このブログは更新を終了しました。
ネットで見かけただけの見ず知らずの私に、たくさんの物資を託してくださった皆さま、本当にありがとうございました。

このブログは、支援やボランティアが必要だった「震災直後の記録」として、そのままの状態で残します。

これからは、物資の支援から、消費の支援へ。
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Aug 23, 2013



趣味が高じて買った積載車(クレーン付き)で週に1~2回、水没車を引っ張ったり吊り上げたりしています。
当初は空荷で往復してましたが、現在は皆さまからの救援物資も直送中。
「災害派遣車両」として高速道路が使えるようになり、ブログを始める余裕ができました。

東京での想像と、現実とのギャップ。
これを、少しでも埋めたいんです。


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被災地で、いろいろなお年寄りと話してみて、気がついたこと。
人によって、ちがうんですね。

「戦争の時よりもひどい」と言う人がいる一方で。
「戦争の時よりは、まだマシ」と言う人もいる。

なんでだろ?


考えてみると、全然ちがうんですよね。

今回の大地震そのものによる被害も、決して小さくはないんだけど。
津波の被害を受けた地域の被害は、それを遥かに上回る。

やっぱり、今回の被災状況によって違ってくるはず。

そして、よく聞いてみると、戦争体験そのものも、けっこう個人差があるみたいです。

召集されて戦地に行った人、国内に残った人。
戦地で大変な思いをした人、国内に残った人、疎開した人。
空襲に遭った人や、被爆した人、そういう人が身内にいた人、等々。

その辺は、戦争を知らない私達が軽々しく語れるようなものではなく。
お年寄りの皆さんが語ってくださる経験を、ただ拝聴して、その苦労に思いをめぐらすだけなんですが。

「戦争」というひと言で括られる中にも、1人1人が経験した苦労は、それぞれ。
だから、戦争と比べてどうか?と聞かれれば、答えは個人差が出るようです。


いろいろなお年寄りと話してみて、感じること。

戦争の時の体験を、若い人たちに知ってほしい。
あんな過ちは、二度とくり返さないでほしい。
自分が経験したことを、死ぬ前に語っておきたい。

私たちが思ってる以上に、一般的に言われてる以上に、そういう思いは根強いみたいです。

それで、ふと思ったんですけど。
日本の歴史を振り返る時の大きな目安の1つに、「戦前」と「戦後」があるじゃないですか。

戦後と戦前では、世の中の仕組みが大きくちがう。
何を語るにも、前提となる部分が根本的に異なる。

今回の震災も、そういう位置づけになるのかもしれません。
私たちが年寄りになった時も、若い人達に語り継ぎたい、と思うのかもしれません。


ここで、お年寄りの皆さんの体験を拝聴するための、基礎知識。
掛け算の九九ができないまま社会に出てしまった人も、これだけ覚えれば大丈夫!

4×3=12
4×4=16
4×5=20

昭和12年。
日中戦争が始まる。

昭和16年。
真珠湾攻撃で、アメリカにケンカを売る。

昭和20年。
原爆2発で降伏、敗戦。
……ではなく、終戦と言わなくちゃいけないらしい。

余力があるなら、もう1つ。
昭和12年の日中戦争から連戦連勝、次々と各地に勢力を広げていった日本軍にとって、転機となったのが昭和17年。
ミッドウェーでの敗北から一転、日本は敗色濃厚となっていく。

現代は、小学校が6年、中学校が3年、高校が3年。
それが当時は、尋常小学校、高等小学校、とか。
その辺は、お年寄りに教わったほうがいいと思うので省略。

昭和12年っていうと、日中戦争が始まった時ですよね。
近衛内閣の時の盧溝橋事件でしたっけ?
……とか、そこまで言えなくても大丈夫。

昭和12年、昭和16年、昭和20年。
この3つだけ覚えとけば、その時に自分は何歳で、何をしてた、とか。
そんなところから始まって、一生懸命に話してくださいます。


注意点を2つだけ書いておくと。

昔の日本人は、朝鮮半島や中国大陸の人達に対して、敬意をはらっていた。
それが何故だか、日露戦争、日清戦争、そして日中戦争の頃から、見下した態度をとるようになった。
……そうです。

で。
そういう時期に多感な若者だったのが、今のお年寄りなので。
根っこの部分には、アジアの人達やロシアの人達、あるいは黒人に対する差別的な考え方を持ってるケースが多いです。
全員が、とは言いませんけど、私の実感としては「多い」です。

でも、そういうところを批判したり、正論で論破するのは、違うと思うんですよね。
そういう傾向があることを知った上で、聞き役に徹するべきだろう。
……というのが1つ目。

2つ目。
真珠湾攻撃がどうこう、ミッドウェイや硫黄島でどうこう。
そういう戦争物語的なことには、お年寄りの皆さんはそれほど詳しくありません。
なぜなら、本当のことを知らされていなかったから。

ちょうど、今回の原発事故や、つい最近の尖閣諸島でも似たようなことがあったっけ。

そういう戦略的・戦術的な話ではなく。
戦争の時に、どんなつらい思いをしたか?
聞き出すのは、そっちです。


考えてみると、戦争が終わった当時の若者が、今のお年寄り。
焼け野原から今の日本を作ったのは、今のお年寄りの皆さんなんですよね。

そっか~
今度は私たちの世代の番なんだよな、と。
そんなことを考えつつ。

お年寄りの多くは、若い人達と話したがっている。
だけど、うるさがられると思って、遠慮している。
……と聞いたこともあります。

お年寄りの皆さんは、安全な場所でお茶でも飲んでてくださいね。
あとは私たちがしっかりやりますから。
……と言うだけでなく。

戦争の時は、もっと大変だったらしいですね。
当時は、日本全国だったわけだし。
今みたいに、ケータイもインターネットもなかったわけですし。
……なんて感じで、お年寄りの昔話にじっくり付き合う。

これも、大切なケアの1つかもしれません。

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Author:安藤二七三
安藤は& 二七三は津波。東北地方太平洋沖地震 &津波。クレーン付き積載車で0泊3日の弾丸ボランティアを週に1~2回。全国からの支援が届きにくい地域に東京から直送中。ご協力をお願いします。〒100-8799 銀座郵便局私書箱469号 救援物資係 ※ガス欠や脱輪、パンクは1万円。積み込み回収は7万円。迷惑ボランティア!と言われる前にこっそり呼んでね

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