このブログは更新を終了しました。
ネットで見かけただけの見ず知らずの私に、たくさんの物資を託してくださった皆さま、本当にありがとうございました。

このブログは、支援やボランティアが必要だった「震災直後の記録」として、そのままの状態で残します。

これからは、物資の支援から、消費の支援へ。
被災地に行ってお金を使おう!

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Aug 23, 2013



趣味が高じて買った積載車(クレーン付き)で週に1~2回、水没車を引っ張ったり吊り上げたりしています。
当初は空荷で往復してましたが、現在は皆さまからの救援物資も直送中。
「災害派遣車両」として高速道路が使えるようになり、ブログを始める余裕ができました。

東京での想像と、現実とのギャップ。
これを、少しでも埋めたいんです。


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昨日の青森県沿岸部の被災状況に続いて、今日は岩手県その1。
北部です。

今日1日、Twitterでかなりの量の画像をつけてつぶやきまくったわけですが。
その全部をこのブログに載せるのは、どうなんだろう?

ケータイの機種によっては、表示しきれないよね?

なので、撮りまくったうちから何枚かを軽くご紹介するにとどめます。


まずは、昨日の続きで青森県八戸市。

蕪島って聞いたことありますか?
ウミネコ繁殖地、蕪嶋神社です。

lNRx7q.jpg


そして、すぐ近くの鮫観光案内所。↓

xuKGa8.jpg


有名な場所なので、行ったことのある人は多いと思います。
あなたの記憶、楽しかった(恋人とケンカ別れした?)思い出の場所の、これが今の姿。

ありゃりゃ~
……と思うか?

あるいは、この程度で済んでよかった!
……と思うか?


ニュースやネットでいろいろと見てるけど、どれほどの災害なのか、どうしても実感がわかない。
報道できない映像などが山ほどあるんだろう、とは思うけど、まったく想像ができない。
……というご意見も、いくつかいただいてます。

でも、それは当たり前。
仕方ないと思います。

誰も経験したことないんだから。

で。
まさか、そういう1人1人を助手席に乗せて0泊3日の弾丸ツアー、というわけにもいかないだろうし。
少しでもうまく伝えるには、どうしたらいいんだろう?
……と、試行錯誤をくり返すオッサンが、ここに1人。


蕪島の先は、葦毛崎展望台とか、タイヘイ牧場とか、大須賀牧場とか、種差海岸とか。
東京から近い?本州にも、こんな素晴らしいところがあるんだよ!的な、とても景色が良くて気持ちいい一帯が続くのですが。
このブログの趣旨とは違うので、省略。

岩手県に入って最初の画像は、これでした。↓

iY3D56.jpg


皆さんも旅行で見かけたことがある?津波浸水想定区域の看板です。

これがね~
海岸線に沿って、あちこちで見かけるこの看板がね~
実は、けっこう正確なんですよ。

国会答弁やら記者会見やら、その他。
「想定外の大津波で」、「想定外の」、「想定外の」。
責任逃がれのための決まり文句として、このフレーズが多用されている昨今ではありますが。

この看板を過ぎた途端に、ガレキの山となる。
「想定区間終了」の看板を過ぎた途端に、普通の町並みに戻る。
「津波浸水想定区域」の看板は、実はけっこう正確なんです。

「想定外だったので」という決まり文句に、「うん、そうだね、仕方ないね」と、安易に同調していいのか?
こうやって実際に被災地を丹念に見て歩いてる1人として、そこにも疑問を感じます。


青森県八戸市から県境を越えると、岩手県洋野町。
ひろの

道路の橋が壊れて、その向こう側では鉄道の鉄橋が流されて、橋桁だけ。
そんな光景も見ました。

txmr42.jpg


志津川(南三陸)に慣れてしまうと、そんなに驚く光景ではないのですが。
でも、これはやっぱり、地元の皆さんにとっては大打撃ですよ。

有名な大きな街ばかりが、全国のメディアがくり返し報道している。
その一方では、あまり有名でない各地域でも大変な被害が出ている。

報道されていることだけがすべてではない。
そこは、これからもくり返し強調していきたいところ。

岩手県北部も、けっこうな被害を受けてますよ。
……と思ったら、こんなもんじゃなかったんです。


あ。
その前に、この地域では大きな町、岩手県久慈市。

ケーズデンキでの売り切れ商品は、この通り。↓

0MIpxl.jpg


そうか、物流はかなり回復してるみたいだね、と思いますか?
それとも、震災から6週間が過ぎた今でも、久慈市ほどの大きい街でもこういう状態?
……と思いますか?

全国からの救援物資が、さばき切れないほど来ている!
欲しい物と届く物のミスマッチが大きくて困ってる!
……などの報道があっても、そのまま鵜呑みにしないほうがいいですよ。

組織が大きいが故の弊害、ってやつでしょうか?

日夜、現場で大変な苦労を続けてる、自治体の末端部の職員の皆さんとか。
あるいは、被災者の皆さんの声が、きちんと反映されてるとは限りませんから。

もう1つ。
現地の被災者の皆さんが手に入らなくて困ってる物資を、救援物資として送る場合。
そういう皆さんに直送してくれる人(私)に託したほうが、いいと思いませんか?


久慈市では、小袖海女センターにも立ち寄ってみました。

txmr4M.jpg


行ったことのある方ならご存知でしょうが、前は、大きな防波堤の内側です。
後ろはご覧の通り、岩です。

そういう場所なのに、こういう状態でした。

昨日の下北半島や八戸に比べると、久慈に来た津波は、明らかに強かったみたいですね。

この先、南へ行くほど、被害が大きくなっていきそうな予感……


岩手県久慈市の南は、野田村です。
駅でいうと、陸中野田。

予想が当たってしまって、ここはすごいです。

まずは、被災した田んぼ。
畑じゃなくて、田んぼだと思います。

HCnYmp.jpg


海に近い農地が塩水に浸かっただけなら、まだわかるんですけどね。

ここは明らかに、田んぼや畑じゃなくて、町だった一帯だよね?


j3JZ9t.jpg


6週間で、ガレキの撤去はかなり進んだようですが。
まだまだ、たくさんの人手と重機と資材と、資金が必要みたいです。


さらに南、田野畑村もすごかったよ。

ZRBcQa.jpg


明戸キャンプ場〜三陸魚センター付近。

ちょっと逆行で見えにくいかもだけど。
道路の太さから、けっこうな広範囲を俯瞰して撮ってるのが、おわかりいただけるかと。


そして、田野畑駅を過ぎて平井賀トンネルをくぐってみると!
なんとなんと、鉄橋がぶっ飛んでました。

iY3D5G.jpg


この橋桁の上にあった橋は、どこ?
……と、入り江の奥のほうを見てみると。

UnqwM2.jpg


こんなもん、個人参戦のクレーン付き積載車じゃ、歯が立ちません。

そして、志津川(南三陸)周辺で感じたのと同じ無力感。
ここまですごいと、ちっぽけな個人に何ができるんだろう?


この先、島越駅までの区間は道路も通行止。

田野畑村役場のほうを迂回して、また海岸線におりてきてみれば。
こちらは、海岸線の道路のあちこちに、波消しブロックが落ちてます。

海に設置してあるのを陸地から見てると、あまり感じませんが。
こうやって道に落ちてると、かなり大きいです。

もちろん、きれいな状態とは限らなくて、壊れてるブロックも多数。
ハッキリ言って、邪魔です。

なんだか、マリオカートな気分?


田野畑駅から、島越駅があった付近までで、日没サスペンデッド。
続きは次回です。

(2日かけて、下北半島から宮古までたどり着けなかった)笑


以上、画像11枚。

今日の発見、その1。
「津波浸水想定区間」の看板は、かなり正確!」

その2。
津波の被害の北限は、青森県の三沢漁港付近。

その3。
町が丸ごと壊滅的な被害を受けてる級だと、岩手県野田村(陸中野田)。
それから、田野畑村の明戸地区と、田野畑駅周辺から島越地区にかけて。

確かに、久慈市や盛岡市まで、道はつながってるんですけど。
運転できない方や、身内に車が1台も残ってない方は、大変な苦労や、気遣いをされてることと思います。

皆さん!
深刻な被害を受けた地域は、岩手県の北部にもありますよ!


……と主張したところで、朝までに東京に帰らなくちゃ、なんだけど。

最寄りの盛岡インターまで、約120km。
そして、盛岡から浦和までは、約500km。
(東京までじゃなくて、浦和まで)

東北道はともかくとして、下道で盛岡まで約120km。
……ってことは、次回、盛岡から来る時も約120km。
これは確かに、遠いです。

でも、遠いからこそ、行かなくちゃ!
……だよね?

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Author:安藤二七三
安藤は& 二七三は津波。東北地方太平洋沖地震 &津波。クレーン付き積載車で0泊3日の弾丸ボランティアを週に1~2回。全国からの支援が届きにくい地域に東京から直送中。ご協力をお願いします。〒100-8799 銀座郵便局私書箱469号 救援物資係 ※ガス欠や脱輪、パンクは1万円。積み込み回収は7万円。迷惑ボランティア!と言われる前にこっそり呼んでね

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