このブログは更新を終了しました。
ネットで見かけただけの見ず知らずの私に、たくさんの物資を託してくださった皆さま、本当にありがとうございました。

このブログは、支援やボランティアが必要だった「震災直後の記録」として、そのままの状態で残します。

これからは、物資の支援から、消費の支援へ。
被災地に行ってお金を使おう!

次の 2つのサイトを進めています。

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Aug 23, 2013



趣味が高じて買った積載車(クレーン付き)で週に1~2回、水没車を引っ張ったり吊り上げたりしています。
当初は空荷で往復してましたが、現在は皆さまからの救援物資も直送中。
「災害派遣車両」として高速道路が使えるようになり、ブログを始める余裕ができました。

東京での想像と、現実とのギャップ。
これを、少しでも埋めたいんです。


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インターネットでいろいろと見ていて、ふと気になったことの1つ。
それは、除菌クリーナーです。

避難所での衛生環境のために、とか。
そんな理由で、除菌クリーナーとかウェットティッシュとか?の、物資の呼びかけをしてる人達がいるんだけど。

そういう目的なら、除菌クリーナーじゃ役不足。
医薬品としての、消毒薬の提供を呼びかけるべきじゃないの?

それとも……
科学的な根拠がどうこうの、本当の意味での清潔を求めてるのではなく。
気分的な問題としてのリクエストかな?

震災から2ヶ月が過ぎての、変化の1つ。
「生きるか死ぬかの瀬戸際」の支援から、「生活に必要な物資」の支援へ。

ある人には「そこまでは必要ないだろ」という物資が、別のある人には「どうしても不可欠」かもしれない。
他人に身銭を切らせてでも助けて欲しい必需品なのか、自分の稼ぎで買うべきゼイタク品の「おねだり」なのか。
その辺の境界線というか、判断が難しくなってきてるように感じます。


その例の1つが、カップ麺。

広大な被災地の中には、電気も水もガスにも不自由してる人達が、まだまだたくさんいます。
ようやく手に入れたカセットコンロでお湯を沸かして、それでカップ麺をすすってる人達も、たくさんいます。

カセットボンベでお湯を沸かして、カップ麺。
それって、ものすごい高コストだよなぁ。
……と思ってしまうのは、被災してない人の感覚。

そうじゃなくて。
戦後の焼け野原から現代の便利な生活を築き上げてくれたお年寄りたちが、1日3食、カップ麺をすすっている。
成長期の子ども達が、1日3食、カップ麺をすすっている。
その光景を見るたびに、心が痛みます。

……と、思っていたら。
震災直後、東京でもコンビニやスーパーでカップ麺が売り切れた時のアナウンスにびっくりしました。

「カップ麺の買いだめは、やめましょう」
「独り暮らしのお年寄りが困ってます」

え?
独り暮らしのお年寄りが、お湯を沸かしてカップ麺。
これって、普通なの?
(@_@)

お湯を沸かすだけ。
そりゃあ、確かに簡単だろうけど……

日本って、本当に「豊かな国」なんですかね?


……と、脱線したところで、話を戻します。

今回も、被災地に入って、本格的な被災地に入る前に、イオンのSCでお買い物。
(SC=ショッピングセンター)

一番おいしくて栄養があるのは、旬の食材。
安くて、栄養があって、今が旬で、小分けして配れて、他の人達は配ってなさそうで、子ども達が喜ぶもの。
う~ん……(悩


結論の1つは、卵と牛乳。
これは毎度のお約束。

東京では、放射能の影響がどうこう、牛乳を飲んじゃいけないとか何とか言ってる人もいるけど。
それもやっぱり、被災してない人の感覚。
他の選択肢があるから言えること。

そんなゼイタクは言ってられない。
とにかくタンパク質が不足している。
放射能?
政府や東電がウソをついてるなら、どっちにしても俺達は助からないよ。
すぐ近くに女川原発があるんだから。

……という、潔さというか、あきらめというか。

個人的には、牛乳といえば、三重県の大内山牧場。
あそこの、びん牛乳が大好きなんですが。
まさか、毎回毎回、鈴鹿まで買いに行くわけにもいかないし。

突っ込んで深く聞こうとしても、女川原発の不安について口を濁すし。

女川原発が本当に大丈夫だと思ってる人は、いないみたいだな、という印象を受けつつ。
私も毎回、いちばん近いところでは5~10km圏をウロウロしているわけです。


そんな大きな話は、さておき。
イオンの食品売り場をあっちこっち、ウロウロしまくった結果を発表します。

高野豆腐、鰹節、昆布醤油、ブリのあら or 鮭のハラス、生姜、ニンニクの芽、長ネギ、バナナ、苺、卵、牛乳。
それから、ヤクルトと果汁100%ジュースといちごオレは子供1人1本ずつ。
これが今回の「基本セット」です。

ニンニクは売り切れだったので、ニンニクの芽。
これをブツ切りにして、砂肝と一緒に炒めると、おいしいよね。

それから、前回のリクエストで、こう聞いたのさ。

「とにかく魚を食べたい」
「配給の缶詰も、魚のものばっかり選んでる」

なので、肉ではなく、魚。

酒飲みに酒をプレゼントしちゃいけない、という言葉がありますが。
漁師さんの家に魚を持っていくのも、勇気がいります。

でも、そんなこと言ってる場合じゃない。
……らしい。

私がお会いして話した漁師の皆さんは、誰もが魚に飢えてます。

「とにかく魚を食べたい」
「魚なら何でもいい」

本当に何でもいいんですね?……と、確認をした上で。
イオンの鮮魚コーナーで売っている、養殖ブリのあらと、海外サーモンのハラスの部分を買ってみました。

普通の切り身、身の部分ではなく、あら。
鮭も、身の部分ではなく、運動量が多く、脂がのっているハラスの部分。
魚好きの1人として、その辺の配慮は、したつもり。

生きていく上で必要な食料や生活物資の、すべてを届けることはできないけど。
耳かき1本とか、アラやハラスのひと切れで、ものすごく元気になれるなら。

できるだけ金額が安くて、だけどみんなが見落としているもの。
これが欲しかったんだよぉ!と喜んでいただける、できるだけ皆さんが元気になれるものを。
……というのが、私の基本スタンス。

1回限りの物量や金額を自慢しても、それって、ただの自己満足だと思うんです。
そういう系統は、本当に必要としてる人には届いてないみたいだし。

そうじゃなくて、がんばり過ぎないゆるさで、末長く。
引き続きで、皆さまの末長くナマ温かいご支援と、いろいろなアイディアをよろしくお願いします。


さて。
被災地にいる誰もが、自動車やバイクで自由に買い物に行けるわけじゃないし。
電気が復旧してない地域では、食品の冷蔵ができない。
電気の有無で、お届けする食品の種類を買えるのは、基本だけど。

でも、1日分の食料ならば大丈夫。
その日のうちに食べれば、問題ないよね。

ここで、ふと気がついた。

今回の「基本セット」、4軒分で約1万円。
つまり、このレベルを続けるなら、週2回で月8万円ってことに。

いい年こいて、嫁さんや子どもの面倒をみない、自由気ままな独り身。
まともに社会人してる同年代に比べたら、自由に使える金額は多いと思うけど。

でも、小さい金額ではないですよ。

お金が必要ならば、稼げばいい。
……と言いたいところだけど、被災地に行ってる間は無収入。
収入が減ってるだけでなく、貯金も取り崩してがんばってる個人ボランティアは、私だけじゃないはず。

本当に、このペースで続けていけるのか?
いま書いた「がんばり過ぎない、ナマ温かい支援を末長く」というフレーズに、矛盾してないだろうか?

身銭を切っての個人ボランティアの、限界ってやつ。
あなたは、毎月いくらぐらいまで耐えられる?


そんなことを考えながら、内陸での買い物を、沿岸部にお届け。

意外と喜ばれたのは、高野豆腐でした。
それから、切干大根。

そして、何よりも喜んでいただけたのは、やっぱり魚。

毎月8万円というハイペースは正直、キツイけど。
でも、こんなに喜んでいただけるなら、と思ったよ。


よく言うところの、「生きたお金の使い方」ってやつ。

映画「もののけ姫」だったかなぁ?
「子どもは社会の宝じゃ」というセリフがあったでしょ。

見ず知らずの他人の子どもでも、私達みんなの宝物。
被災地にいる、成長期の子ども達にタンパク質を。

はずれクジや、はずれ馬券や、おいしくないお店にお金を使うぐらいなら。
あなたも、被災地に食料を届けてみませんか?

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安藤二七三

Author:安藤二七三
安藤は& 二七三は津波。東北地方太平洋沖地震 &津波。クレーン付き積載車で0泊3日の弾丸ボランティアを週に1~2回。全国からの支援が届きにくい地域に東京から直送中。ご協力をお願いします。〒100-8799 銀座郵便局私書箱469号 救援物資係 ※ガス欠や脱輪、パンクは1万円。積み込み回収は7万円。迷惑ボランティア!と言われる前にこっそり呼んでね

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