツ車が10万円?
法定費用の約4万円を加えたら、14万円だよ?

売れるわけないだろ!
……という言葉を、グッと飲み込んで。

んじゃぁ、売れないことを確かめてくるよ。
……と、預かってみました。

今から、この箱バンで名古屋を出発、東京経由、被災地に向かいます。


え?
売れなかったらどうするって?

私が買い取りますよ。

え?
値引きしないと売れなかったら?

私がかぶりますよ。

その程度のリスクにビビッてたら、自腹の個人ボランティアなんか、できません。
(今までに、いくら使ったと思ってるの?)

私が買い取って、被災地での足に使うとか。
積載車は被災地に置きっぱなしにして、東京との往復に使うとか。
そんな感じで、いいんじゃないの?

(ちっとも良くないけど)


震災前の、東京での感覚だと、せいぜい2~3万円のポンコツ車。
これを今、被災地に持って行くと10万円。

そこが、善意と商行為の境界線。

自腹を切ってでも、安く提供するべきだ!と言う人あり。
被災者が相手でも、きちんと利益を上乗せするべきだ!という人あり。

あなたは、どっち派?

今回、東京に帰った際に、久しぶりに師匠のところに行ってきました。

あまり詳しくは書けないけど、ある自動車メーカーのテストドライバーだった人。
私が運転免許を取ってすぐ、師匠に紹介された師匠。
ことあるごとにお世話になりながら、もう20年以上の付き合いになります。

発電機とか、水没した自動車に関することとか。
あるいは、水没に近い状態をくり返しながら酷使されている、長期ボランティアさん達の愛車のメンテナンスとか。
その辺の相談に行ったわけです。

ところが。
「あの軽トラックは?」と聞かれまして。

2ヶ月ちょっと前、震災の直前に買った、こだわりの軽トラック。
本田宗一郎さんが生きていた頃の、平成元年式。
5速マニュアル、4WD、そして寒冷地仕様。
……とか、語り出すときりがないのですが。

業者オークションで、落札価格2万4千円。
仙台まで電車で取りに行ったら、エンジンがかからなくて。
ムダに新幹線で帰ってきて、あらためて積載車で引き取りに行ったり。
10万円ぐらいかかって、ようやくエンジンがかかったところ。

実際に所有してみると、わかるはず。
軽トラックが1台あると、ものすごく便利なんですよ。
旧規格の550cc、今となっては小さい車体。
毎日の仕事で使うわけじゃないから、そんなポンコツ車でも十分なの。

あっちこっち、少しずつ直しながら、大切に乗り続けよう。
そういうつもりで買ったんですけどね。

ダメだと言われました。

「これだけ中古車が足りない、軽トラックが足りないと言われて、みんな困ってるのに」
「こっそり隠し持ってて、何がボランティアだ」
「被災地で売ってこい」


そんなわけで。
人によってはゴミ!とまで言う、こんなポンコツ車でお金を取るんですか?……という気持ちと。
誰も買わないでほしいなぁ、売れないでほしいなぁ、これは死ぬまで手元に置いときたいのよ。……という気持ちと。

その両面を抱えながら、今回の積載車の荷台には、この軽トラックが1台。

後ろから見ると、普通の軽トラック。
しかも、リアルタイム4WDとか書いてあるんだけど。

前にまわってみれば、平成元年式の丸2灯。
ボディはあっちこっちサビだらけ。
普通に考えれば、お金を払って処分してもらう系統。

積載車に積んで、いつものルートで被災地の皆さんに見せてきましたけど。
やっぱり、こんなポンコツは誰も買いませんでしたよ?
……と、言い訳するために積んできたわけです。


そして、案の定。

「これ、4WDだよね」
「5速マニュアル?」
「こっちは狭くて急な坂が続くから、冬は4WDじゃないとダメなんだよ」
……などと、興味を示してくださる方は、多数おられましたけど。

「これ、いくら?」

本田宗一郎さんが生きていた頃の、こだわりの1台。
2万4千円で落札してから、10万円以上かかってます。
でも、客観的に見れば、ゴミみたいなポンコツ車。
金額は、おまかせします。
……と、素直に言うことで。

「これは大切に持ってたほうがいいよ」
……などと、あちこちで買い取り拒否していただけてたんですけどね。

最終的には、ドナドナされちゃいました。


金額については、あとで決めることにして。
がれきの撤去やら、資材の運搬やら、買い出しやら、軽トラックが足りない。
たくさんの人がボランティアに来てくれても、買い出しに行く自動車が足りなくて、みんながムダにぼーっと待っている、とか。
そんな非効率な現実が、あっちこちで日常茶飯事らしい。

いつ、また壊れるかわからない、こんなポンコツ車。
がれきの撤去が終わるのが先か、この軽トラックが壊れるのが先か、みたいな。
余計に皆さんの足を引っ張ることになりませんか?
……と、そっちが心配になったけど。

そこは、相手もクルマが好きな方。

「思い入れのある大切な1台だということは、よくわかりました」
「この被災地で、動かなくなるまで働かせます」
「こっちが落ち着いてもまだ元気だったら、漁協の人たちに引き取ってもらって、サビて朽ち果てるまで使ってもらいます」
……と、そこまでおっしゃってくださってので、決心しちゃいました。

ふつつかなポンコツ車、いろいろと腹に据えかねることもあるかとは思いますが。
どうか、末長くよろしくお願いします。

♪ドナドナド~ナ~ド~ナ~
♪売られてい~く~よ~

♪行ったきりなら幸せになるがいい~い~
(振り返りざまに車検証を投げる)


次回か、その次あたり、1~2週間後には、どうなるんだろう?

とっくに動かなくなってて、持って帰れと言われるのか?

「これ、見た目はボロボロなんだけど、エンジンだけは調子いいよ」
「よく走るよ」
……とか、言ってもらえるのか?

もし、そんなことを言ってもらえたら。
「ホンダだからね」……と、即答しなくちゃ。

そして。
本当に動かなくなった時には、買い戻して修理しよう。
……と、そんな決意も胸に秘めつつ、空荷になった積載車で東京に帰るのでした。


ホンダの古い軽トラック。
平成元年式の丸2灯、5速マニュアル、4WD、寒冷地仕様。

もし、被災地でそんなレアな1台を見つけたら。
もしかしたら、これかな?
……と、思い出してくださいね。

(ちなみに現在、松本ナンバー)

昨日は都内、千葉県、埼玉県。
そして、日が暮れてからは茨城県へ。
自分の仕事でウロチョロと。

そして、夜になってから出発。

いざ!
また今日も被災地へ!
……の前に、銀座郵便局に立ち寄りました。

大阪府河内長野市、松原さま。
岡山県倉敷市、小合さま。
その他、匿名希望の皆さま。

皆さまのお志、お預かりしました。
いずれの品も、本当に必要している方にお届けします。
余らせて無駄にしてしまうようなことは、絶対にしません。

そして、これからも末長いご支援をお願いします。


またしばらく東京を離れるので、出発前はお気に入りのステーキハウスへ。
もう18年ぐらい愛用のお店に着いたのは、閉店間近の午前2時過ぎ。

ここで事件勃発。

歯が痛い!

いや、笑ってる場合じゃないんですよ。
これがもう、痛いの何のって。
目を開けていられないぐらいの痛さなの。

ステーキは意地でも完食したけど。
食後のコーヒーは、残してしまった。
そして、お店の人に笑われた……

すぐに主治医にメール。

「生きてる証拠だよ」

「冷たい刺激で痛む?」
「それとも温かい刺激で痛む?」

お茶漬けとか、食後のお茶とか、今回も食後のコーヒーとか。
温かいほう。
それも、毎回どんどんひどくなる!

何とか、きちんとお金を払って店を出て、トラックには乗り込んだけど。
あまりの痛さに、そのまま気絶したのでした。


というわけで、目を覚ますと、朝。
もちろん、まだ都内。

被災地に着いてみれば、既に夕方ですよ。

まずは、南三陸町に直行。
いつも顔を出してる在宅避難のご家族に、皆さまからお預かりした救援物資をお渡しして。
子ども達が多い避難所に、お預かりしたおやつ類を配って。
現地で長期滞在しているボランティアさん達に顔を出して。
南三陸町から石巻市に入った頃には、日没。

今日は、そこまで。
牡鹿半島までは行けませんでした。


何回も書いてるけど、現地ではまだまだ、余震が続いてます。
スマトラ沖では、最大の余震は3ヵ月後に来たそうです。
そして、運転中は地震に気がつきにくいという事実。

津波で海面が盛り上がってきても、夜だと気づかないでしょ?

だから、日没後は海から離れなさい。
被災された皆さん、誰もがそうアドバイスしてくださいます。

それで、津波にやられた被災地での活動は、夜明けから日没まで。
それがわかっていながら、夕方に現地に着いてしまった虚しさ。

昼間、夕方までは日常生活としての、普段の仕事があるわけで。
翌日、被災地での活動は、夜明け(朝)から日没まで、と限定されるわけで。

となれば。
となれば。
夕方から夜明けまでの間に、東京から一気に被災地へ。
理想は、夜明までに着いて、現地の皆さんが目を覚ますまでひと眠り。

これ、鉄則だよね。

他人さまの生活の心配をする前に、歯ぐらい治しとけ。
これも鉄則だよね。

(反省中)

さて。
朝まで、何をしよう?

(寝る)


余談。

三陸道の河南インターをおりたところにある、イオン石巻ショッピングセンター。
ここはイオンなのに、エクセルシオール。
スタバがありません!


たとえば、被災地からの帰り道。

最初のスタバは……
最初のスタバは……
もしかして、東北道の蓮田S.A.(埼玉県)かも?

3日前に「個人ボランティアさんの故障とか」で書いた、全国からの個人ボランティアさんの車両トラブルの話。
たくさんのご意見をありがとうございました。

「遠慮は不要」
「ぼったくれ」
……等々、ガス欠に対しては、厳しいご意見が相次ぎました。

でも。
でも。
前にも書いたけど。

橋が落ちて通行止めになってて、ものすごく迂回しなくちゃいけない、とか。
その迂回ルートの途中がものすごく渋滞する、とか。
予定が押して、とりあえず行かなくちゃ!とか。
行ってみたら、ガソリンスタンドが流されちゃってて給油できない地域だった、とか。
ようやく見つけたら、電気がなくて日没までの営業だったり。

いろいろあるのよ。

褒められるイベントじゃないけど。
仕方がない部分が、ないわけじゃない。

そして、もう1つ。
十分に反省してる人に、さらに追い討ちをかけて非難したり罵倒するのは、いかがなものかと。

「二度目は、ないからな」
……ぐらいで、十分では?


そんなわけで。

迷惑ボランティア!と言われる前に、こっそり呼んでください。
迷惑ボランティア!と冷やかしたりしながら、こっそり呼んでください。

ガス欠、脱輪、パンク、その他。
現場への出動1回につき、1万円。
燃料代は、+実費。

積載車の荷台に積み込んでの移動は、7万円。
東京圏への移動は、+5万円。


ぼったくり?!と思うかもだけど。
トラックの維持費って、高いんですよ。

バッテリーは大きいのが2個だし、オイル交換すれば約10リットル。
タイヤも大きいだけでなく、6本あるし。
(後輪が左右2本ずつ)

車検は1年だし、クレーンもウィンチもメンテナンスしなくちゃ、だし。
(助けに行って故障したりワイヤーが切れたりしたら、迷惑ボランティア)

ね?
トラックって、いろいろとお金がかかるんです。
実際に所有してみれば、イヤというほど実感できます。

無料で対応すれば、親切に思うかもしれないけど。
それじゃあ、280円のユッケと同じ。
トラックが壊れた時点で、修理代が払えなくて終了。
値段を下げすぎれば、長くは続けられないわけです。

それで、この世界、相場ってのがあるわけ。

でも。
相場よりも安くすれば、地元の業者さんの仕事を奪ってしまう。
それでは、私が迷惑ボランティアになってしまう。

だからと言って、相場よりも高いお金を取れば、ぼったくり。
自分の生活や仕事(収入)を犠牲にしながら、貯金も取り崩しながら被災地に駆けつけてる個人ボランティア同士。
その辺の苦しさはよくわかるから、そんなことはしたくない。

その辺を考えた上で、↑の価格設定にしてみました。

名づけて、JAFM活動。
じゃふ・えむ・かつどう

(Mは、モドキ)


ちょっと補足しておくね。

自走不可の場合は、あなたが希望する修理屋さんへ搬送。
あるいは、私が知る範囲での、被災地の修理屋さんへ。

え?
思いがけず、積載車の維持費・修理代を上回る金額を得てしまったら?

もちろん、被災地で消費します!
(キッパリと宣言!)

トラックのメンテナンスや修理も、被災地の業者さんにお願いするよ。


そんなわけで。
今日からは、JAFM活動も始めます。

JAFその他、ロードサービスの会員になってる方は、まずはそちらに出動を要請してください。
地元の修理屋さんに知り合いがいれば、もちろん、そちらを優先してください。

もう1つ。
被災地でのボランティア仲間のリーダーに、こっそり相談してみてください。

「自家用車としてクレーン付きの積載車で来てるヤツ、知ってるよ」
「ちょっと聞いてみるよ」
……とか言いながら、私に電話をかけるかも。

ここだけの話ですけど。
お世話になってる数人からの救援コールには、燃料代ぐらいの値段で引き受けています。

その辺は、持ちつ持たれつ。


それでもどうにもならない時、時間がない時、2度目のガス欠の時は、私を呼んでください。

出動1回、1万円。
燃料代は+実費。

積載車の荷台に積んで運べば、7万円。
東京圏までは、+5万円。

え?
そんなにかかるの?
……という、抑止力になることも期待しつつの明朗会計。
領収証を片手に駆けつけます。


あ。

ただし、0泊3日の弾丸ボランティアを週に1~2回。
積載車の現在地は、Twitter @and_273でご確認を。

避難所か?
自宅避難か?

自宅ではなく、親戚宅だったり、ご近所さん宅だったり。
いろんなケースがあるから、在宅避難と総称するらしいけど。

全国の救援物資が届くのは、自治体から各避難所まで。
在宅避難の人達には配られないケースがある、とか。
在宅の人達が避難所まで取りに行くと、何か言われるとか、影で言われそうだから行きたくないとか。
だから、できるだけ行かないようにしてる、とか。
足腰が弱ってるお年寄りだと、家から避難所までの移動が大変だとか。

「東京の人には、わからないと思いますけど」
「子どもの頃からとか、親の親の代からとかの積み重ねですから」
「田舎での人間関係は、本当に難しいんです」

よそ者が無責任に口出しできない部分だけど。
(変に首を突っ込むと、今度は自分が悪く言われる)

その辺もあるみたいで。
避難所と在宅避難の区別というか、待遇の差に関する話もよく聞くようになりました。


避難所にいれば、全国の皆さんからの物資は受け取れる。

だけど、24時間の衆人環視、プライバシーがない。
うっかり、おならもできない。
そんな状態で2ヶ月。

そのストレスは、私たちの想像をはるかに上回るようです。

その辺に限界を感じて、在宅避難にすると。
あるいは、認知症などの介護が必要なお年寄りがいて、みんなに迷惑をかけるから、とか。
症状が不安定で、深夜とか、いつみんなに迷惑をかけるかわからないから、とか。
そんな理由で、在宅避難にすると。

物資が届かないとか、届きにくいとか、情報が入ってこないとか。
避難所にいればいいのに、自分から勝手に出て行ったとか、言われてるんじゃないか、とか。

さらに。
先日の「Twitterとインターネットの欠点」で書いたように。
そういうウワサに尾ひれがついて、さらに伝言ゲームになって広がっていく、とか。

ね?

物資はもう足りている、とか。
ボランティアはもう不要です、来ないでください、とか。
東京で流れているいろんな報道は、ウソだとは言わないけど、必ずしも真実ではない。

ネットの情報も、玉石混合。
1つの情報の裏には、正反対の状況で困っている人達もたくさんいる。

「あぁ、もう大丈夫なんだね」
……などと、表面だけ見て簡単に判断するのではなく。
報道されない事実や、報道できない事情などにも思いを至らせていただければな、と。

そんなことを、またお願いしてみます。


そして。
私は、避難所と在宅避難の区別はしてなくて。
介護が必要なお年寄りがいるとか、妊婦さんがいるとか、小さい子ども達がいるとか、赤ちゃんがいるとか。
そう聞いたところに行ってみて、実際に話を聞いてみて。
その上で、自分にできる範囲でまわってるつもり。

「たくさんの人達が、あっちこちで困ってるのに」
「どうして、あなたは特定の被災者だけに物資を届けるんですか?」
……などと言われれば、そういう回答になります。


もう1点。

行政の皆さんや、大きな組織で活動されてる皆さんにも、どうしても行き届かない部分がある。
地域の人間関係などの事情も加わって、そう簡単にはいかない。
その辺を、安易に批判するつもりはないです。

皆さんが一生懸命に活動されてることは、現地に行くたびにひしひしと感じます。

ちょっとした行き違いとか、感情的な対立を、煽るつもりもないです。
おもしろおかしく広めるつもりもないです。
こういう状況なんだから仲良くしようよ、などと言うつもりもないです。

そうじゃなくて。
そういう現実を把握した上で、自分にできることは何だろう?
何か私にもできることはない?と、被災地を心配している東京(全国)の皆さんに、何をお願いしたらいいんだろう?

そういう観点から、少しでも役に立てればな、と。

行政や大きな組織からの支援が行き届くまでの間。
そこに限っても、私たちにできることは、まだまだたくさんあります。


……と、基本的なところを再度、ご理解いただいた上で。
ここからが本題。

本当に些細なところから始めてみませんか?


あちこち、いろんな場所に届けてみて、意外と喜ばれるもの。
それは、綿棒と耳かきです。

赤ちゃんのいる家庭では、綿棒は必需品だけど。
そうじゃなくて、自分の耳そうじ。


綿棒じゃ満足できない、やっぱり耳かきじゃないと!
……という同志は、広大な被災地にもたくさんおられまして。

でも、こういう状況なので、耳かきも足りてない。
限られた耳かきを、アルコール消毒しながら使いまわししてるところも、まだまだあるんです。

その一方では、
100円ショップなどで耳かきを買うと、たいていは2本1組。
欲しいのは1本だけなのに、と思ったことは、ありませんか?


そ・こ・で!

耳かきを買った時の、もう1本。
今すぐには使いませんよね?
その辺にしまっておくと、いつの間にかなくなって、また買うことになるんですよね?

それを封筒に入れて、私に送ってください。
責任をもって、必ず被災地の同志にお届けいたします。
余らせてムダにしちゃうようなことは、絶対にしません。

名づけて、もう1本の耳かき運動。

〒100-8799
銀座郵便局 私書箱469号
救援物資係


ずっとずっと、耳の奥がかゆくてかゆくてたまらない。
気になって気になって、あー、イライラする!
……というストレス。

ずっとガマンしてたんだよ~
あ~、おかげでやっとスッキリした!
……という幸せ感♪

どちらも、わかりますよね?


もう1本の耳かき運動。
目標は大きく1人1本、被災地のすべての同志にMy耳かきを。

これを読んでしまったのも何かの縁。
簡単にできる些細なところから、ご協力をお願いします。

〒100-8799
銀座郵便局 私書箱469号
救援物資係

東京に戻ってくるたび、ちょこちょことホームセンターをのぞいてます。

発電機は、どこのお店も在庫切れ。
やっぱり、こういう状況だからね。

それでも、いろんな機種があることがわかって、勉強になります。

エンジン付きのポンプも探してるんだけど。
これは、工進というメーカーが良さそうです。
こうしん

いろいろなメーカーの小さいエンジンに、工進がポンプを取り付けて、セットで売っている。
その中から、容量とか大きさとか重さで選ぶのが、いいみたいです。

ホームセンターによっては、いろんな種類のポンプをたくさん展示していて。
工進のポンプの大行進。


でも。
本田宗一郎さんは言いました。
「世界一のエンジンをつくりたい」

世界一の自動車と言われれば、トヨタだろうけど。
エンジンならホンダでしょ?

ホンダのエンジンに、工進のポンプ。
狙うなら、この組み合わせだな、と。


余談だけど。

今から30年以上前、ベンツやポルシェに追いつけ!追い越せ!という時代がありました。
その頃に多感な思春期を過ごした世代が、今でもベンツやポルシェをナンバー1だと思い込んでいたり。
「いつかは……」と夢を見続けて、ようやく手に入れて喜ぶのは、理解できるとして。

一度もボンネットを開けなくても壊れることなく、地球上のあらゆる場所でトヨタの自動車が走り回っている。
世界中の人達が、トヨタはすごい!と認めている。
世界地図のどこにあるか知らない人でも、日本が自動車を造ってる国だということは知っている。

そういう時代になって、20年以上が経ってるのに。
そういう時代に育ったはずの若い人達までが、ベンツやポルシェをナンバー1だと思っている。
トヨタのカローラを、ダサい!と言う。
そこには疑問を感じます。

クルマに興味がなくて、実用的な道具として買うなら、トヨタがいいよ。
そういう用途なら、カローラこそが世界のナンバーワンだよ。
成功した人の象徴としての高級車なら、フェラーリ(高価なフィアット)よりも、レクサスだと思うよ。

震災からの復興、日本経済のためにも。

で。
ドライブする楽しさとか、エンジンをぶん回して走り回る楽しさを求めるなら、だまされたと思って、1度でいいからホンダに乗ってごらん。
……と、私は思ってるんですけど。

おかしいですかね?


まぁ、そんなわけで。
発電機とか、投光機とか、ポンプとか、チェーンソーとか。
あちこちで、いろいろな機種のちがいとかを勉強中。

最大の問題は、値札がついてること。


そんな中で、知り合いが1人、発電機を持ってることが判明。
古い2ストだけど、きちんと発電できている。
さらには、エンジン付きのポンプも持っていることが判明。

「発電機ってホンダが多いけど」
「これはカワサキなんですよ」
「珍しいでしょう、稀少モデルですよ」
……とか説明してくれたけど。

ホンダじゃない。
その時点で、私の心の中では3ランク落ちます。


でも、そんなことは言わず、適当にうなずいておいてから。
これ、しばらく貸してくれないかなぁ?

「何に使うんですか?」

被災地で使いたいのさ。
薪ストーブを設置して風呂を沸かせるようにする時の、風呂(水タンク)に穴を開けるための電源として。
……と、簡単に説明したら。

「え?」
「まだそういう段階なんですか?」
……と、びっくりされちゃいました。

びっくりされたことに、びっくりしちゃいました。

念のために書いておくけど。
この人は、被災地での状況にとても心を痛めてる1人。
今すぐにでも自分も被災地に行きたい、だけど、行けば今月の支払いができなくなる。
そういう理由で、私の誘いを断った1人。

決して、いわゆる無関心層ではないんです。

そういう人でさえ、こういう現実。

電気が復旧すれば、もう大丈夫。
少なくとも、生きるか死ぬかのレベルではない。
ほっといても平気でしょ?
……的に、軽く思ってる人達が多いのかもしれません。


被災地での現実と、東京(全国)での想像とのギャップを少しでも埋めたい。
そういう意図で始めたこのブログが、役に立ってない現実。

とりあえず、私の助手席で0泊3日の弾丸ツアー。
大津波にやられた被災地を実際に見れば、人生観が180度ひっくり返りますよ。
震災から2ヶ月、のうのうと普通に暮らしてきた自分が恥ずかしくなりますよ。
……とか、あちこちでいろんな人に言ってるんだけど。

0泊3日で、禁煙車。
この2点で、二の足を踏む人が多いのさ。

ん~
どうすれば?
……と、ない知恵をこれからも絞っていきます。

被災地で最近よく聞く言葉の1つが、これ。

「いま、一番お金を持ってるのは漁師だ」

4月下旬から、日本財団ナントカ、だったかな?
それが終わって、5月1日からは水産庁?
その辺、詳しくは知らないけど、要するに漁協からの仕事。

つまり、漁師さん達だけの特権で。
がれきを撤去する仕事で、日当1万2千円ぐらいがもらえるらしくて。
しかも、定員枠がかなり広かったらしくて。

家も職場も仕事の道具も流されてしまった人達。
今後の収入のメドが立ってない人達から見ると、そういう言葉が出てくるらしいです。


まぁ、そう言いたくなる気持ちは、わかるんだけど。
でも、ちがうよね?


いや、魚が好きだからって、漁師さん達に肩入れしてるわけじゃないよ。

そうじゃなくて。
がれきがなくなったら終わってしまう、期間限定の仕事。
それで食っていけるわけじゃないし。

家も自動車も船も流されてしまった、とか。
船はかろうじて残ったけど、船着場もなければ、市場もない、加工場もない。
それ以前に、発泡スチロールの箱がないし、氷もない。
漁業の再開まで3年はかかるだろう、と言われている。

牡蠣の養殖も、最初の収穫まで3年かかるらしいです。
しかも、今の時期に開始しないと、1シーズン(1年)遅れてしまうとか。

いちばん速いのは、ワカメの養殖なのかな?
食べる専門、聞きかじった知識だから、よくわからないけど。

その一方で、仮設住宅は2年ですよね?

そういう、まったく先の見えない状況での、1ヶ月か2ヶ月限定、せいぜい50万円前後の現金収入。
手元に、いくら残せると思いますか?


ここで、ちょっと思い出してください。

3~4年前だったかなぁ?
ネットカフェ難民って言葉があったじゃないですか。

たとえば、ビジネスに失敗して、離婚して独り身になって、住むところも失った人とかが。
ネットカフェ難民しながら、日雇い派遣でコツコツとお金を貯めて。
数ヶ月かけて、部屋を借りる資金を貯めて。
その間に温めた新しいビジネスで再起を!
……みたいな話が、よくあったでしょ?

あの日雇い派遣が、時給1千円ぐらい。
朝から夕方まで、8時間で8千円。
あるいは、夜勤で1晩1万円。
そこから風呂に入ったりネットカフェ代だったり洗濯だったりで、手元にいくら残るやら。

……と、考えると。

家がなく、日給1万2千円という状況は同じだけど。
奥さんや子ども達や、年老いたご両親の面倒もみなくちゃ、という、背負っているものがあるわけで。
しかも、2ヶ月ぐらいの期間限定の仕事なわけで。

ネットカフェ難民からの再起よりも、状況は厳しいと思うんですよ。


確かに、その収入さえ無い人から見れば。
そこはわかるんだけど。

「今は、一番お金持ちなのは漁師さんらしいよ」
「へぇ、そうだったんだ」
「じゃあ、支援物資は、もう要らないね?」
……と言われると、それは違うと思うんです。

せっかくの貴重な現金収入。
それは、できるだけ手をつけずに残しておきたい。

私だったら、そう考えるけどなぁ。

「現金収入があるんでしょ?」
……なんて言わないで、それは知らないフリをして。
今までどおり、応援していこう!と、思うんだけどなあ。

また、いつ次の余震で津波が来るか、わからないんだし。


あなたは?

「今この状況では、あなた達が一番お金持ちなんだから」
「それは貯め込まず、どんどん使いなさい」
「そうやって少しでも経済を回しなさい」
……とか、思う?

昨日の夜のうちに三陸自動車道に乗って、東京に帰ってきました。

Twitterではたくさんの皆さんにご意見やアドバイスをいただきました。
本当にありがとうございました。


さて。
そのうちの1つ。
昨日の「利点もあるよ」でもちょっと書いた、個人ボランティアさんのクルマのトラブル。
これが、ちょこちょこと聞くんですよ。

たとえば……
どこそこの周辺にガソリンスタンドはありませんか?とか。
こんなアホなツイート、もうイヤ!とか。

地元の方に燃料を分けていただきました、とか。
絵に描いたような迷惑ボランティアですね、とか。

助けに来たはずなのに、助けてもらってどうするの?とか。
甘やかすな、ほっとけ!とか。

特定の個人攻撃をする意図はないから、1つ1つの詳細は書かないけど。

ガス欠、パンク、脱輪、居眠り運転、事故、その他。
恥ずかしいから伏せてるだけで、実はけっこう、ちょこちょこ発生しているらしい。


でも。
私としては、そういう人達を非難したり、批判するつもりは、ないんです。

みんなそれぞれ、自分の仕事を抱えながらの、自宅と被災地とを往復する生活。

そりゃぁ、仕事が終わって夜通し、朝までに被災地にとなれば、居眠り運転だってするでしょう。
がれきの中を走りまわっていれば、パンクだってするでしょう。
不慣れな肉体労働で疲れ果てれば、思わぬところで脱輪もするでしょう。

そういうのは恥ずかしいこと。
……と、個人ボランティアさん同士で罵倒するのは、いいと思います。
自分を戒める意味でも。

でも。
それを他人がどうこう言うのは、違うと思うんです。

一生懸命にやった結果としての、うっかりなんだから。
「ご苦労さまです」
「お身体は大丈夫でしたか?」
……でしょ?


で、気がついた。

水没車や水没バイクを吊り上げます、とか。
プレハブ小屋、発電機、投光機、冷蔵庫や洗濯機も運びますよ、とか。
東京の銀座郵便局の私書箱まで送っていただければ、皆さまからの支援が届きにくい地域に直送しますよ、とか。
……の、直接的なボランティア活動だけでなく。

せっかくの、クレーン付き積載車なんだから。
個人ボランティアさんのクルマがトラブってしまった時に、助けに行く。
そういう後方支援のニーズも、あるはずだな、と。

実際問題として、何もかもが大津波に流されてしまったわけで。
ガソリンスタンドが、これからようやく営業を再開できるかも、という状況。

工具とか機材を買い揃えたら、中古でも1~2千万円はかかってしまうのが、修理屋さん。
積載車とかレッカー車だって、軽トラックや乗用車の値段じゃ買えないわけで。
そして、「これじゃぁ迷惑ボランティアだ、恥ずかしい」という、ご本人の気持ちもある。

それに、全国から駆けつけた個人ボランティアさんの誰もが、クルマに詳しいわけじゃない。
スペアタイヤの交換とか、ブースターケーブルでのジャンピングとか。
ディーゼル車のガス欠なら、エア抜きとか。

そんな勉強をしに来たわけじゃないでしょ?

被災地を大学に例えるなら、全国から駆けつけた個人ボランティアはみんなが大学生。
そして、たくさんいる同期生の中で、私は自動車部。
クルマで困った時は相談してよ、と。

あまり深刻な相談をされても、困るんだけど。

地元の修理屋さん達の本格的な営業再開まで、まだ時間がかかりそうな現在。
よそ者がウロチョロして、個人ボランティアさんの故障車に対応する。
これは、悪いことじゃないだろう。
……と、思ったのさ。


ここで問題になるのは、金額です。

自分の生活や収入や貯金を犠牲にしながら、はるばる被災地までやって来ている個人ボランティア同士。
私としては、無料でサポートしたいところなんですが。

「甘やかすな!」
「ほっとけ!」
「思い切りぼったくって反省させろ!」
……などの声も、少なくないんです。
(特にガス欠)

それなら、相場よりもちょっと安いぐらいで、とも考えたんですが。
これは、被災された地元の業者さんや、近隣の業者さん達の営業妨害になる。
少しでも経済を回さなくちゃ!という意味で、よくない。
……というご意見もいただきました。

そして、トラックはお金がかかるという現実。
タイヤは大きいし、バッテリーは2個だし、オイルも量が多い。
電動ウィンチのモーターはともかく、ワイヤーは消耗品。
クレーンのワイヤーも何回も切ってるし、油圧系はメンテナンスが必要だし。
最後にトラックがつぶれた時に買い換えるための、積み立ても必要だし。
……と、計算してみると。

やっぱり、1台5万円とか6万円はいただかないと、ペイしない。
儲からないという意味ではなく、そのぐらいのコストがかかっている。

無料であっちこっち、皆さんを助けて回ることはできるけど。
そうすると、トラックが壊れた時点で終了。
さようなら、となる。

末長く続けることが、できないわけです。


ここで思い出すのは、ガソリンスタンド。
全国あちこち、地方では、ガソリンスタンドの閉鎖が問題になってますよね。

給油所の地面の下に埋めてある、大きな燃料タンク。
これが最近、次々と寿命を迎えていて。
交換するのに、およそ2千万円。

これを負担できず、廃業する給油所が相次いでいる。
ガソリンを入れるためだけに、隣の町のさらに隣の町まで行かなくちゃ、とか。

この話、聞いたことあります?

約40年後には、2千万円ぐらいの費用がかかる。
地域の給油所として末長く続けていくためには、この分は削っちゃいけない。
積み立てておくべきだった、と。

あとから他人が言っても、結果論なんですけど。

これは、皆さんの乗用車についても同じ。
トラックについても同じこと。
クレーンなどの装備がついていれば当然、それだけコストはかかるわけです。


で。
いわゆる相場よりも、高い金額を取ったほうがいい。
そんなご意見もいただきました。

理由の1つは、地元の業者さん達の仕事を奪わないため。
恥ずかしくない範囲で、地元の業者さんを利用してもらうべきだ、と。

理由のもう1つは、そんなにお金がかかるの?!という、抑止力。
……だそうです。笑


たとえば、パンクとか脱輪とか、ガス欠とか。
出動1回につき1万円。
その場で解決できず、積載車に積み込んで運んだら7万円。

え?
ボランティアなのに、お金を取るの?
……と言う人もいる。

高いなぁ……
ぼったくりじゃん?
……と言う人もいる。

だからと言って、5万円にディスカウントすると。

え?
ボランティアなのに、地元の業者さんの仕事を奪うの?
……と言う人もいる。

値段を安くすれば親切に見えるけど、それで続けられなくなったんじゃ意味がない。
むしろ、それで撤退するなら無責任とも言える。
末永く続けられるように、きちんと請求するべきだ。
……と言う人もいる。

人それぞれ、いろんな意見があるもんですね。

ぼったくるつもりは、ないんです。
むしろ、できるだけ安く対応したい。
でも、地元の業者さんを困らせたのでは、それこそ迷惑ボランティア。

ご意見の1つ1つを拝聴しながら、ちょっと考えてます。


とりあえず……
次回からは、ガソリン缶も積んでいこう。

迷惑ボランティア!
……と、後ろ指をさされる前に、こっそり呼んでくださいね。

大丈夫。
秘密は守ります。

さっきの「暖助チーム」と別れてからは、水没バイクの引き上げ。
持ち主さんからのご依頼なので、安心して吊り上げて、積んできました。

で。
地元の持ち主さんのご指定で、運び込んだのはボランティアさん達のベースキャンプ。
そこに、バイクに詳しい人達がたくさんいるらしい。

……と、ここまで読めば、タイトル「大人のオモチャ」の意味がおわかりですね?


被災地の人たち、がんばれ!と言う人達は多いけど。

大人を元気づける一番のエネルギー源は、子どもや孫の笑顔。
それは古今東西の鉄則ではあるんだけど。

これが、すごいんだわ。

不慣れな肉体労働でぐったり疲れた顔だったオジサン達が。
水没バイクを見た途端に、一斉にパッ!と表情が歩くなって。

あれよあれよと分解し始めて。
あーだこーだと延々と。

DSC00174.jpg


あの~
この人達に預けるのか、それとも別の場所に移動するのか。
その見極めだけ、早くお願いしたいんですけど。
……とは、とても言えない雰囲気。

あ。
私はクルマだけ、もっと言えばホンダだけ、さらに言えば競技車両だけ。
バイクに関しては、さっぱりわかりません。

サーキットを走ってるのを見ても、うまいんだか危ないんだか、さっぱりわからない。
そういうレベルなので、少年のような表情で盛り上がってるオッサン達の周りを、ただウロウロするのみ。


基本的なことを書くと。

台風とか大雨の水没ではなく、海水による水没。
塩水だから、カプラーとかの配線関係が全部ダメになる。
どんなに大丈夫に見えても、被覆と銅線の間に入り込んだ微量の塩が、銅線をダメにする。

で。
今すぐかどうか、所要時間には個体差があるけれど。
最終的にはショートして、電気火災を起こす。

だから、海水に浮かんだ(沈んだ)自動車はダメ。
絶対にダメ。
手を出してはいけない。

これは多分、バイクでも同じだと思うのさ。


でも。
それならば、配線関係を全部、交換してしまえばいい。
……という考え方も、あるわけで。

とりあえず、引き上げてきた今この時点で、記念写真を1枚。
これを大切に保管しましょうよ。

そうすると。
5年先になるか、10年先になるにか、わからないけど。
この写真を見て、こう言う時が来ると思うんです。

「オレは、この状態からここまで直したんだぞ」

……って。
これを読んで、それはいい!と思ったあなたは同じ病気持ち。


がれきの撤去とか、ご遺体の捜索とか、物資の配給とか、炊き出しとか。
皆さん、毎日ものすごい苦労をされてます。
そんなところをウロチョロしてるだけの自分の無力さを、痛感してます。

そんな中で、今回は大人のオモチャ。
疲れきってるはずの皆さんの、明るい笑顔を見られたので。

たかが積載車、クレーンで吊り上げただけ、なんだけど。
ちょっぴり、いいことをした気分♪

ボランティア組織とか、地域の大人たちの組織の、リーダー格の皆さん。
メンバーの士気が落ちてきてるのを感じたら、水没バイクがいいクスリになるみたいですよ。


最後に。
積載車と聞くと、自動車だけと思うかも、だけど。

それは単に、自動車を吊り上げて積んで走りまわらないとペイしない。
日々のメンテナンスとか消耗品とか修理とか、トラックがつぶれた時に買い換える資金とか。
そういう金額面で、自動車を専門にしないと割りに合わない(維持できない)、というだけ。

自動車じゃなくても、バイクじゃなくても。
プレハブ小屋だって、発電機だって、冷蔵庫だって、洗濯機だって、看板だって、小船だって積めるんです。

そして、被災地にまとめて届いたそういう物資を、個別に配って歩くトラック(クレーン付き)は不足しています。

あなたのアイディア次第では、もっといろいろと活躍できるはず。
気軽にお声がけくださいね。

昨日は「Twitterとインターネットの欠点」について書いたので、今日はその逆。
Twitterやインターネットの利点を実感しちゃいました。


昨日の時点で、皆さんからの支援が届きにくい地域で拾ったリクエストの1つ。
それは、「カマドが欲しい」でした。

まだまだ当分は、電気もガスも水道もない生活。
だけど身の周りには、たくさんの災害ゴミがある。

カマドがあれば、災害ゴミを燃やせる。
身の周りの災害ゴミを少しずつ減らせる。
上にヤカンや鍋を置けば、熱源としても使える。
……というお話。

それを、Twitterに流したのさ。


そうしたら、「薪ストーブを無料で設置してまわってるチームがありますよ」と、すぐに反応があって。
もう1件、そういう活動をされてる人達に関する情報もあって。

だけど、せっかくの被災地での昼間の時間帯。
VAIOを開いてる時間が、もったいない。
それは夜でもできることだから、と。

それで、後回しにしていたんですけどね。

間もなく、その片方の当事者さんからコンタクトあり。
それが、薪ストーブ「暖助」チームでした。

暖助プロジェクト(長野県から)
http://dansuke.wda.jp/


で。
これはいい!
自分でも1台、欲しい!
……と言ったら、こういう状況だから売ってる場合じゃないんです、と。

確かにそうですね。

で。
翌朝一番で、昨日の1軒に押しかけて、説明して。
「暖助」チームの皆さんに設置していただいたのさ。

設置スケジュールがタイトな中を、ムリにお願いしてしまったけど。
とても喜んでいただけたから、これはこれでよかったのかな、と。

で。
そこから2件、「暖助」チームさん達にくっついて歩いて。
続いて、私の心当たりで、もう1軒。
そこでも設置していただきました。


「カマドが欲しいんです」
……と言われて、ネットで呼びかけてみますね、と。
いつもなら、それで皆さまから届くのを待つわけですが。

「カマドが欲しいんです」
……と言われた翌朝に、持って来ましたぁ!、と。

これは、Twitterやインターネットの利点を活用できた例。

他にも、すぐ近くでこういう活動をされてるボランティアさん達がいる、とか。
別の場所では、こういう事例があって、こんなところが問題になっている、とか。
どこそこが渋滞してるとか。
どの辺で、個人ボランティアさんがガス欠になりそうで困ってる、とか。

笑うかもだけど。
橋が落ちて通行止めになってて、ものすごく迂回しなくちゃいけない、とか。
その迂回ルートの途中がものすごく渋滞する、とか。
予定が押して、とりあえず行かなくちゃ!とか。
行ってみたら、ガソリンスタンドが流されちゃってて給油できない地域だった、とか。

いろいろあるのよ。


でも、そういうの全部ひっくるめて考えてみると。
そして、昨日の「Twitterとインターネットの欠点」で、怖い部分を先に植え付けちゃったかも、だけど。

Twitterやインターネットも、包丁とか高校生のバイクとかと同じ。
欠点や危険性を知った上で、いかにうまく使うか?
使う人次第だと思うんです。

どう?
Twitterの利点に、気がついったー?


もう1つ。

東京や大阪の報道は、仮設住宅と原発に偏ってるかもだけど。

まだ電気がなくて、発電機も足りてなくて、ロウソクで生活してる人達がいる。
趣味ではなく、切実な状況で、ドラム缶風呂を「これから」設置しようとしてる人達がいる。
そういうところでは、↑で紹介した薪ストーブが、ものすごく喜ばれている。

そういう現実にも、気がついったー?


毎度お約束のフレーズだけど。
現地に行って活動するばかりが、支援じゃない。
現地で活動してる人達への、物資の後方支援とか。
Twitterでの情報支援とか。
その他。

あなたにも、できることはたくさんあるはずですよ。

今回、被災地に戻る直前にツイッターで見かけた緊急情報が2つ。


1つ目は、ペットの話。
飼い主がいなくなった犬を、新しい里親のところに送りたい。
引き取りに来ていただける方、いませんか?
……というお話し。

たかが犬コロ、そんなこと気にしてる場合なのか?
……とか、思うかもだけど。

ペットを飼ってる人にとっては、大切な家族の一員。
ペットを連れて逃げようと引き返して、津波に飲み込まれた方も、多数いらっしゃるそうです。

私は、全国あちこちに出かける身。
犬も猫もヘビも飼ってませんけど、その気持ちはわかります。
牛とか馬とかワニとか言われると、困っちゃうけど。
ケージに入った犬や猫なら、トラックの荷台いっぱい、好きなだけ積んでください!
……と思ったのさ。

ただ、私が応じる前に、締め切られてしまったそうで。
犬や猫を運ぶ話しは、なかったことに。


2つ目は、人間の話。

新聞にも載ったらしいんですけど。
ある地域では、地区のほぼ全戸が流されてしまったけど、1軒だけ無事だった。
その1軒の1世帯だけが自宅避難をしている。
孤立してて物資が届かず、ロウソクでの生活。
しかも、介護の必要なお年寄りがいる。
このお宅に、早急に生活物資を!
……というお話し。

仕事の合間の、0泊3日の弾丸ボランティア。
週に1~2回の不定期便になってしまいますが、私でよければ届けに行きますよ。
……と、すぐに申し出て。

それでは、こちらは物資を集めますね、と返事をいただいて。

それで今回、まずはご挨拶に行ってきました。
集まった物資を届けに来る1人は、私になりそうです、と。


ところが、どっこい。
違ったんですよ。

確かに、数日前までは生活物資が届かず困っていた。
でも、新聞記者さんにちょっと話したら、それが全国版に載ったらしくて。
見せてもらったんですけど、地元版では1面にカラーで載ってました。

で。
さらに、インターネット(たぶんTwitter)でもぶわぁ~!っと広がったらしくて。
あっという間に、大量の物資が届いたらしいです。

しかも、介護が必要とは言っても、症状が軽い日もある。
Twitterで拡散していた話ほどの緊急性はなかった、とも。

これが、マスコミやインターネット、そして便利な万能ツールだと(一部では)思われている、Twitterの欠点ですよね。


フジテレビの情報操作については、このブログでも「被災されたあなたへのレクイエム」で書きました。
マスコミに登場した被災地にばっかり、全国からの支援物資やボランティアが殺到している。
……という話も、ご存知だと思います。

だから、マスコミの欠点については、今回は省略。

今回は、Twitterやブログに代表される、インターネットの欠点について。


「ここに、こういう困ってる人がいます」
「至急、ここにこういう物資を!」
……という形で始まる、支援の依頼。

Twitterでは、RT(リ・ツイート)って言うんですけど。
これが、ぶわぁ~!っと、あっという間にたくさんの人に拡散していく。
これがツイッターの良さであり、欠点でもあります。

最初に書いておくと、悪意じゃないんですよ。
善意だからこそ、誰もが急いでRTするわけです。

ところが。
人間同士のコミュニケーションだけど、使っているのは文字だけ。
そこに表情とか声色とかは入らないから、どうしても「伝言ゲーム」という欠点も強く出てしまう。

そこに難しさと危険性があるわけです。


ちょっと前に、沖縄の皆さんの感情に火をつけて逃げた総理大臣がいたじゃないですか。

そんな人が今の政権を批判しても、説得力ないと思うんだけど。
実は、あの人にもたった1つだけ、大きな功績があります。

それは、「Trust」と「Believe」の違い。

日本語だと、どちらも「信じる」だけど、その重さは全然ちがう。
英英辞典を併用しながら勉強することの大切さを、英語を勉強するすべての人に教えてくれました。

それと同じで、「Emergency」と「Urgency」では、その緊急度がちがう。
Twitter上では、その区別というか、ニュアンスが正しく伝わらずに、「至急」とか「大至急」とか「緊急で」といった言葉で拡散していく。

で。
その結果として。
「生命に関わる緊急事態なのか?」とか。
そんな大事件のように広がっていったりも、するわけです。

しかも。
仮に、その緊急性が本当だったとしても。
とっくに誰かが対応して、落ち着いたとしても。
たくさんの人の「善意」によって、「緊急情報」はどこまでも広がっていく。

誰かのツイート(つぶやき)をRTする時は、必ず、最初の発言者がつぶやいた日時を確認すること。
さらに、その発言者の、その後のつぶやき(訂正とかストップとか)も確認すること。

そういう基本を誰か1人でも守ったら、だいぶ違うと思うんですけどね。


あぁ、あそこの話か、と気づいてる方もいるでしょうけど。
個人名も一緒にネット上で拡散してしまった、そこのご家庭は、何も悪いことはしていない。
いわば、Twitterの欠点の、被害者。

なので、ここでは詳しい情報は書きません。

でも、ここが難しいところなんですけど。
皆さんからの支援が、不要なわけじゃない。
必要なんです。

生命に関わる緊急性は、ない。
だけど、1週間も2週間も放置していいわけじゃない。

「物資が必要です」と紹介されると、途端に全国から大量の支援物資が届く。
「大丈夫です」と訂正されると、途端にまったく届かなくなる。
その中間は、ないんですか?
……という、ここはマスコミとインターネットに共通の問題点。

「物資の要請には数量も」と言う人もいるけど。
「10個だけ」と書いてあっても、100人が送ったら1千個。
あんまり意味ない気がします。


これは、皆さんからの物資をお預かりして、届けに行く私たちにも問題があるとは思うんだけど。
開封して、お届け先の実情に合わせて仕分けをする、そんな人手はない!
……というところが、多いんですよね。

たとえば……
「生鮮品、野菜がまったくなくて、健康に不安です」みたいなことが紹介されて。
その直後、レタス100ケースが届いた、という被災地もあるそうです。
100個じゃなくて、100ケースだそうです。

うちは八百屋じゃねぇ!って、言えばいいじゃないですか。

「とんでもない!」
「私たち全員、本当にありがたいと思ってるんです」
「お気持ちは本当にありがたいんですけど……」

レタスなんて、冷蔵できなければ、あっという間に傷むよ?
それに、1種類を大量に送ってもダメ。
届けるまでの間の段階に、仕分けをする人手なんか、ないんだから。
……と、このブログでは、送ってくださる側の皆さんに、その辺の考慮も求めてみます。

(わがまま?)

いや、私はがんばりますけど。
大規模な組織にそういう送り方をしても、必要としてる人に届かないまま、腐って廃棄されて終わりではないかと。


まぁ、そんなわけで。
Twitterを見て名乗り出て、行ってみたけど。
今日明日とかの、生命に関わるような緊急事態ではありませんでした。

ただでさえ地震と津波で困ってるのに、マスコミやネットの被害にも困ってしまっている、被災者の方がおられるだけでした。

でも。
それを確認して、Twitter上に報告できただけでも、行ってよかったな、と。

そして。
以上に挙げた欠点を、再度ご確認いただいた上で。

・元の発言の日時と、発言者のその後の発言も必ずチェック

RTするにあたっては、1人でも多くの方に、この基本を。
……と、思います。




先日、5月3日(火)に書いた「ご提供ありがとうございます」の続き。

大阪府河内長野市、松原さま。
愛媛県松山市、篠崎さま。
東京都国分寺市、秋村さま。
神奈川県川崎市、Yuiさま。
そして、ゆうパック伝票の「ご依頼主」や「品名」の欄に、匿名希望と明記された皆さま。
(以上、順不同)

個々の品物を必要としているところを考慮した上で、本日、南三陸町の荒砥地区で自宅避難されてるご家庭にお届けしてきました。

避難所ではなく、自宅避難の妊婦さん。
イスラエルの医師団が来た時に、きちんと受診したそうです。
予定日は7月。
今のところは順調だそうです。


一部では、気になる報道もありますよね。

自動車でいくつもの避難所をまわって、支援物資を溜め込んでる人がいるとか。
転売してる人がいるとか。

「せっかく送っても、本当に必要としてる人のところに届くんだろうか?」

→ はい。
自治体や大きな組織とは比べ物にならない、微力な個人参戦ですから。
私が個人的に、必要としているところを探してお届けしています。

「物資はもう足りてるんじゃないの?」

→ いいえ。
余ってるところでは、焼却処分するほど余ってます。
でも、届いてないところは、今でも不足しています。

微力な個人参戦なので、広大な被災地の、すべてを漏れなくチェックすることはできません。
でも、末長く続けられる範囲で、不足しているところを探してお届けしています。


いつまでも全国から無料で支援物資が届くと、労働意欲がなくなってしまう。
そういうことを言う人もいますけど。

そういう理由で、被災地への支援物資を止めるならば。
その前に、生活保護というシステムも今すぐやめるべきじゃないですか?
……って話しになるよ?

どんな制度を作っても、必ず悪用する人は出てきます。
それを理由にその制度そのものをやめれば、本当に助けを必要としている人を見殺しにすることになる。

大丈夫ですよ。

大きな組織で大人数を対象にすると、そういう人にも支援物資を渡してしまうかもしれないけど。
とってもちっぽけな、個人参戦だから、大丈夫。

「私達は乞食じゃない」とか。
「物が欲しくて話したわけじゃない」とか。
「私の留守中に家内がお願いしちゃったみたいだけど、本当にお気持ちだけでけっこうですから」とか。
そこまでハッキリおっしゃる方もおられます。

でも、困ってるんですよね?
……と、そこまでストレートには言わないけど。
プライドを傷つけないように話しをして受け取っていただくのも、私の役割かな、と。

そんなわけで。
東京や神奈川や大阪や愛媛の報道を見て不安を感じる必要は、ありません。
皆さんからの救援物資をお届けしたところには、そういう心配が必要な人はいません。
皆さまからのお気持ちは、きちんと伝わってます。

本当にありがとうございます。
……というお礼の言葉を、いっぱい預かってきたので、ここでお伝えします。


そして!
まだまだ、困っている人達はたくさんいます。

皆さまのおかげで、被災地からのリクエスト(の一部)に応えることができました。
それで、前回よりもいろいろなお話しを聞けるようにもなりました。

グチなども聞かされましたけど。
そういうのを黙って聞くのも、支援のうち。
それができるようになったのも進歩の1つかな、と。

現地には行けないけど、何かしたい!
……という方がおられましたら、引き続きで生活物資のご提供をお願いします。


・家、お金、自動車、漁船
・彼女、嫁 ←

【食品】
・米
・水★1
・野菜★2
・果物
・日持ちのする食品(乾物類)
・天ぷら油
・魚の缶詰
・煎茶
・ベビーフード
・だしの素
・チャーハンの素
・みりん
・醤油
・昆布醤油 ←
・マヨネーズ
・ソース
・ケチャップ
・ドレッシング

【雑貨】
・ジャージM&L
・ラジオ
・カセットコンロ&ボンベ
・デッキブラシ
・長靴(漁業用ではなく)
・長靴(夏物)24cm
・女性用の普通の靴(各サイズ)
・絆創膏
・ごみ袋
・BOXティッシュ
・トイレットペーパー
・サランラップ
・アルミホイル
・洗剤と漂白剤
・ハンドクリーム
・キッチン用の?ゴム手袋
・赤ちゃん用の洗剤と漂白剤
・赤ちゃん用の爪切り
・紙おむつ各サイズ
・綿棒
・耳かき
・原付スクーター★3
・薪ストーブ
・ドラム缶(風呂)


★1:水

電信柱を立てて、その間を電線で結ぶ電気に比べると、水道管の復旧は大変みたい。
まだまだ数ヶ月から年単位の時間がかかる地域も多くあります。

生きるか死ぬかの、生命の水という段階ではありません。
でも、生活のための水は、まだまだ大量に不足しています。

(給水車が来るようになったけど、市街地の人達がムダ遣いをするようになって、なかなか僻地まで来ない!という不満も)


★2:食品

お金が払えなくて、電気が止まった経験はありますか?
数日ぶりに家に帰ってきたら、冷蔵庫の中身がみんなダメになってましたよね?
つまり、電気が復旧した地域と、まだの地域では、食品に対するニーズが違うんです。

電気が復旧した地域では、野菜や果物、卵や牛乳のリクエストがあります。
……というか、その辺が足りてません。
その前に、冷蔵庫や電子レンジが足りてません。

電気が復旧してない地域では、相変わらず、食品の冷蔵ができません。
それで、乾物類や、牛乳も「常温保存可の」という但し書きが付きます。


★3:原付スクーター

放置自転車を被災地に!という活動は見かけますが、行き先は平野部に広がる大きな街ですよね。
入り江と岬が交互に続く地域では、狭く急な坂が続きます。
お気持ちはありがたいが、自転車はカンベンしてください!的なニュアンス。

原付スクーターを被災地に!という活動をされてる方がおられましたら、私の積載車で運びますよ。

注:自転車を必要としてる方もたくさんおられます

冷蔵庫や洗濯機も、まともに送料を払うと、けっこうかかると思います。
「積載車=自動車だけ」と決めつけず、いろいろとご相談ください。

毎度の同じフレーズで申し訳ございませんが。
単発でなく、継続的なご支援をお願いします。


(余談)

全国からの救援物資の中でも、衣類はもう本当に余ってる。
焼却処分してるところさえ出てきている。
……という報道がある中で、↑には、ジャージや靴のリクエストも載ってるでしょ?

ね?
足りてないんですよ。

私としては、そこをホメてほしいです。


さて、ゴールデンウィークも後半。
今年は、5月2日(月曜)が平日で、今日6日(金曜)が平日。
あとはカレンダーが赤だったり青だったりするので、貴重な平日です。

平日じゃないとできないことって、たくさんあるんですよね。
それで、あっという間に1日が終わってしまいました。


今回は(前回は)急に東京に帰ることになったので、駅の駐車場にトラックを乗り捨てて、新幹線で。
したがって今回も、新幹線で被災地へ。

なので、皆さまから送っていただいた支援物資を、銀座郵便局に取りに行くことはできませんでした。

いや、行くことはできたんだけど。
大量の段ボールを抱えて、電車とか新幹線には乗れないので。
それに、前回の分がまだ、駅の駐車場に乗り捨ててきたトラックの中に、入ってるので。

次回は、きちんとトラックか軽トラックで取りに行きます。


ところで。
駅の駐車場には、「大型車は禁止」と書いてありました。

できるだけ邪魔にならないように、いちばん奥の端っこに停めたし。
他県ナンバーで、「災害派遣」って貼ってあるし。
大型車じゃなくて、中型車だし。

大丈夫ですよね?
……と、ちょっぴりドキドキしながら行ってみたら、大丈夫でした。

ダメだったのかもしれないけど。
レッカー移動はされてなく、貼り紙とかもされてなく、事務所(会社名義なので)にも連絡がなく。

もしかして……
この駅は、これからも使える?

笑うかもだけど。
トラックを何日か置ける駐車場って、けっこう難しいんですよ。

高さ制限だけじゃないんです。
入る時に、曲がり切れなかったり。
縦に2台分のスペースを占領しちゃうから、2倍の金額を要求されたり。
入るのは大丈夫だったけど、出るのが大変だっり。

なので、4tトラック(の大きさの2tトラック)OKの駐車場は、カーナビに登録しまくってます。


さて。
0泊3日の弾丸ボランティアの初日とは言っても、今回の初日は夜からの出発。
それも、新幹線で爆睡して、あっという間に終点の仙台で、最後の1人。

(青森行きだったら危なかった)

そんなわけで、日記のように書ける内容は、無いよう。

そこで、今回は、Twitterと日記とブログの違いについて、私が思うところを。


Twitterって、最後に「なう」を付けることが多いですよね。

「仙台駅なう」 ←いま、仙台駅にいます
「昼食なう」 ←昼食をとってます
「うなぎなう」 ←これは回文

つまり、今やってること、今その場で思ってることをつぶやくのが、ツイッター。

で。
「今日は、仙台駅まで行きました」
「仙台駅で降りたら、昼食をとりました」
「うなぎを食べたよ」
……と、1日を振り返って書くのが日記。

これに対して、「仙台まで行ったなら牛タンを食べなくちゃ」とか何とか。
読んだ人がコメントを付けられるようになってるのが、ブログ。

日記は、書いた人からの一方通行。
でも、ブログは書いた人と読んだ人の双方向(も可能)。
インタラクティブとも言われる、この双方向性がブログの特徴なわけです。

Twitter、日記、ブログ。
現在のところは、こういう区別でいいのではないかと。


で。
前回も書いたと思うけど。
津波にやられた被災地での活動は、日没までなんです。

夜は、危ない。
運転してたり、疲れて深く眠り込んでたりすると、余震に気づかないことがある。
起きてたとしても、暗いと海が見えないくい。

つまり、津波から逃げ遅れる。
水没車を引っ張りに来て、自分が水没してどうするの?

「暗くなったら海から離れなさい」
これは、被災地の皆さまからもくり返し言われてます。


というわけで。
現地での活動は、昼間だけ。
明るい時間帯にVAIOを開いてブログを書くのは、もったいない。
それは、夜でもできること、でしょ?

正直、ケータイからTwitterにつぶやくのも、きついことがあります。

そして、夜は夜で、またやることがあったりするので。
ブログは、東京に帰ってからでもできることでしょ?
……と、なってしまう。

なので。
このブログは、東京に帰ってきてから、少しずつ書く。
そういうパターンが、これからも続きそうです。


あ。
よく言われる、インターネットと新聞の使い分け。

速報性は、インターネット。
ちょっと遅れるけど、文字で詳しく読めるのが新聞。
だから、どんなにテレビが発達しても、新聞は廃れなかった。
この先、どんなにインターネットが発達しても、新聞は廃れない。
……と、言われてるじゃないですか。

その速報性が売りのインターネットが、近頃はさらに分化してて。

そこそこの速報性が、ブログ。
超速報性が、Twitter
……って解釈で、よろしいのではないかと。

よろしくないかもしれないけど。
私のブログとTwitterは、そういう使い分けでいきます。


……と、わざわざ事前に宣言するほどの内容では、無いよう。


さて。
ほとんど終電で来たので、もうすぐ日付が変わります。

夜明けまでに、海岸の近くまで移動しなくちゃ。

※被災地(海岸の町)から一番近い、つまり、駅から一番遠いコンビニは、どこ?
ガソリンスタンドは?
→ この2つのチェックが、けっこう大事

自分にできる範囲で、ムリなく、末永く。
これが、個人ボランティアの鉄則。
自分にできないことを、誰かにやれと言うのは、スジが違う。

それは重々、承知してるんですけど。

昨日の「仙台の牛タンがおいしい理由」で、食い意地の塊だとバレてしまったと思うので。
それに、子どもの日だし。

食べ物について、もう1つだけ書いてみます。


こしあん、つぶあん、きなこ、ごま。
そこまでは、全国的によくあるんですけどね。

大阪や岡山のあたりで、びっくりした食べ物。
それは、おはぎの「青のり」です。

しかも、これがおいしいんですよ。

で。
そういう地域性の東北バージョンが、これ。↓

DSC00153.jpg


ずんだ、と言います。

枝豆をすりつぶしたもの。
団子だけでなく、おはぎでもあります。

これが、おいしいんだわ♪

「え~?」
「ずんだって、おいしくないよ?」
……という人が、関東や関西の知り合いでは多いんだけど。

それは、機械で作ってるから。
あるいは、おいしくない格安の枝豆を使って、味を補うために添加物を使ってるから。

宮城県、山形県、それから岩手県も?
あと、秋田県の一部でも、ずんだは一般的。
……のはず。

私は両親ともに東北で、子どもの頃は夏休みになると秋田に行ってました。
それで、よく食べていたのかもしれません。
(おもひでぽろぽろの世界?)

そんなこともあって、今でもずんだが大好きです。


もう1つ。
今回の仙台では、こんなものも見つけました。

DSC00152.jpg


どちらも、食べかけでごめんなさい。

この白っぽいのは、現物は白じゃない。
胡桃です。
くるみ

クルミの実をすりつぶしたものです。

これは、東北だけなのかなぁ?
もしかしたら、全国的なのかなぁ?
よくわかりませんけど。

でも、東京では見かけないですよね?


だから何?
……と、思うかもだけど。

あるいは、ここまでで、もう察しがついたかもだけど。

ホットの緑茶を片手に、ずんだとクルミを味わってて、ふと思ったんです。


こういうのって、今は機械で簡単にすりぶつしてるけど。
昔は、すり鉢とスリコギで、手作業でつぶしてたんですよね。

たとえば、彼岸とか夏休みとか、お祭りとかになると。
かわいい孫たちが喜ぶ顔を見たくて、おばあちゃんが一生懸命に朝からゴリゴリと。

私は、ヒマになると、前日に大豆を買ってきて、ひと晩じっくりと水を吸わせて。
すり鉢とスリコギでゴリゴリとつぶして、豆乳を作って。
にがりを垂らして、ちょっと固めて豆腐にしたり。
あるいは、豆乳鍋を楽しんだり、しています。

それで、よくわかるんだけど。
水をたっぷり吸った大豆よりも、枝豆とかクルミのほうが、大変だと思うんですよ。
叩くたびに、あっちこっちに飛びはねるだろうし。
いくら叩いても、なかなか↑の画像ほどには小さい粒々にならないだろうし。

孫への愛情とか、よっぽどの食い意地でもなければ、とてもとてもガマンできたもんじゃない。
便利な機械になれた現代人には、罰ゲームに等しい作業ではないかと。


でも、やっぱり、おいしいんですよ。

あっという間に悪くなる、保存が利かないという欠点は、あるけれど。

値段の安い材料の、素材としての悪さを隠すために、食品添加物を使う。
そういう商品の味に慣らされた現代人の舌には、手作りの味は、あまりにもおいしい。

旬の新鮮な材料を使って、添加物とかは何もなし。
しかも、できたて、作りたてを味わうんだから。
そりゃぁ、おいしいに決まってますよね。

そういう味を、あなたが楽しむのも、それはそれでいいんだけど。
あなたのお子さん達、感受性の豊かな小さい子供のうちに、経験させたいと思いませんか?


もうすぐ、枝豆の時期ですよね。

さっと塩で茹でて、ビールのつまみにするのも、それはそれでいいんですけど。

旬の時期の新鮮な枝豆と、すり鉢と、スリコギを持って行く。
もち米とか、米粉とか、その他の準備も、忘れずに。
もちろん、お子さんやお孫さんも忘れずに連れて行く。

そして、おばあちゃん達に、ずんだの作り方を教えてもらう。
……というか、子供たちが作るのを、手伝ってもらう。

お年寄りは、若い人や子ども達の役に立ちたい、と思ってるそうです。
誰かに喜んでもらえるという、生き甲斐に飢えている、とも聞きます。

避難所に行って、見ず知らずのお年寄りに、いきなりお願いしても難しいだろうけど。
被災地のお年寄りへのケアの1つとして、こういうのは意味があるんじゃないかなぁ?

ずんだとか、クルミとか、豆乳とか。
特に大豆は、畑の肉とも言われるほど栄養豊富。
タンパク質が不足してると言われる避難所生活には、最適だと思うんだけど。

こういうの、ダメですかね?


余談。
枝豆も大豆だって、知ってますか?


以上。
結婚生活に失敗したオッサンの戯言でした。

実際に子どもを育ててる、責任ある親の立場にしてみれば。
ずんだを作ってるヒマがあったら、塾で勉強させたいですよね?

昼間の仙台でのランチは、牛タン発祥の店、味太助の本店でした。

味太助 本店
http://www.aji-tasuke.co.jp/

仙台市青葉区一番町四丁目4-13
毎週火曜定休

仙台駅とか、仙台市役所の近く。
だから当然、地震の影響を受けています。


約1ヶ月前、4月初旬に行った時は、お弁当だけの営業でした。

DSC00104.jpg


節水のために、お皿を使わず、お弁当の容器で。
同じく節水のために、仕込みの量も減らしてて。
節電のために、営業時間も夕方5時ぐらいまで。

そして、ガスが止まったままだから、お湯が沸かせない。
それで、テールスープは休止中。

その辺が、↑の画像に集約されてるわけです。

4月8日(金)になれば、ガスが復旧する!
……と、張り切っておられたんですけどね。

その直前に大きな余震があって、仙台市青葉区のガスの復旧が延期になってたから……
たぶん、テールスープの復活は、さらに遅れたはず。


それが、5月2日(月)のランチタイムには、こうなってました。↓

DSC00155.jpg


お客さんもいっぱい入ってたし、夜の営業も再開したとのこと。
まだまだ、客には言えない苦労があるのかもしれないけど。
見た感じでは、見事に復活しています。


食べるのが好きな人は、この画像である程度はわかるかもだけど。

たとえば、ネタが新鮮なだけの回転寿司と、職人さんのひと手間の仕事を味わう江戸前とか。
デカネタが売りの回転寿司と、口の中での崩れ方や残り方まで計算した職人さんの握り方とか。
あるいは、安い大豆からでっきるだけ薄く大量に作った豆乳を、強力な薬で固めていった格安の豆腐と、昔ながらの手作りの豆腐とか。
……と、同じ。

切り方とか、包丁の入れ方が、職人さんの技。
炭火で焼いてることも加わって、機械でスライスした牛タンとは美味しさが違います。

牛タンも、機械でスライスしたほうが、価格は安くできるんだろうけど。
戦争直後、食べるものがなくて困ってた時に、試しに牛の舌を切って食べてみたのが、牛タンの始まりだそうで。
どうやったら美味しく食べられるか、いろいろな試行錯誤があったそうです。

近頃は、こういう職人さんの技に、お金を払おうとしない。
機械でいい、インスタントでいい、どんな素材でもどんな薬品を使っててもかまわないから、とにかく1円でも安く。
安さが一番!
そういう風潮の結果が、職人さんの後継者難とか、280円のユッケでの食中毒だと思うんです。

もう1つ。

食べることに興味がない人には、どうでもいい話。
とにかく安いのが一番!かもしれないけど。
みんなが価格を最優先にしている限り、デフレは終わらないですよね。

(また話が飛躍する)


お金や物資を送るだけが支援じゃない。
被災地に行ってお金を使う、少しでも経済をまわすことも、立派な復興支援です。
被災された皆さんの自立という意味では、そっちのほうが大切だとも言えます。

そういう意味でも、フラッと仙台あたりに遊びに行くのは、いいかもしれません。

プロ野球やJリーグを観戦するとか。
本やCDを買うとか、ケータイ代を払うとか、機種変更するとか。
ちょっとコーヒー1杯を飲みたくて、とか。
そんな用事のためにわざわざ仙台まで行って、現地でお金を使う。

ついでに、牛タンの専門店をハシゴして、味の違いを楽しむとか。
牛タンをブロックで買った時の切り方の参考に、じぃ~っと見つめてみるとか。

今度の休み、どうですか?
(助手席、空いてます)

注:回転寿司も好きですよ

マジメに仕事してるフリだけして、お金だけもらって。
もっと頻繁に、もっと長いこと、被災地に行きたいなぁ。
……と、ウワノソラな毎日。

連休中の貴重な平日の今日、朝からチョロチョロと動き回りまして。
ようやく一段落ついて、今夜から被災地に戻れることになりました。

被災地に「行く」ではなく「戻る」。
気持ちはいつでも、被災地です。


それで、被災地に向かうにあたって、銀座郵便局に立ち寄ったんですけど。
被災地向けの救援物資が届いてました。

大阪府河内長野市、松原さま。
愛媛県松山市、篠崎さま。
東京都国分寺市、秋村さま。
神奈川県川崎市、Yuiさま。
そして、ゆうパック伝票の「ご依頼主」や「品名」の欄に、匿名希望と明記された皆さま。
(以上、順不同)

先週の「トラックか?軽トラックか?」で、ちょっと生意気なことを書きましたけど。
おかげさまで、ちっぽけなオープンカーには積みきれない量でした。

(でも、積載車じゃなくても、軽トラックで間に合う量です) ←

いや、本当にありがとうございます。
金額とか物量を競い合う性質のものじゃないから、個々の内容は発表しませんけど。
皆さまからのお気持ち、確かにお預かりしました。

個々の品物については、必要としているところに心当たりがあります。
間違いなく持って行って、またご報告いたします。

以上、お礼まで。


大きな組織での支援に比べると、個人参戦に対する世間の目はとても冷たい。
一生懸命にやってるのに、とても冷たい。
そんなボヤキも、ネット上では散見されます。

でも、そういう大きな組織と同じ特徴で対抗しても、勝てるわけがないんだし。
いつかのどこかの球団みたいに、4番バッターばっかり並べてもうまくいかない。
8番バッターには8番バッターの役割があると思うんです。

つまり、ちっぽけな個人レベルだからこその、長所もある。
そこをご理解いただける方々に、お願いすればいいのではないかと。

あるいは、自分の小さな個人活動をいろいろな人に認めさせて、大きく展開していって。
そういう人達に「手伝わせてください」と言わせてみるとか。

いや、私はそこまで考えてませんけど。

いろいろな理由、いろいろな事情で、全国の皆さんからの支援物資が滞っている。
あるいは、「配布しきれない」とか、「余ってしまってる」と言われている。
その一方では、「ぜんぜん足りてない!」とか、「食料が枯渇してます!」とSOSを発信しているところもある。

そのギャップを少しでも埋めようと思ったら、やっぱり個人参戦ですよ。

お預かりした支援物資を届ける前から、さらなる追加をお願いするのも、どうかと思いますけど。
引き続き、継続的なご支援をお願いします。

行ってきます。


と、ここまで下書きして、昨日は出発。

今日は早朝から宮城県大崎市、岩手県一関市、それから宮城県多賀城市。
あわただしく、あちこちを行ったり来たりして、あっという間にお昼。

仙台と言えば、牛タン。
その仙台の牛タン発祥のお店でランチして、近くの喫茶店でコーヒー休憩。

さて、午後から三陸海岸側に移動しましょうか、と。
ここで急遽、東京に戻ることになってしまいまして。
あわてて新幹線で帰って来ちゃいました。

お預かりした物資は次回、必ず届けに行きます。

被災地で、いろいろなお年寄りと話してみて、気がついたこと。
人によって、ちがうんですね。

「戦争の時よりもひどい」と言う人がいる一方で。
「戦争の時よりは、まだマシ」と言う人もいる。

なんでだろ?


考えてみると、全然ちがうんですよね。

今回の大地震そのものによる被害も、決して小さくはないんだけど。
津波の被害を受けた地域の被害は、それを遥かに上回る。

やっぱり、今回の被災状況によって違ってくるはず。

そして、よく聞いてみると、戦争体験そのものも、けっこう個人差があるみたいです。

召集されて戦地に行った人、国内に残った人。
戦地で大変な思いをした人、国内に残った人、疎開した人。
空襲に遭った人や、被爆した人、そういう人が身内にいた人、等々。

その辺は、戦争を知らない私達が軽々しく語れるようなものではなく。
お年寄りの皆さんが語ってくださる経験を、ただ拝聴して、その苦労に思いをめぐらすだけなんですが。

「戦争」というひと言で括られる中にも、1人1人が経験した苦労は、それぞれ。
だから、戦争と比べてどうか?と聞かれれば、答えは個人差が出るようです。


いろいろなお年寄りと話してみて、感じること。

戦争の時の体験を、若い人たちに知ってほしい。
あんな過ちは、二度とくり返さないでほしい。
自分が経験したことを、死ぬ前に語っておきたい。

私たちが思ってる以上に、一般的に言われてる以上に、そういう思いは根強いみたいです。

それで、ふと思ったんですけど。
日本の歴史を振り返る時の大きな目安の1つに、「戦前」と「戦後」があるじゃないですか。

戦後と戦前では、世の中の仕組みが大きくちがう。
何を語るにも、前提となる部分が根本的に異なる。

今回の震災も、そういう位置づけになるのかもしれません。
私たちが年寄りになった時も、若い人達に語り継ぎたい、と思うのかもしれません。


ここで、お年寄りの皆さんの体験を拝聴するための、基礎知識。
掛け算の九九ができないまま社会に出てしまった人も、これだけ覚えれば大丈夫!

4×3=12
4×4=16
4×5=20

昭和12年。
日中戦争が始まる。

昭和16年。
真珠湾攻撃で、アメリカにケンカを売る。

昭和20年。
原爆2発で降伏、敗戦。
……ではなく、終戦と言わなくちゃいけないらしい。

余力があるなら、もう1つ。
昭和12年の日中戦争から連戦連勝、次々と各地に勢力を広げていった日本軍にとって、転機となったのが昭和17年。
ミッドウェーでの敗北から一転、日本は敗色濃厚となっていく。

現代は、小学校が6年、中学校が3年、高校が3年。
それが当時は、尋常小学校、高等小学校、とか。
その辺は、お年寄りに教わったほうがいいと思うので省略。

昭和12年っていうと、日中戦争が始まった時ですよね。
近衛内閣の時の盧溝橋事件でしたっけ?
……とか、そこまで言えなくても大丈夫。

昭和12年、昭和16年、昭和20年。
この3つだけ覚えとけば、その時に自分は何歳で、何をしてた、とか。
そんなところから始まって、一生懸命に話してくださいます。


注意点を2つだけ書いておくと。

昔の日本人は、朝鮮半島や中国大陸の人達に対して、敬意をはらっていた。
それが何故だか、日露戦争、日清戦争、そして日中戦争の頃から、見下した態度をとるようになった。
……そうです。

で。
そういう時期に多感な若者だったのが、今のお年寄りなので。
根っこの部分には、アジアの人達やロシアの人達、あるいは黒人に対する差別的な考え方を持ってるケースが多いです。
全員が、とは言いませんけど、私の実感としては「多い」です。

でも、そういうところを批判したり、正論で論破するのは、違うと思うんですよね。
そういう傾向があることを知った上で、聞き役に徹するべきだろう。
……というのが1つ目。

2つ目。
真珠湾攻撃がどうこう、ミッドウェイや硫黄島でどうこう。
そういう戦争物語的なことには、お年寄りの皆さんはそれほど詳しくありません。
なぜなら、本当のことを知らされていなかったから。

ちょうど、今回の原発事故や、つい最近の尖閣諸島でも似たようなことがあったっけ。

そういう戦略的・戦術的な話ではなく。
戦争の時に、どんなつらい思いをしたか?
聞き出すのは、そっちです。


考えてみると、戦争が終わった当時の若者が、今のお年寄り。
焼け野原から今の日本を作ったのは、今のお年寄りの皆さんなんですよね。

そっか~
今度は私たちの世代の番なんだよな、と。
そんなことを考えつつ。

お年寄りの多くは、若い人達と話したがっている。
だけど、うるさがられると思って、遠慮している。
……と聞いたこともあります。

お年寄りの皆さんは、安全な場所でお茶でも飲んでてくださいね。
あとは私たちがしっかりやりますから。
……と言うだけでなく。

戦争の時は、もっと大変だったらしいですね。
当時は、日本全国だったわけだし。
今みたいに、ケータイもインターネットもなかったわけですし。
……なんて感じで、お年寄りの昔話にじっくり付き合う。

これも、大切なケアの1つかもしれません。

◆レクイエム (Requiem)
鎮魂歌、死者を追悼する音楽。

3月に東京で開催されるはずだった、フィギュアスケートの世界選手権。
これが1ヶ月ちょっと延期されて、今週末、モスクワ(ロシア)で開催されたんです。

タイトルを見ただけで、笑ってる人達がいると思うけど。
でも、フジテレビの放送は、あまりにもひどかった。

フジテレビでしか見てない人には、さっぱり伝わってないのでは?……と、大いに不満を感じつつ。
フジテレビの放送さえ観られなかった被災地の皆さんには、どのぐらい正しく伝わってるんだろう?……と、そこを一番に考えて、やっぱり書きます。

あ。
このブログのHNの由来は「名前の由来」で書いたとおり、正真正銘の97%が「&津波」です。
誤解のないように。


で。
残り3%の気持ちを抑えつつ、できるだけ簡単に説明してみますけど。

フィギュアスケートは、秋から春までの半年間が1シーズン。
その1シーズンの締めくくりとしての最後の大会が、春の世界選手権。
日本の今年の出場枠、女子は3人。
それは、クリスマスに開催された全日本選手権で決まってます。

「過去の実績を考慮しての」とか何とか、引退した人間や外部の人間が介入しない、予め期日を決めての一発勝負。
そういう決め方が定着しつつあるようで、とてもいいことだと思います。

ところが!
独占放映権を買ったフジテレビは、大会前から「浅田真央vsキムヨナ」という構図での報道ばかり。
あるいは、優勝候補として報道するのは、特定の韓国の選手ばかり。

今シーズンの全選手の全演技の録画をチェックすれば、優勝候補として扱うべき日本人選手が誰なのか、明らかなのに。
そんなことするまでもなく、もうわかってるはずなのに。
スポンサー・マネーなのか何なのか、昨シーズンまでの古い構図に縛られていて、客観的な報道をしない。
元々、その辺に不満は感じていたわけです。

それなら、独占放映なんて高い買い物はしないで。
特定の選手だけを応援する専門チャンネル、という方法もあるのに。

でも、そのぐらいならいいんですよ。
ここは、あまりマニアックなことを書くブログじゃないし。


初日(前半?)のSP、ショート・プログラムの結果が出てすぐ、Twitterでつぶやきました。

【初日SP】
1位 キムヨナ 32.97 + 32.94 = 65.91
2位 安藤美姫 34.20 + 31.38 = 65.58
(技術点+演技構成点)

ところが。
それでもなお、昨シーズンまでの古い構図に縛られてるマスコミが多いの。
ここまでくると、もう、笑っちゃいます。

やっぱり、政権政党とマスコミによる情報操作が相変わらずだからこそ!
これからは個人によるインターネットの時代だね。
……と、この時点では軽く考えていたんですけどね。


びっくりしたのは翌日、FS(フリー・スケーティング)の結果が出てからです。

【最終結果】
1位 安藤美姫 +130.21 = 195.79
2位 キムヨナ +128.59 = 194.50

事実上の優勝候補2人のスコアが出て、残り3人。
その時点で、「最終結果」の速報が次々と、ケータイに届き始めたんです。

え?
なんで?
これ、生中継じゃなかったの?


大震災による延期と、遠く離れたロシアでの開催。
ロシア側はそこを考慮して、日本のゴールデンタイムに合わせて開催してくれたんです。
しかも、開催式では日本の被災地を応援する演出。
フィナーレも日本人選手たちを中心に、みんなで日の丸を描くパフォーマンス。

たった1ヶ月での開催と、これだけの演出。
ロシアの皆さんには、ただただ、感謝するだけ。
頭が下がります。

競技としてのフィギュアスケートでは、ヴォーカル(歌)の入った曲は使用禁止。
それを承知で、敢えて歌の入った曲を使った選手もいました。
被災した日本の人達への、応援の気持ちを込めて。

さらに!
競技が終わった翌日、日曜はノンタイトルのエキシビション。
たくさんの選手が、日本を励ますメッセージを出し、そういう祈りを込めて演技をした。
ロシアのスケート連盟は、「日本に捧げる詩」なるメッセージも出した。

それらをすべて無視して、フジテレビは延々と、前日までのハイライト映像をくり返し、特定の韓国選手の特集を流していたんです。
しかも、肝心の演技は録画で。


それだけじゃないですよ。


最終日のエキシビション、優勝した安藤美姫選手は当然、「レクイエム」だと思ったんです。
ところが、ちがった。
とても意外だったし、不可解でもありました。

ところが!
満場の拍手を受けての、アンコールで「レクイエム」ですよ。

優勝できなかったら、エキシビションに出場できなかったら。
……と考えてしまう弱い自分って、誰の心にでもあるでしょ?

そういうつもりだったのか!と、その選曲に感動しました。
そして、その演技にも感動してしまったのでした。


今までのフィギュアスケートで、私の心に響いてきた演技は、3つ。

1つは、トリノで金メダルを決めた時の、荒川静香選手。
もう1つは、一昨年の全日本での、中野友加里選手の「火の鳥」。
そして、同じ一昨年の全日本での、鈴木明子選手の「ウエスト・サイド・ストーリー」。

ジャンプとか個々の技術で、この3人(と美姫ちゃん)を上回る選手は、他にいるけど。
でも、演技の全体を通して心に響いてきて、今でも(これからも)ずっと記憶に残っているのは、この3つだけ。
……と、思っていたんだけど。

この3つを上回る内容でした。

賞金とか、お金をぽんと寄付するのも、それはそれで確かに尊い志なんだけど。
フィギュアスケート選手にしかできない、とても心のこもった演技。
もしかしたら、彼女の選手生活で一番の最高傑作になったかも。

……と、数年来のファンが感動してしまったほどの、名演技を。
「放送延長」という不可解な扱いで、録画できなかった人がたくさんいたらしい。

競技会じゃなくて、ノンタイトルのエキシビション。
それが、なぜ放送延長なんだろう?

答:不要なハイライト映像や特集映像に時間を使い過ぎたから


もう1つ。
女子で優勝した安藤美姫選手は、ロシア語で感謝の気持ちを伝え、英語で日本の現状を伝えました。

マスコミの過熱ぶりに、「私はスケートが好きで滑ってるだけなのに」と困惑していたスケート娘が、「1人でも多くの人に笑顔を」とか「日本のために」と言うようになった。
そして、そんな重圧の中でもきちんと結果を出して、日本を代表して世界にお礼を言うまでになった。

それも、フジテレビは伝えませんでした。


20年以上かけて、フジテレビは日本にF1を定着させてくれた。
そこは誰もが認めるところです。
ところが、フィギュアスケートに関しては、そういう考えがないらしい。

余計な演出は不要、過去のハイライト映像をムダにくり返す必要もない。
スタジオからの、ゲストとの会話も不要。
スポーツ中継は、ただ、生中継してくれれば、それでいい。

インターネットでリアルタイムに結果を知ることのできる時代。
それが、テレビに求められている役割(の1つ)だと思うのですが。

フジテレビに文句を言うだけじゃ、ダメですよね。
ああいう報道にお金を出した、スポンサー各社にも文句を言わないと。

協賛各社の名前をここに書いても、被災地の皆さんは喜ばない。
……と思うので、ここでは自粛しておきますが。


ロシアのスケート連盟や、関係各位、世界選手権に出場した選手たち。
そして、いろいろな思いを抱えて出場した日本の6選手。

被災地では、強制的に派遣された無気力ボランティア達があちこちで問題を起こしてる、といった話を伝え聞く一方で。
遠く離れたロシアからの、人並み外れた強い感受性を持ってる人達による、心からの思いを込めての活動の数々。
それが今回、さっぱり届いてないのでは?
……と、強い不満を感じたので、書いてみました。

エキシビションでの「レクイエム」は、あなたの心に届きましたか?
あなたの周りで心を痛めてる皆さんに、届いたでしょうか?


それにしても……
「何かを持ってる」と言われる人達は、いいですね。

私が「レクイエム」とか踊っても、キモイだけ。
何も伝わらないどころか、逆効果と思うので。

私はこれからも、積載車で週に1~2回、被災地へ。
皆さまからの支援が届きにくい地域への、直送を続けていきます。

(僻地とか過疎地と書かれるのは、嬉しくないらしい)

匿名希望の方も多く、ここで紹介できないのが残念ではありますが。
引き続き、継続的なご支援をお願いいたします。

プロフィール

安藤二七三

Author:安藤二七三
安藤は& 二七三は津波。東北地方太平洋沖地震 &津波。クレーン付き積載車で0泊3日の弾丸ボランティアを週に1~2回。全国からの支援が届きにくい地域に東京から直送中。ご協力をお願いします。〒100-8799 銀座郵便局私書箱469号 救援物資係 ※ガス欠や脱輪、パンクは1万円。積み込み回収は7万円。迷惑ボランティア!と言われる前にこっそり呼んでね

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